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話者の少ない言語を学ばれた方(学んでいる方)
英語とスペイン語の学習者です。 両言語を学ぶにつれて、言葉を学ぶことそのものに楽しみを覚えました。 英語やスペイン語は多くの人に話されている言語で、今後も話者の多い 言語を学んでいきたいのですが、逆に話者の少ない言語も学んでみたく なりました。 今のところアイルランド語(ゲール語)やスラブ系の言語、北欧の言語など いくつか考えています。 趣味の域ですので、私自身はそれを何かに活かそうとは思っていませんが、 話者の少ない言語を学んでいる方は、実際に学んでみてどんなことを得ましたか。 使う機会が非常に限られるか、全くないと考えられますが、学んでみて 得したなとか、良かったななどありましたら教えて下さい。 併せて何語を学ばれたか(学んでいるか)も教えて下さい。 話者の少ない言語という定義はいろいろ考えられると思いますが、 ここでは実際に話している人が少ないことと、学ぶ人が少ないことを 指すことにします。 もしくは回答者さまご自身で定義していただいてもかまいません。 愚問かもしれませんが、よろしくお願いします。
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>お礼が大変遅くなりましてごめんなさい。 本当です。随分遅くなりましたね。(笑) この質問自体、忘れていました。 >子供の頃の環境は大人になっても影響を持ち続けるものですね。 そうですね。しかし、私の弟は語学はあまり得意でないので、個人差も大きいですね。 >hydrangea_さんご自身、たくさんの言語を学ばれて世界観は変わったでしょうか。 うまく説明できないんですが、日本語と英語はある意味対極にあると思うんです。言ってみれば白と黒でしょうか。その2色があれば どんな形も表せます。しかし、色というのは 白と黒だけじゃないんですね。赤もあれば青もある。私の場合は、黄色がないので全ての色彩を表現できるわけではありませんが、それでも白と黒よりははるかに色んな色彩を表現できると思います。抽象的ですみません。 ただ、私は少数語というよりも、英語やフランス語を介して他の外国語を復習するというように、既に知っているものを角度を変えて見直して得られた発見に感動した部分が大きいです。 例えば、英語にしても普通の人は何が西洋的で何がアングロサクソン的なのかよく分からないと思うんです。また、私はスペイン語も微妙に印象が変わりました。それまでは、スペイン語って何か宗教的な香りが強くて、情熱的で激しいというイメージありましたが、これもフランス語を介して復習することで、絹のように優しくて輝くようなイメージを感じるようになりました。ドイツ語も英語を介してやり直すことで、あの“いかつい”イメージがぐ~んと弱くなりました。 色々楽しく回答させて頂きました。 また興味深い質問を出されることをお待ちしております。
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wy1です。英語は間違いなく私にとって一番長く付き合ってきた外国語です。しかし、ドイツ語を学び始めた時(第一外国語で上手く行けば(成績が良ければドイツ語/独文学の専門家になれた課程)出来る限り英語に引きずられないように学ぶように心掛けた積りでした。似た者同士の言語を学ぶ際にきを付けないとゴチャゴチャになってしまい物にできない可能性がかなりあると思います。 大学の卒論でテオドール・シュトルムの”白馬の騎士”を取上げました。彼は現在のドイツのシュレースヴィッヒ・ホルシュタイン出身の作家で、この作品中で低地ドイツ語のことに触れております(作品の登場者全員が本来は低地ドイツ語の話者であります)それでその言葉がどんな物なのか? それと、偶々、日本で一冊だけ出版された入門書を購入し、ウエブサイトで現地の方で教えていただける人を探したところ、何人も友人になっていただき、教本や参考書、辞書を頂き、現地でお会いでき実践も多少できましたし、その地域の風土も知ることができました。低地ドイツ語は正にオランダ語と標準ドイツ語の中間?と言うより オランダ語により近いのではと見えます。 フリジア語と書きましたが、hydrangeaさんか挙げられたオランダの物ではなく、シュレースヴィッヒの最北西地方に残る話者は僅か1万位だそうです。オランダのフリジア語の参考書は日本でも二点あり、辞書もあります。フリジア語はアングロ・サクソン語と共に古英語の源泉の1つだそうです。従って、言語史的には英語に一番近いそうですが、現在の姿はオランダ語に近いかも知れませんね。日本人の研究者は大抵がドイツ語学者で、研究の一旦としてオランダ語、フリジア語、低地ドイツ語まで研究対象にされているようです。しかし、オランダ語を学べる少数の大学を除いて、専門に低地ドイツ語やフリジア語を学べる所はないでしょうね。 これらの言語を言語学的に研究するのなら、英語/古英語は相当参考になるでしょうが、ただ読む程度では私はドイツ語を参考にします。それの方が理解し易いのですが、真剣にやるのなら、半紙は別でしょう。 素人ですが広い意味でのドイツ語系統に嵌った感じです。
お礼
