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競馬でメビウスの方程式を利用した必要最小投資額の計算方法とは?
- 競馬において、必要最小投資額を求めるためにはメビウスの方程式を利用することがあります。例えば、5点買いをする場合でも、各オッズに対して利益を得るための掛け金を計算することができます。
- しかし、元返しを考慮する場合、計算に問題が発生することがあります。元返しとは、馬券にかけた金額と得られる利益が等しくなるようにすることです。元返しを考慮する場合、4点に対してメビウスの方程式を利用して掛け金を計算し、元返ししたい馬券の掛け金を求めます。
- しかし、元返しの分の掛け金を加えると、計算した金額を買っても利益が出ないことがあります。そのため、5点買いで元返しを考慮する場合のメビウスの方程式の使い方について、より詳しく教えてほしいと思います。元返しは1点に限らず、2点や3点でも応用できます。
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n件に対して賭けをするとします。そのうち、1~k件に対しては 利益A円を得るとし、それ以降に関しては元を得ることを考えます。 総額をM、オッズを a[1],a[2],・・・a[k],a[k+1],・・・a[n] とし、それぞれの購入金額を b[1],b[2],・・・b[k],b[k+1],・・・b[n] とすると次の関係が成り立ちます M=a[k+1]*b[k+1]=a[k+2]*b[k+2]=・・・=a[n]*b[n] ・・・・・(1) a[1]*b[1]=a[2]*b[2]=・・・=a[k]*b[k]=M+A=a[n]*b[n]+A ・・・・・(2) b[1]+b[2]+・・・+b[n]=M=a[n]*b[n] ・・・・・(3) (1)を変形すると b[k+1]=b[n]*a[n]/a[k+1] b[k+2]=b[n]*a[n]/a[k+2] ・・・・・ (2)を変形すると b[1]=b[n]*a[n]/a[1] + A/a[1] ・・・・・ これらを(3)に代入してまとめると b[n]*a[n]*{1-Σ[t=1,n]1/a[t]}=A*Σ[t=1,k]1/a[t] b[n]=A*Σ[t=1,k]1/a[t] / {a[n]*(1-Σ[t=1,n]1/a[t])} となります。 具体的に数字でやってみると 5点に関してオッズが a[1]=10,a[2]=13,a[3]=14,a[4]=20,a[5]=5とします。 これに対して1~4に対して10000円の利益を出すことを 考えるとそれぞれの逆数を足した 1/10+1/13+1/14+1/20+1/5=0.498351648 1/10+1/13+1/14+1/20=0.298351648 から b[5]=10000*0.298351648/{a[5]*(1-0.498351648)}=1189.485214 これで総額が 1189.485214*5=5947.426068 と求まり、残りはそれぞれ a[1]=(5947.426068+10000)/10=1594.742607 a[2]=(5947.426068+10000)/13=1226.725082 とそれぞれを求めていくとことができます。
お礼
ありがとうございました。 考え方自体はまだ理解半分ですが、これで値を求めることは出来ます。