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電子レンジでタンパク質が毒になるというのは?
電子レンジで食品を温めるとタンパク質が変質して有害になるのだそうです。 http://okwave.jp/qa4806481.html http://ichi.air-nifty.com/taware_zoushi/2005/02/post_10.html http://ww4.enjoy.ne.jp/~macroway/reg/evi/microhaza どういう化学変化が起きていると考えられるのでしょうか?
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No.2 & 8 です。 誤解があるようなので補足しますが、私は電子レンジが全く安全で疑いがないとは思っていません。あくまでも、引用されている論文が怪しいということだけです。 一応理系の勉強をして来た者として感じるのは、「電子レンジのマイクロ波によって変成した食物を食べることによる影響」よりも、「電子レンジをかけるときに漏れ出ているマイクロ波による人体への直接的な影響」の方が大きいのではないかということです。電磁調理器や携帯電話も同様だと思います。 これらのとても「便利な物」を、ちょっと危険かも知れないけど使い続けるか、危険性を優先して使わないか、それはもう個人の選択になると思います。一方で、それらの危険性に関して、十分正確な情報が提供されているかについては、大いに疑問ではありますが、信憑性が低いと思わせるような、過度の主張はかえって逆効果だと思います。
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- shou1
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色々回答がありますが。 輸血の話) 血液中の蛋白質が熱変成すると、体に害を及ぼすことがあります。 その辺で売ってる普通の電子レンジでは、凍結血液パックを解凍する際、加熱されすぎの部位(ホットスポット)を生じることが原因です。 加熱対象の温度分布を精密に管理できる特殊な電子レンジでは、このような問題は起きない、と言うのは、今では常識です。 ヘルテル博士の実験について: http://findarticles.com/p/articles/mi_m0813/is_3_32/ai_n13664949 で書かれているように、博士の実験は、「査読のある学術雑誌」に出されたわけではありません。 これは単純に言うと、「学者さんが論文内で変なこと言っていてもそのまんま載る」と言うことです。 さらに、 ・何を測ったのか ・どうやって測ったのか も明示されていないので、誰にも再現できません。責任感の有る学者さんの態度とはいえないですね。 現在では、この人の持ちネタは、海外でも「ムー」に相当するような雑誌でしか取り上げられていません。 捨てられたネタの再利用も程ほどに、って感じでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 小生、井戸の底からインターネットで外を覗いているだけの蛙ですから、結局何が fact なのか、何が fiction なのか、確かなことがなにもわかりません。人生なんてそういうもんだと諦めるしかなさそうです。
- TTOS
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公的機関で電子レンジの安全性について検証したものを紹介します。 http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20030905_1.html [全文(PDF:581KB) ] を見ると、くわしい実験内容が書かれていますが、ご心配の中身すべてについて実験はなされていません。実験するまでも無い当然のことがら(加熱するとタンパク質の性質が変わる=熱変性,ある種のビタミンが壊れるなど)または検証する必要の無いふざけた議論(正しい母親の直観=一部の母親の主張を一般化している)などについては、この報告を読んでも回答は得られないでしょう。 卵を電子レンジで加熱すると、殻の有無にかかわらず破裂の危険性がありますが、当然電子レンジを使ってはいけないものはあります。輸血用の血液を電子レンジにかけるなど、論外です。 すでに回答があるように、タンパク質は熱を加えると変性し、さらに胃の中で胃液によって変性・消化されます。 サツマイモをゆっくり加熱するとアミラーゼが長く働きデンプンが糖化され、甘い焼き芋になります。電子レンジを使うとアミラーゼは急激に変性しデンプンの糖化は抑えられます。目的にあった調理法を使えばよいでしょう。どちらにしても食べてしまえばアミラーゼは消化吸収され、デンプンも消化吸収され同じように栄養になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 卵を電子レンジで加熱するのはテレビの「探偵ナイトスクープ」という番組で見たことがあります。見た目は普通のゆで卵で、白身はなんともなく食べられるのに黄身を口にしたとたん破裂するのはなんとも不思議でした。
- origy
- ベストアンサー率32% (83/258)