確かにおっしゃることは一理ありますね。 例えばスペイン語でポルトガル語を学んだらゴチャゴチャになるかも… ドイツ語は以前少しだけかじったことがあるのですが、ドイツ文学はもとより ドイツの地理や歴史・文化もあまり存じません。 でもなんとなくロマンチックというか、童話の世界のイメージがあって もう一度やりたいし、オランダ語やドイツ語周辺の言語も面白そうですね。 先日、たまたまオランダ語を商品パッケージで見かけたのですが はじめはドイツ語かと思いました。ドイツ語をなんとなく知ってる者からすると ドイツ語とオランダ語もゴチャゴチャしそうです。 低地ドイツ語やフリジア語、教えていただくまでその存在すら知りませんでしたが もし学ぶ機会があったらぜひやってみたいと思います。 (その前にドイツ語ですね^^) wy1さん、興味深いお話を有難うございました。
- Mindanaoji
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お尋ねの件とちょっと違ってしまうかもしれませんが、言葉を知るということは、その地域の日常生活だけではなく文化や歴史を知ることに関連してくると思います。 フィリピンは、マレーシア、インドネシアと接していてマゼランが来る前はモスリムの影響のある土地でした。イスラーム化していった理由として、モスリムは異教徒を奴隷にして使っていたのですが、イスラム教徒を奴隷にすることはできないのでそのために、土着の精霊信仰の影響を強く残しながらもモスリムとなっていったのだと推測します。 また、元々モスリムの人たちは海洋貿易を通じて遅くとも12~13世紀の頃からフィリピンから中国の辺りまで来ていて影響を与えて来ていたようです。14世紀頃から、モロッコの冒険家イブン・バトゥータが東南アジアから中国へ、そして明の鄭和が勅命を受けて東南アジア、インドを経てアフリカに達していたようですが、イブン・バトゥータも鄭和もモスリムですし、海洋貿易をしている仲間の情報を基に航海をしたようです。 またオーストロネシア語族の言葉は西はアフリカのマダガスカル、東は南太平洋からイースター東、北は台湾、南はニュージーランドまで広がっていて、現在のマレーシア語、インドネシア語等は海洋貿易者の使っていた言葉が基になり、フィリピンの中部、南部の言葉もこれに近いです。文字もアラビア語に、アラビア語にない発音を表記する文字が追加されたジャウィ文字も広く使われていたようで、公式に使われているマレーシアだけでなく、フィリピン南部の日常生活でも目にすることがあります。 タガログ語にもアラビア語から来ている言葉がたくさんありタガログ語で感謝のサラマットという言葉もアラビア語のサラーム(平和)から来ていると思います。また母音が三つという点も同じです。 フィリピンの場合は15世紀頃からスペインの文化が入り500年にわたって影響を濃くしていきます。特にスペイン人の多かったサンボアンガなどで話されているチャバカーノというクレオール語はラテン語の一つとして認められるくらいスペイン語の影響が大きい言葉です。 このような日本では余り知られていない部分が私の知的好奇心をそそります。教材がないことが逆に知りたいという欲望をかきたててくれています。 順序が乱れましたが、聖書の文語的表現と口語とはやはり違いますが、多くのジャンルでの使われ方を正しり、頻繁に使われる表現をたくさん知ることは重要です。加えて自分の関心のあることについてはよりよく伝えられるように普段から作文してストックしておき、話者に直してもらうことは欠かせません。 繰り返しますが、話者の多い教材がたくさんある言語は楽でしょうが、話者の少ない言語、教材が少ない言語は手作りの楽しさがあります。 まあ、どこまでできるようになるかは判りませんが趣味ですから時間を考えずにその時々関心を持ったことを楽しみたいと思っています。
お礼
Mindanaojiさん、有難うございます。 お礼が大変遅くなりましてごめんなさい。 >言葉を知るということは、その地域の日常生活だけではなく文化や歴史を知ることに関連してくると思います。 全くその通りだと思います。 歴史書には様々な資料から得た当時の状況が書かれていますが、言葉には歴史が直接含まれていると思います。 雪のない国に雪という言葉が存在しないように、天候や地理的条件なども含まれますね。 スペイン語にはラテン語とは系統の異なる英語やアラビア語の単語も入り込んでいますし、 他国との交易が盛んだったり侵略の多い国ではさらに言語は混ざっていくでしょう。 私は言語そのものを学ぶことも好きですが、このように言葉(あるいは文化・歴史が)混ざり、 または分離していくのを見ることが好きです。 フィリピン(ベトナムもそうだったかと思いますが)は東洋と西洋の混在が興味深い地域ですね。 アジア、特に東南アジアのことは全く知らないのですが、そこにも歴史があり、それが言語に 現われているというのは本当に興味深いです。 近代、日本が東南アジアの人々に日本語を強要した時代がありましたが(歴史認識が間違っていたらごめんなさい)、 タガログ語や周辺言語に日本語の単語は根付いていないのでしょうか。 手作りの教材、これはきっと体験されたことのある方でしか味わえない楽しさ・喜びであると思います。 教科書というのはどうしても作り手の思想・信条・拘りが見えますが、自分で作った教科書には 自分の足跡が残るわけですよね。 知的好奇心をかきたてられるということもよく理解できます。 私はまだ依然として他人の作った教科書の中でしか勉強していませんが、いつか自分で教材を作ったり 知られていないことを自分で学んだりしたいです。
