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ロナセン錠
うつ歴12年の者です。 先日わけあって転院したところ、新病院で「非定型うつ病」と診断 されたうえSSRIのパキシルほか抗うつ剤を減薬されたうえ ロナセンという薬を処方されました。聞けば統合失調症の新薬だと いいます。現在のところ調子はいいようですがロナセンについての 知識がないためとても不可解です。どなたか詳しいかたご教授ください。よろしくお願いします。
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2008年1月25日に製造承認を取得した新薬の様ですね。 「承認された用法・用量は、「成人1回4mgより開始し、徐々に増量する。そして維持量として1日8mg~16mgを2回に分けて投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが1日最大量は24mgを超えないこと」となっている。」 以下参考に・・・。 http://geocities.yahoo.co.jp/gl/jpna21/view/20080415/1208242657 ロナセン錠についての特徴は (1)抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用をあわせもつ新しいタイプの非定型抗精神病薬(第2世代抗精神病薬)です。抗ドーパミン作用を主とする旧来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系副作用が軽減され、また陽性症状に加え陰性症状に対してもよい効果が期待できます。 (2)この薬の一つの特徴として、セロトニン受容体より、ドーパミン受容体に対する遮断作用が強い点があげられます。 また、脂溶性が高いため脳内に浸透しやすく、同系としては陽性症状にかなりよい効果を示します。統合失調症の急性増悪例においても改善効果が認められているようです。 (3)受容体選択性が高いため、錐体外路症状(ふるえ、こわばり)や、起立性低血圧(立ちくらみ)、高プロラクチン血症(生理不順、乳汁分泌)、体重増加などの副作用が比較的少ないです。 詳細については、以下参考に・・・。 (1)http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179048.html (2)http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/1179048F2023.html >知識がないためとても不可解です。 「うつ病」なのに「統合失調症」の新薬を処方されたので納得がいかないと言う事でしょうか・・・? この様な診断と処方はよくある事です。病名そのものも特定出来ないものも沢山ありますし、「うつ病」なのに、「統合失調症」の薬を服薬したら、劇的に改善したと言う例もあります。要は、病気のターゲットが「ドーパミン」主体なのか「セロトニン」主体なのかと言う事でしょう。 「ロナセン錠」の場合「抗セロトニン作用」と「抗ドーパミン作用」をあわせもつタイプの様ですので、現在ご自分に相性があっている様ですので続けられて様子みてはいかがでしょうか・・・? なお、副作用等が大きい様でしたら主治医にご相談される事をお勧め致します。
お礼
詳細にわたるお答えありがとうございました。 なにせ12年もわずらっていた上いきなり薬を一変させられたので ちょっとあわててしまいました。ご指示のHPを見たうえまた勉強させていただきます。