電子レンジがこわれたのでそれを機会に、廃棄して買わずにいます。 :kishn_anさんの心配とは少し違いますが、参考までにご覧ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4112102.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4315207.html なお、他の回答者と熱くなりすぎ、削除された部分が三分の一ほどありますのでわかりにくい文章があります。ご容赦ください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 何千年も前に「利器多くしてますます暗し、技巧多くして奇物ますます起こる」と言った人がいたそうですが・・・ もう文明の進歩についていけません。 どうして科学の世界の人たちは頭ごなしなんでしょうか。 ・・・そういえば目の前にあるパソコンも電磁波発生源なんですよね。
- dipearl
- ベストアンサー率38% (226/582)
>これは電子レンジのみで起る特有の化学変化なのでしょうか?それとも電子レンジも煮るのも焼くのも、化学変化は同じということでしょうか? この場合の変性は熱によるもので、全く同じです。食品の温度というのはすなわち、水分子の振動の度合いのことですから、炎によって外側から水分子を振動させるか、電磁波によって内側から振動させるかの違いでしかありません。 >変性をおこしたタンパク質も、起こしていないタンパク質も、消化されればバラバラのアミノ酸になるので、人体への影響に何ら違いはないとすると、電子レンジで温めた物は太りやすいというのはなぜでしょうか? そのような事実はありません。考えられることは、電子レンジで温めたことによる変化によるものではなく、電子レンジの利便性による食べ過ぎでしょう。
補足
2度もご回答いただきおそれいります。 電子レンジの利便性による食べ過ぎとは。なるほど、納得です。 クックパドという料理サイトをみれば、電子レンジを使った料理がなんと14,090品。あきれかえるような手抜き料理満載です。 http://cookpad.com/%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8
- Aman_Jack
- ベストアンサー率43% (110/255)
No.2 です。 >電子レンジが販売し続けられていることが安全の証拠 でもないと思います。過去にも有害な食品添加物が野放しになっていた例がありますので。 私も全くその通りだと思います。ただ、3番目の論文が正しいと思う科学者が多ければ、それなりの研究が続けられ、危険性について議論がなされてきたはずだとも思います。この手の論文は、いくら正しいことが書いてあっても、明らかに怪しい主張が含まれていると全体が怪しくなるものです。輸血用血液の話は、専門家でない私が読んでもおかしいと感じました。電子レンジによる加熱は、緩やかなものではありませんから、いくら最終的に体温程度の加温でも、局所的に血液中の細胞や他の成分に影響を及ぼすことは容易に想像できます。それは、有毒化したというのではなく、まさに変性が起こったためで、それを血管中に入れてしまえば、異常をきたすことは自然なことです。血液の一部をグツグツ沸騰させ、冷たい血液と混ぜて輸血するのと大差がないかも知れません。そして、この「血管に入れる行為」による結果を、「食物を食べるという行為」に結び付けているところに、さらに怪しさを感じます。
お礼
2度もご回答いただきおそれいります。 怪しい主張が含まれている説は全体的に怪しまれて、だれも検証しようとしない、ということですか。 この電子レンジの質問は、グルメカテゴリーではちょくちょく出てくるのですが、いつも「そんなバカなことあるはずない」とか「そんな疑問をもつのはばかだ」というような回答ばかりで、なるほどと頷ける回答がありませんでした。こと電子レンジの安全性になると、なぜ?そんな頭ごなしな回答ばかりになるだろうかと疑問に思っております。
- dipearl
- ベストアンサー率38% (226/582)
直接的なご質問の答えが無いようなので、もとに返ってみましょう。 >どういう化学変化が起きていると考えられるのでしょうか? これがご質問ですね。 タンパク質というのは、アミノ酸が多数一直線に繋がったものです。それは糸くずのようなものですから、クチャッと丸まったような形になります。実際は、その糸くず内のアミノ酸同士が、S-S結合(ジスルフィド結合)などの2次的な結合によって、一定の立体構造を保っています。タンパク質の性質は、この立体構造が大きく影響しています。 熱やその他何らかの物理的な力、あるいは酸などによりS-S結合などが破壊され、この立体構造が壊れてしまいます。これを「変性」とよびます。電子レンジで起こるタンパク質の変化は、この変性です。 ここまでが回答です ------------------------ なお、変性をおこしたタンパク質も、起こしていないタンパク質も、消化されればバラバラのアミノ酸になるので、人体への影響に何ら違いはありません。「積み木」で家を作っても橋を作っても、崩せば単なる積み木の1ピースになるのと同じです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 これは電子レンジのみで起る特有の化学変化なのでしょうか?それとも電子レンジも煮るのも焼くのも、化学変化は同じということでしょうか? 変性をおこしたタンパク質も、起こしていないタンパク質も、消化されればバラバラのアミノ酸になるので、人体への影響に何ら違いはないとすると、電子レンジで温めた物は太りやすいというのはなぜでしょうか?