>>wy1さんやmartinbuhoさんも中国語には無関心のようだし、、、<< 中国語は興味が無いと言うわけではありませんが、実を言うと簡易書体が好きでないのです。漢字文化の破壊にしか思えないのです。無論、旧漢字で教育を受けた機関は1年数ヶ月ですが、読みは殆ど問題はありません。会社勤めをしていた時は、中国に工場を持っており、中国語が出きれば何らかのメリットがあったかと思いますが、私の業務では英語力を要求されており、中国語は残留帰国子女の娘さんたちにお任せでした。 低地ドイツ語は標準ドイツ語の知識を通して学んでおりますが、小説、詩を読んだり、現地の友人たちにメールを書くことが学ぶ方法で、実際に口頭でクミュニケーションを取ることが殆ど不可能です。 これ以外に興味を持っている言語は北フリジア語類です。ウェブサイトに参考になるものがあるようです。勿論、日本での需要なんてありませんね。kれこそ、参考書の入手には低地ドイツ語以上に苦労することになります。
お礼
wy1さん、有難うございます。 お礼が大変遅くなりましてごめんなさい。 お仕事で英語を使われるのに支障がないほどwy1さんは知識・ご経験ともに英語のスキルがおありですよね。 英語を使って他の言語にアクセスしようとすれば日本語でそれを行う以上に 情報量があると思うのですが、それはなさらない。 いつも不思議に思うのですが、十分なスキルがおありなのに何故なさらないのかなぁと思うのです。 それはさておき、低地ドイツ語が標準ドイツ語とどのくらいかけ離れているのか存じませんが そこにご興味をもたれたのはなぜでしょうか。 また会話をなさらないのはどうしてでしょうか。(方法はあると思うのですが) ドイツ語を通して全く系統の異なる、例えばラテン語系などの言語は学ばれたことはありますか? 北フリジア語類…初めて聞きました。これもドイツ語の仲間ですか? wy1さんについては謎がいっぱいです。お礼以外の質問をしてしまいましてすみません^^
>hydrangea_さんが語学をやろうとした直接的なきっかけを差し支えなければ教えて下さい。 きっかけというか気付いてみたらやっていたという感じです。まあ、両親の影響が大きいですね。両親とも英語がかなり得意でして、小さい時から私を英語に親しませていました。私も興味を示し、かなり上達しました。フランス語は、丁度私が興味を示した時に、フランス語のできる私のいとこのお姉さんが色々サポートしてくれました。中国語は日本語ならカタカナで書く言葉も全部漢字で書くというので興味を持ちました。また英語やフランス語と違うタイプの言語も学習してみたかったのもあります。そうやって 語学の楽しみを覚えて、次にロシア語と関心が広がりました。 >何をおっしゃいますか(笑) 私も中国語やりますから hydrangea_さんもぜひやりましょうよ(笑) 中国語で何が一番難しいと言えば、漢字でなくて発音です。中国語は語順は日本語とかなり違うものの、英語よりも文法は易しいし、多くの人は英語以上にリーディングリスニングのギャップができてしまい、そこでリタイヤします。 今はロシア語を学習しています。目標はロシア語も英語やフランス語並に使いこなせることです。そして、また今度はロシア語を介して、英語、フランス語、中国語、ポーランド語などをやり直してみることです。そしてその上で、ロシア語を介してベラルーシ語やウクライナ語を齧ってみようと思います。そして、その他の学習予定外国語は韓国語の他に、現代ギリシャ語ですが、これは英語を介して学習してみようと思います。その他には、スウェーデン語とノルウェー語も検討していますが、そこまでに何年かかるのやら。 前回の回答で私が尻込みしている外国語にもう二つ加えます。 (11)ブルトン語 (12)ウェールズ語・・・共にケルト系の言語です。 これ以上は徒に色んな新しい外国語を齧るよりも、ネット上でも多く使われてる スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、オランダ語、中国語のレベルアップに力を入れようと考えています。限られた人生の中であまり欲張らずにある程度絞り込むのも選択肢の一つかと。
お礼
hydrangea_さん、有難うございます。 お礼が大変遅くなりましてごめんなさい。 どんな分野でもそうですが両親や周りの影響って大きいですね。 うちの両親は全く英語ができませんし(さすがにHelloやThank youくらいはできますが) 外国人に対する偏見や誤解なども少なくはないのですが、英語だけはちゃんとやっておきなさいと 子供の頃に言われました。 彼らは古い外国映画を見ているし、私も子供の頃よく洋画を観に劇場に連れて行ってもらいました。 残念ながら周りに外国語が話せる人はいなかったのですが、子供の頃の環境は大人になっても 影響を持ち続けるものですね。 他の方へのお礼にも書きましたが、外国語を学ぶことはそれを話す人たちを理解し心を寄せること だと思っています。 とかくメジャー言語にばかり目を向けがちですが、少数語を学べばより違った目線で世界を見ることが 出来るのではないかと思います。 hydrangea_さんご自身、たくさんの言語を学ばれて世界観は変わったでしょうか。 >(11)ブルトン語 (12)ウェールズ語・・・共にケルト系の言語です。 ケルト系、というのはなんだか心惹かれるものがありますね。 神話が持つロマンチズムのせいでしょうか。 4月からNHK語学講座がネットで聞けるようになったのでざっとメジャー言語に触れたあとで ぜひケルト系を学んでみたいと思います。
