2重の住宅ローン

質問

はじめまして。

20年ほど前に当時はかなりの収入があった実父が山梨県内に家を建てました。
その後に実父は金利が下がるという理由から借り換えを行なったのですが、当時の年齢がそれなりだったために私に連帯債務を受けるように求めてきました（団体信用保険はこの時点では入れなかった）。
かなりの不安があり当初は断っていたものの、実の親の願いをむげに断りきれないことと、高額の生命保険にも入っていることを担保（？）とするということでしぶしぶ受けました。

その後に自分でも神奈川県内に家を買って家族4人で生活しておりましたが、昨年の頭に実父が病気で他界しました。

ここからかいつまんで説明させて頂きますと以下のような状況です。

・父の死後、母が同じ銀行で実家の住宅ローンを組み直した。
（団信付き・私が継続して連帯債務者）
・母名義のローンであるが、月14万の支払いは私が行なっている。
（このローンは残り15年ほど）
・神奈川県内の自宅のローンも毎月8万円ほど支払っている。
・私の兄弟はそれぞれの都合がありとても経済的な支援は不可能。
・実家は売りに出しているが買い手が見つかる見込みが少ない。
・私は自宅で仕事をしているため神奈川から山梨へ戻るのはすぐには不可能。

実家のローンは「母親への仕送り」の代わりだと思えば・・とも思っていましたが、さすがにこの状況は異常じゃないのか？と思いましてご相談させていただきたく思いました。

どのような形にするのが無理のない形になれるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

回答No.2

unos1201 · ベストアンサー

>実家は売りに出しているが買い手が見つかる見込みが少ない。

こういうケースでは、売り急ぐと、住宅ローンだけ残ることもあります。しかし、すでに半分以上は返済しているでしょうから、あと５年後とかに売れれば、どうにかローンを完全に返済し、いくらか残るでしょう。

その分を全額親から返済してもらうことを認めてもらうように、親に借用書を書かせましょう。また、送金していること、これを預金通帳などに残し、誰が支払っているのか事実を残すことが大事です。

お母さんが仮に１０年後に亡くなった場合、そのときは、ローンの残りよりも売却額が多いか、それを相続することになると思います。そのとき、他の兄弟が取り分を主張するときに、支払った実績と預金通帳などの送金の記録が裁判でも役立ちます。そうなると、相続税を軽減できますし、無駄なお金を取られないで済みます。

ということで、将来の売れたとき、あるいは、万が一お母様が亡くなったあとの心配をしないで済む様にするならば、決して無駄な支払いをしているとは思えません。一部を貯金している、財テクの一種と思うといいのではないでしょうか。

もしかすると、支払いに見合う相続が出来る可能性もあるということです。また、株と違い、ゼロになる心配はほとんどありません。それが不動産ですので、あなたが支払える以上は問題が少ないと思います。ある意味、隠し資産みたいなものです。

お礼

ご回答ありがとうございます。
通帳の件など大変に参考になりました。
また、他の方への補足にも書いたように「親に騙された」という感じをどうしても持ってしまい、マイナス思考でしか見れないというのが正直なところなのですが、ポジティブに捉える考え方もあるということを教えていただいたのは大変に嬉しく思いました。
ありがとうございました。

回答No.3

zzr1100d5

ご兄弟の支援が難しいとのこと。支払いの履歴を残すのはもちろんですが、今のうちに名義をご自分にしたほうが宜しいのでは？
35年ローンのうち、お父様が19年払ったということですよね？
であれば、不動産の半分以上は、相続する権利は他のご兄弟にもあると思われます。連帯債務者で、残りのローンを実際に支払われているのであれば、名義変更はそれほど難しいとは思いません。ご兄弟に残りのローンを支払う代わりに名義変更することを納得してもらったほうがあとでもめないと思います。現在はお母様への贈与となるようです。
名義変更する場合、相続するのにもお金がかかりますので、税務署に相談されてはどうでしょうか。

参考URL：

http://sumai.nikkei.co.jp/house/qahouse/shikin20080402a2000a3.html

お礼

名義変更ですか・・。
実は父が他界した後に数々の借金（弁護士に整理を頼んだもの以外）が発覚しまして、母以外の親族はみんな相続放棄しました。
そういう状況でも名義変更は出来るものなのでしょうか。

正直、通常は色々と金にだらしない親でも死んだら終わりというものだと思っていましたが全ての尻拭いを残された母と自分でやらされている状態で知識の無さが恨めしく思います。

お知恵を頂きましてありがとうございました。

回答No.1

mogmog0101

腑に落ちないのは住宅ローンは借入人自身が居住する事が原則。山梨の物件に連帯保証人だったらまだしも、連帯債務者なので、神奈川の物件の時によく住宅ローンが使えたな?って思います。

その点を差し引けば、自分の債務2本を返済しているだけなので何ら問題はありません。本来なら団信付きでお父さんが亡くなった時、全額返済できるのが一番良かった。でも高額の生保に入っていたのでしょ?保険金はドコにいっちゃったの?
次に、相続が理由で住宅ローンを組み直す際、返済期間・金額とも見直せれば良かった。

今となってはご家庭の問題なので、ご家族で解決策を見いだすしかありません。

お礼

＞今となってはご家庭の問題なので、ご家族で解決策を見いだすしかありません。

アドバイスありがとうございました。

補足

お恥ずかしい話なのですが父が他界した後に弁護士から連絡があり、その連絡によって父が多重債務状態だったことを家族が初めて知ったような状態でした。
そんな状況の中で生命保険は私達が知らないうちに解約されていて手元には入りませんでした。
こんな状態で頑張った母も可哀想ですが、自分も連帯債務を要求された時に「生命保険がこれだけ、所得保障もこれだけ掛けてるから絶対にそっちには迷惑かけない」という話だったのに・・と考えてしまい、実父から騙されたような感じさえしてしまいます。