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
>太陽から放射されるマイクロ波は、摩擦熱を生じない直流の原理に基づいている 直流の電磁波っていったい何なんだ? 直流の波なんてあるのか? 国が理科教育をいい加減にしているのは無知な人間を多く育てて恐怖心で支配しようとする魂胆があるとしか思えん
お礼
すみません、ばかなんで。もっと勉強します。 (´・ω・`)
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
こんな記事を読んで不安になるとは、日本の理科教育は何をしているのだろう・・ 身の回りの多くのタンパク質は、ゆで卵が固まるように約70度近辺で変性します。 これは"タンパク質の変性とは"をキーワードに探せばいくらでもでてきますから、そちらに任せるとして。 DHMO(ジハイドロゲンモノオキサイズ)の危険性をご存知ですか?? DHMO (Dihydrogen Monoxide) に反対しよう ( http://www.komazawa-u.ac.jp/~kazov/Nis/etc/DHMO.html ) DHMO - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/DHMO ) ★電子レンジが加熱する仕組みの本当の基本を説明してくれないので、確かに不安になるのはわかります。 そもそも、温度とはその物体を構成している分子などが、どの程度運動しているかの指標なのです。子供たちがグラウンドで走り回っているようなものです。 水を含んだ物質は水分子の「尻を叩いて」元気にしてやれば、その元気さが周囲に伝染していく。電子レンジは、他の加熱器具と違って直接水を元気付けるから効率的なわけで、加熱するという作業自体は鍋をコンロで加熱しようが、棒で激しくかき回そうがまったく同じことなのです。 電子レンジは、元々はアメリカの海軍の兵隊さんがレーダーの前に行くとポケットのチョコレートが柔らかくなることで発見されたように、ある意味極めて安全な加熱方法なのです。 電磁調理器に使われている周波数は、ちょうど水分子の振動と共振する周波数--一休さんの梵鐘を指で揺らした話--- と同じものが選ばれているので、無駄に鍋を加熱しない・・ たぶん、人類の知る限り最も安全で効率的な加熱方法が電子レンジでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 DHMOの危険性拝見しました。身近な水も見方を変えればとんでもない危険物に見えます。さらに逆の見方をすれば、自分は水のことを知っているつもりでも、水の何を知っているというのだろうかと気付きました。 当たり前のもの、知っているつもりのもの、でもよく考えてみたら、そのすべてが判っているとは言えないのではないでしょうか?
- grumpy_the_dwarf
- ベストアンサー率48% (1628/3337)
1番と2番は有害だとは主張していません。3番は「私に理解できない ものは排撃せよ」症候群の典型例で、論理的なことはなにも言えて ません。「買ってはいけない」と同等の戯言です。 タンパクを変性させて保存して食べることを覚えたから、ヒトは生 き延びて人間になったのですよ。それにどうせ胃袋に入れば徹底的 に破壊してアミノ酸に分解するし、そうしないと吸収できないです からね。バカバカしいにもほどがあるって感じ。 3番って、マクロビオティックの宣伝サイトですね。自分が好きか嫌 いかを「陰陽」と表現してみたり、こじつけに満ちてますね。マク ロビオティックってのは、こういう主張を「禅」の思想だと偽って 海外のゲーノー人に広め、海外で認められたと日本で宣伝し、なか なか楽しい活動をしている連中です。信じると栄養失調になるので 注意。
お礼
ご回答ありがとうございます。 1番のURLの質問にある伊達友美管理栄養士は、電子レンジで温めた物を食べると変質したタンパク質で太ると主張しているらいしいのですが、どう思われますか?タンパク質を加熱すれば消化しやすくなって太るというのであれば煮る焼くも同じだと思うのですが。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
3つ目のやつだとどうだろ.... 結論だけでも ・生命エネルギー場 ・毎秒1立方センチメートルにつき百キロワットのマイクロ波に照射される あたりは容易にわかる突込みどころかなぁ? 「生命エネルギー場」なる用語は科学の中にはありません. 「毎秒1立方センチメートルにつき百キロワット」なんて, 単位のことを理解してる人間なら絶対言いません. よしんば最初の「毎秒」を削ったとしても, これがどのくらい「ばかげた強さ」であるかは認識できないと.... ちなみに庫内の容積 20L, 出力 1000W の電子レンジでも「庫内 1立方センチメートルにつき 1000/20000 = 0.05W」.
お礼
ご回答ありがとうございます。 3つ目のはたしかにおかしなところもありますが、引合いにしているリタ・リー博士、ハンス・ウーリッヒ・ヘルテル博士等の論文すべてが怪しい物なのでしょうか。
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お礼
3度もご回答いただき何とも恐縮です。 「安全に疑いが無いわけではない」ことがすなわち危険であるとか安全であるとか簡単に結論できるものではないというのはわかります。 考えてみれば安全で疑いがない物というものは、この世に無いのかもしれません。一瞬たりとも吸わずにいられない空気だって、まったく安全だとは言い切れないわけですし。 そういえば、以前何かで読んだこんな話を思い出しました。米に混ざった砂を選り分けている修行僧に、住職が「君は米を選って砂を捨てるのか?それとも砂を選って米を捨てるのか?」と尋ねたら「米も砂も両方捨てます」と言って米を床にぶちまけたと言う話です。 米も砂も両方捨ててしまったら、いったい何を食べたらいいんだということなのですが、中庸な生き方というのは、砂の混じったご飯を食べるようなものなのかもしれません。