何度も失礼します。私と外国語のかかわりについて順を追ってお話ししようと思います。 私は小学3年生から英語を習い、中学2年生からフランス語を始めました。外国語の学習はなんかワクワクして好きでした。そして高校2年生で中国語も齧りました。大学の2外ではフランス語を選択しましたが、独学でロシア語も始めました。フランス語と中国語は英語の次の学ぶ外国語として人気が高いので、学習動機は書くまでもないと思います。 ロシア語はあの文字に惹かれました。 大学を卒業してからは、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に手を付けました。とにかくヨーロッパが大好きだったので、主要言語は押さえておこうと思いました。 それまでの言語は全部日本語を介して学習してきましたが、今度は英語を介して復習してみようと思いました。フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、中国語の順で学習していきました。そして、この学習法にも慣れたことだし、今度は英語で新しい外国語を学習しようと思いました。それで、オランダ語が英語に似ていて易しいというのでオランダ語を学習しました。 この学習法は前にも書いたように高度な英語力が要求されます。しかし、色んな外国語に手を出す傍ら、英語は英語でしっかり学習していました。英語に次いでフランス語も力を入れていました。 次に今度はフランス語を介して色んな外国語の復習してみました。これは一番得意な英語から始めました。しかし、学習を始めてみると 今までとはまるっきり違う視点から英語を見つめ直すのもとても新鮮でした。次に、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ロシア語の順に取り掛かり、新しい外国語としては ポルトガル語を始めました。 これでヨーロッパの主要言語は一応一通り学習したので、今度はマイナーな言語に挑戦しようと思いました。真っ先に思いついたのが北欧の言語です。北欧の中でもどちらかというとデンマークに一番興味があったので、差し当たり、デンマーク語を選びました。やっぱり、アンデルセンの童話が好きでしたからね。そう言えば、フランス語もドイツ語も英語と語順がかなり違う部分がありますが、英語の語順に最も近いのは北欧の言語だそうです。イギリス人の祖先となったアングル人は今のデンマークあたりからブリテン島に移住したそうですので、言語学的な見地からも興味をそそるものがありました。これも英語を介して学習しました。 私はイギリスに興味があって、その中でもスコットランドに何かしら魅力を感じていました。スコットランドでは英語が主流で、スコットランド語というのもあるが、これは英語の方言みたいなもので、スコットランド語とは別に(スコットランド)ゲール語という言語もあります。これまで、ゲルマン系、ラテン系、スラブ系の言語を学習してきた私にとってケルト系の言語は全く未知の世界でした。まさに神秘的なロマンを感じました。これも英語を介して学習しましたが、オランダ語やデンマーク語よりずっと難しかったです。楽しかったですが、それ以上にしんどかったでした。 そして、今度はわざわざ外国語を介さないで日本語で新しい外国語を覚えようと思いました。スラブ系の代表と言えばロシア語ですが、ラテン文字を使っているスラブ系の言語と言えば、ポーランド語ですね。ドイツと旧ソ連に挟まれて、キュリー夫人やショパンを生みだした国として ポーランドは興味を引くものがありました。 しかし、新しい外国語を学習するには物凄いエネルギーが必要です。 今予定しているのは、ベラルーシ語、ウクライナ語、現代ギリシャ語、韓国語です。ベラルーシ語とウクライナ語はロシア語と非常に似ているそうです。(スペイン語とポルトガル語以上) 現代ギリシャ語は ギリシャに行ってみたいし、ギリシャ語はとにかく美しい言語です。スペイン語やイタリア語のラテン系の言語とロシア語の中間のような感じです。 私は興味はあるものの、学習を尻ごみしてている言語があります。 (1)ラテン語・・・・ヨーロッパの文化を知るには欠かせないんですが、古典語は文法だけでなく、昔の文化背景が分からないと理解しにくいです。国語でも古文が難しいのはこれが大きいです。簡単な文法表みたいのはあるんですが、題材が難しすぎます。 (2)古典ギリシャ語・・・・ギリシャ文字が読める程度でです。ラテン語よりも難しそうなので尚更尻込みしています。 (3)アラビア語・・・・文字をいくつか知っている程度です。発音も文法もとにかく難しいそうです。 (4)ペルシャ語・・・・アラビア語よりは少し易しいそうですが、やっぱり文字で引いちゃいます。 (5)アイスランド語・・・何百年も殆ど変わらない化石のような言語だそうです。それだけに、非常に難しいようです。アイスランドにも行ってみたいし興味あるんですが。 (6)フィンランド語・・・・ヨーロッパの言語では異色だそうです。これも興味はあるんですが、やっぱり難しいそうです。 (7)タイ語・・・・あの文字好きなんですけどね。アラビア文字よりは易しいようだけど、タイ語は単語はスペースを開けないで全部続けて書くそうです。発音も難しそうです。 (8)モンゴル語・・・日本語に似ているそうですが、英単語の知識がスペイン語を単語を覚えるのに役立っているようなことが殆どないそうです。まあ、日本語と似ている言語としては韓国語の方が使う機会もずっと多いし、取りあえず見送ろうかなと思います。 (9)上海語・・・中国語の普通話ができれば取りあえずいいかなとも思います。 (10)フリジア語・・・オランダのフリジア州で使われている言語です。英語に最も近い言語と言われていましが、オランダ語の方に近いそうです。言語自体は難しくないはずですが、オランダ語かドイツ語からしかアクセスできないようです。 >「漢字」ということだけで尻ごみしてしまいましたが 色んな外国語をこれから学ぼうとしている人が何を言っているんですか。(笑)まあ、 wy1さんやmartinbuhoさんも中国語には無関心のようだし。しかし、いくら漢字が苦手でも リスニングはともかく日本人の漢字の知識は中国語のリーディングに大きく役立ちます。英検2級程度の人が中国語のリーディングに絞って1年間みっちり勉強したら、英語よりもスラスラ読めるようになると思いますよ。他の外国語だとよっぽと気合を入れて意識しないと無理ですが。
お礼
hydrangea_さん、有難うございます。 小学生の時から語学に関わってらしたんですね! hydrangea_さんが語学をやろうとした直接的なきっかけを差し支えなければ教えて下さい。 私は小さい頃から人ごみの中から聞こえてくる外国語が好きで、それを 聞いているとわくわくしました。いつかわかるようになりたいと願って、 遅ればせながら大人になって語学をはじめました。 Load of the Ringsを観た時にケルト文化を知り、アイルランドやスコットランドに 興味を持ちました。それでケルト系をやってみたいと思ったのです。でも…難しいのですね(汗) >新しい外国語を学習するには物凄いエネルギーが必要です。 その通りですね。まず面倒なことを覚えなきゃいけない。続けなきゃいけない。 mustが非常に多いですがその分自分が成長していく感じとか、諸々の見返りが あるものですね。 ギリシャ語も興味がありますし、イスラム建築とギリシャ建築が混在するギリシャ諸島って好きです。 踊りもいくつか有名なものがあるらしく、ブルガリア文化が混じっているようなものもありました。 ラテン系とはまた一線を画す興味深い言語です。 >私は興味はあるものの、学習を尻ごみしてている言語があります。 何をおっしゃいますか(笑) 私も中国語やりますから hydrangea_さんもぜひやりましょうよ(笑) ラテン語の案内書のようなものを2冊読みましたが、とにかく例文が古臭いしやっぱり古文なんだなぁという感じですね。 でも教会のミサって英語だとちょっとビジネスライクに聞こえてしまうんですが イタリア語やラテン語ってやっぱり荘厳で神聖な感じがします。 フィンランド語は猫の言葉…だそうです。意味はよくわかりませんがなんだか ロマンチックな感じがしますね。 フリジア語、これは知りませんでした。考えてみれば知らない言語の方がはるかに 多いわけで、おそらく言語学者も知らない言語がまだまだ多く存在し、そして 消えていくのだろうなと思います。 中国語に関しては漢字がわかる日本人にはアドバンテージですよね。 簡単な挨拶とリーディングだけでもやってみようかなと思います。 このトピ、気づいたら人気のQ&Aにランクインしてました(笑) まだまだクローズしませんのでお暇なときでけっこうですから回答くださると うれしいです。 (既にQ&Aの域ではない気もしますが…(笑))
- Mindanaoji
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> Mindanaojiさんは多くの少数言語を勉強されていますが、これらは 現地で覚えられたのでしょうか。教材は非常に限られると思うのですが どのように勉強されたのですか? お答えします。 タガログ語に関しては日本でも良い教材が入手できます。フィリピンに来る前にそれらを基に勉強し、フィリピンレストラン等に集まってくるフィリピン人と話すことにより研鑽をしました。 フィリピンに渡ってからは、道端で売っている安いマンガや雑誌、新聞を読み漁りラジオを判らなくても聴いたりしてる内に一年くらいで突然発音が完全に聞き取れるようになり、それからはどんどん上達し後はボキャブラリーを増やすだけでした。 やや人口の多い言語は、マニラに来ている地方出身者にタガログ語で尋ねては自分で対訳帖を作り、発音を母語者に聞いて直します。前にも書きましたが、大抵の地方言語は聖書がありますので、それを参考に文章を作り直して実際に試してみて訂正してもらうの繰返しです。文法が身に付けば後はボキャブラリーと創造力とユーモアのセンスが重要です。お喋りですから暖かい会話ができるように努力しています。 その他の少数言語については、乏しい文字データを収集するのに苦労しますので現地へでかけなければなりません。長い旅程を取るのは難しいので、レストランやボーディング・ハウスなどで話者を見つけて尋ねては自分で対訳帖を作るのがなっとのことも多いです。とりあえず聖書は試訳ながら結構でていますので、教会に行ってあるか尋ね、あれば購入してきます。希少本だったりするのでスキャニングして画像化する作業をしていますがこれが結構時間がかかりますね。一冊2ヶ月くらいかかったりします。 しかし、こういった教材作りの大変さも楽しみの一つでもあるわけです。他の人にはできないこと、持ってない財産(知的なものを含めて)が増えるわけですから。お金もそれほどかからないですから長く続けられます。他人から見ればバカなことをやってるように見えるらしいですが。
お礼
Mindanaojiさん、有難うございます。 わからなくても聞き続ける、とにかく読みまくる、これって大事ですよね。 語学で挫折してしまうのって大抵が「続かない」ことだと思うんです。 1年の辛抱が実を結んだ時はさぞ嬉しかったに違いありません。 聖書で語学…なるほど、このような使い方もありますね。 ここでちょっと思ったのですが、日本語の聖書にしても文語調でなんとなく 言い回しがわからないなとか古臭い表現だなと言う気がするのです。 さんは聖書と同時に現地の自然な言葉も吸収されたと思いますが、 口語と聖書とのギャップはありませんでしたか? 教材作りについても楽しんでおられるのですね。 そっか、教材がなければ作ればいいんだ… >他人から見ればバカなことをやってるように見えるらしいですが。 ははは(笑) 私とて、他人からみれば語学マニアだの日常使わないのに 無駄なことをなどと思われていますよ(笑) 日本語には雨に関する表現が多いですが、雪のない土地には雪に関する 語彙は存在しないですよね。 その土地だからできた言葉、言葉が育んだ思想を言語から得るのは やはり面白いです。 学ばれた言語の中でこんな特徴があった、というのがあれば教えてください。
hydrangea_です。調子に乗ってまた回答させて頂きます。 >アジアの言語に興味がないわけではないので 勝手な憶測失礼しました。私もヨーロッパの言語の方が興味があります。でも、アジアの言語と言えば、話者が少ないどころか英語よりも多い言語がありましたね。そう、中国語のことを忘れてはいけません。実用性も高く、興味深い言語だと思います。4000年前に文字を発明し、現代のようなハイテク時代になっても いまだに象形文字を現役でバリバリ使いこなしているのは中国語だけでしょう。4000年前は英語もスペイン語もまだ誕生していませんでした。古代エジプトも象形文字を発明しましたが、エジプトの象形文字は漢字を除くほとんどの文字のルーツにはなっているものの 廃れてしまい、エジプトではエジプト語さえ消滅しました。 モンゴル語は日本語と文法が似ていて、日本語のルーツを探る上でも 言語学的の間では比較的関心の高かかった言語の一つですね。日本語と文法が似ている言語と言えば 日本人にはもっと身近な韓国語がありますが、モンゴルは日本や朝鮮とは違って 中国の漢字文化の影響が小さく独自の文化を遂げてきているので、そう言った意味では モンゴル語は関心を引く部分もあります。また、私が学習してきた言語は全部日本語とタイプがまるっきり違いますので、日本語に似たタイプの言語も学習してみたいです。 ヨーロッパの言語は martinbuhoさんがつまみ食いされた バスク語のようなマイナーで特異な言語でさえ 使っている文字は英語やスペイン語と同じラテン文字です。しかし、アジアの言語は文字のバリエーションが豊富です。一番身近なのはハングルでしょうか。でも、タイ文字とかインド系の文字の方が趣があるように思えます。私の場合はインドネシアごとかタガログはとりわけ関心はありませんが、旅行会話の本を持っています。 >中東やアフリカの言語も楽しそうですね。 アラビア語やペルシャ語も面白そうですね。タイ語もそうなんですが、新しい文字にチャレンジしてみるのも楽しいと思います。ヨーロッパの言語はどれも同じ文字ばかり使っていますからね。トルコ語はラテン文字を使っていますが、文法は日本語に近いそうです。トルコは日本やモンゴルとも違って イスラムの影響を大きく受け、またヨーロッパ的な要素もあるので、トルコ語も関心を引きますね。アフリカの言語と言えば、スワヒリ語とかハウサ語とかでしょうか。すみません、私は全く興味がありません。 >今度はスペイン語で英語をやってみたいので、教材をいくつか選んでいる段階です。 それなら、↓の教材も検討に入れられたらどうでしょう。お勧めです。 http://www.amazon.co.jp/Esfuerzo-Assimil-Language-Learning-Programs/dp/2700510666 >スペイン語でスペイン語を学ぶこともやってみたい ことのひとつです。 ネーティブの小学校のスペイン語の教科書なんかもいい題材だと思いますが。 >逆にスペイン語に似ていて学習が 停滞しているのですが、 似ていることが逆に仇になりましたか。(笑) 甘く見るというか、本気で学習しなくなりやすいんですよね。 >この場合、ある程度おさえておくとはどの程度でよいと思いますか? 基本文法を一通り覚えて、語彙で1000~2000レベルです。目安として、NHKラジオ講座入門編終了か大学の2外の1年目終了、独習者向けの入門書を一冊終えた程度です。会話というのは知識ではなく 実践なので、あまり気にすることはないと思います。これはmulti_ponさんが必要に応じて練習すればいいです。 PS:色々偉そうなことを書いてきましたが、語学の情熱も以前より冷めてきましたが、今はロシア語を再び勉強しています。最近、ベラルーシという国に興味を持つようになり、ベラルーシ語も少し齧ってみたいと思います。 あまり難しい言語にチャレンジしてみようという意欲がなくなり、今まで学習してきた言語の再学習が中心です。それでも、新たに覚えてみたい外国語としては 現代ギリシャ語があります。
お礼
hydrangea_さん、有難うございます。 今どうしようもなくわくわくしています(笑) そうですね、中国語…覚えておいて損はないですし、日本語に対して 新たな発見もありそうです。「漢字」ということだけで尻ごみしてしまいましたが (大学で中国語を取らなかったのは漢字が苦手だからでした(笑)) 長い歴史を持つ巨大言語、近いうちにチャレンジしたいです。 トルコ語も面白そうですし、キリル文字を使うスラブ系とラテン文字を使う スラブ系の比較学習も楽しそうですよ。 アラビア語やタイ語の美しい文字にもひかれますね。ああいう謎めいた文字が 読めたらさぞ楽しく、世界が変わるかと思うと早く手をつけたくなります。 アフリカには舌うちに似たクリック音で意思疎通を図る言語があり、言葉の代わりに 太鼓などでクリック音を模写すれば意思疎通が図れるそうです。 スペイン語の教材の紹介、有難うございました。お値段を見てびっくり@@! 給付金が出たら買うかもしれません(笑) ↓の件についてもアドバイス有難うございます。 >この場合、ある程度おさえておくとはどの程度でよいと思いますか? 要するに知識としてあったほうが様々な点で良いということですね。 会話は挨拶程度にしても一通りどのような言語か知っておくことで他の言語への 理解が深まると思いますので、これは実践しようと思います。 ギリシャ語もラテン語と並んでヨーロッパ文化の根源を学ぶことができそうですね。 文字も魅力的です。 ベラルーシは複雑な歴史を辿っている国でしたよね。ロシアを中心としてその周辺国の 歴史と言語、これもやり始めたら止まらないかもしれません(笑) また何か思いつかれましたら教えてください。
- Mindanaoji
- ベストアンサー率51% (18/35)
アジアの言語なんですが、タガログ語を独学で勉強し約10年になります。ラジオを聴いても90パーセントは理解できるようになりました。新聞はまだまだ知らない言葉が時々出てきて、そこらのおばさんでも知っていたりすると悔しい思いをしています。ただ、タガログ語は話者が結構多く、マレーシアのサバでも通じますので話者が少ないとは言えません。 ですが、フィリピンには統計の取り方によって、100前後の言語があり、インドネシアに次いで言語の宝庫です。これらは、方言というよりは、文法も結構違っているのでやはり同系別言語と言えると思います。 ということで、私は数千円でできるフィリピンの国内旅行によく出かけ、バスや船の同乗者や宿の人に出身地の言葉を教えてもらったり、地方のレストランやサリサリ(雑貨屋)でそれを元にお喋りを楽しみます。フィリピンでは仕事中のお喋りは失礼でも何でもなく、お喋りが好きな国民ですので楽しい時間を過ごすことができ旅の情報収集にもとても役立ちます。できればその地方ならではの歌を教えてもらい、暗記して次の機会までに歌えるようにしておけばベストです。 フィリピンはキリスト教国ですので、言葉を学習するのに聖書は誤字脱字が殆どなく文法的にも良く吟味されていねいな言葉も勉強できる非常に良い教科書です。私は地方に行くと必ず聖書を探して入手するようにしています。また地方にある看板や告知板や悪戯書き垂れ幕も写真に撮っておいて後で調べます。相手の了解が得られれば挨拶とかをビデオに撮らせてもらいます。 やはり言葉は話者と楽しいお喋りができるということが一番のご利益です。地方の人はとても純朴なので話をするだけで自分が浄化されるような気がします。会話をより楽しくするためにいつも心がけていることの一つに、ジョークをたくさん憶え自分のオリジナルも作るということがあります。どこの人も笑い話が大好きなので笑い話をする人は大歓迎です。 こうやって話者が1000万人以上の8言語(イロカーノ、パンガラトック、カパンパガン、タガログ、ビコラーノ、ワライ、セブアーノ、イロンゴ)はとりあえず憶え、少数言語としてはイバナグ、イロゴット、ボントック、サンバル、クユーニン、キナライア等を齧りました。加えてマレーシア語(インドネシア語もほぼ同じ)も少々。元々マレーシア、インドネシアとは同じ系統の言語で、元は同じ文化圏ですのでこちらの地方言語も齧りたいと思っています。 仕事を引退した後は、地方で暮らしながらお金の掛からないこの趣味をもっと楽しみたいと思っています。
お礼
Mindanaojiさん、有難うございます。 フィリピンは、言葉は悪いかもしれませんが出稼ぎ国家と呼ばれるくらい 海外で働く人が多いですし、確かアメリカのある企業のサポートセンターは フィリピンだったと記憶しています。 彼女たちは完璧なアメリカのアクセントでした。 日本で暮らすフィリピンの女性たちも本当に日本語が上手ですし覚えるのが早いですね。 私は多言語国家に憧れます。また交易や戦争の過程で文化が混ざっていく様子に非常に興味を持ちます。 (戦争そのものには怒りを覚えますが) そこで話されている言語を見れば、そこで何があったのか辿ることもできますね。 私は海外旅行をすることが出来ないのですが、語学を通して旅をしているような気分になります。 Mindanaojiさんは多くの少数言語を勉強されていますが、これらは 現地で覚えられたのでしょうか。教材は非常に限られると思うのですが どのように勉強されたのですか?
再度wy1です。方言と言うかその土地の薫りを持った言葉を誰でも話していると思います。私は子供の頃宮城県、神奈川県に住み、中学の途中から大学卒業後も東京(目黒、世田谷)に住んでいました。喋り言葉としては、神奈川西部の色を持った共通語だったと思います。仕事で名古屋に2年いましたが、問屋街にいましたので、いつの間にか名古屋クセも着いてしまい、”何処の出身なのか、本当に関東、実家は東京?”ななんてよく不審がられました。 Plattdeutschのことを一寸書きましたが、かつてのヨーロッパの不況により、多くのドイツ系の人々が北南米諸国へ移民しました。また、ドイツ系ロシア人とも言える人々も(第一次大戦後?)ロシアを出て行きカナダやアルゼンチン等へ移住し、現在でもかなり多くの人々が、低地ドイツ語や標準ドイツ語の子ミュ二ティーを保っていると聴いております。何米(ペルー)の宗教放送局で低地ドイツ語(Plautdietch)を発信しているのがウェブサイトで聞くことができます。
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wy1さん、有難うございます。 その土地の薫りをもった言葉ですか。 自分では気がつかないのかもしれませんが、この地域はお年寄りくらいしか 土地独特の言葉を使いません。 ですから方言のある人をとてもうらやましく思います。 関東弁、あるいは「ほぼ」標準語もある意味地方言葉なのでしょうけれども。 さてペルーに低地ドイツ語の放送局があるとは驚きです。 イタリア、スペイン以外のヨーロッパ圏の人々と南米とがなかなか 結びつきませんが、言語は歴史や文化、人の流れなど様々な情報をもたらしてくれますね。 また何か思いつかれましたら教えてください。
再度martinbuhoです。 マイナーな言語がどんな言語かつまみ食いをするのが好きなほうです。タガログにはスペイン語の単語が多数ほとんどそのまま外来語として使われているので一時勉強しました。ケチュア語は辞典だけ、バスク語は入門書だけ、グアラニー語はアルゼンチンでラジオ放送を聞いただけ・・・ アルゼンチンの北西部はケチュア文化圏です。(北東部はグアラニー文化圏) ケチュア語のchinaは偶然スペイン語のchina(中国人の女性形)と同じ発音ですが意味は若い娘さんや同居の伴侶です。 広いパンパで牛を追って気ままな生活を送っていたガウチョ(混血の牧童)にも彼の帰りを待つチーナが粗末な家に住んでいました。自由と独立に生きたガウチョ(魂)はアルゼンチン人の古里です。 アルゼンチンには大勢のパラグアイ人の出稼ぎがいます。彼らを対象にしたグアラニー語のラジオ局もあります。グアラニー語を勉強したことはありませんが、有名なのはイグワスの滝です。 イは水、グアスは大きなという意味。 そのほかウルグアイ、パラグアイなどもxxの川という意味のようです。 マイナーな言語に興味を持つ人は文化人類学にも興味を持つようになり、世界の民族とその言語の分野に興味が広がり、欧米偏重ではない異文化理解が進み、日本は(だけは)すばらしい国だとか日本語は難しいという独りよがりな発想がなくなります。
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martinbuhoさん、有難うございます。 こういうお話は聞けば聞くほど楽しいです。 フィリピンにはスペイン統治の時代があったそうですが タガログにスペイン語が多数入っているのは知りませんでした。 現在学んでいる言語をそのように辿っていくのも面白そうですね。 ケチュア語圏って結構広いのですね。てっきりペルーやボリビア あたりのアンデスに住む人たちだけの言葉だと思っていました。 アルゼンチン独特のスペイン語もわくわくしますし、グアラニー語と いうのも面白そうです。 おっしゃる通りマイナーな言語、地域に根ざした言葉に興味を持つと 英語一辺倒の世の中への見方が変わります。 確かに英語は多くの人との接触の機会を提供してくれますが、 世の中にはもっと多くの文化や価値観があるのだと気づかせてくれるのは マイナーな言語ではないかと思います。 まだ締切りませんので思いついたことがあれば教えてください。 皆さんのお話が楽しくてポイントをつけるのが困難ですが(笑)
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お礼
本当に申し訳ないです(汗) 色に例えてのご説明、良く理解できました。 おっしゃるように、英語以外の言語を学んでいくと別の世界観が見えてきますね。 最初私がスペイン語に触れたとき、土くさいというか野暮ったい音かなという 印象を持ったのですが、学ぶにつれて愛らしい繊細な言語だと思うようになりました。 英語がビジネスや議論の為の言語ならスペイン語は歌うため、語る為の言語だと思います。 別の言語を通して他の言語を見ていくと、また新たな発見がありそうですね。 hydrangea_さん、楽しいお話を本当にありがとうございました。 この場をお借りして回答して下さった皆様にお礼申し上げます。 全ての方にポイントを差し上げたいのですが、システム的に不可能なので申し訳ありません。