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政府の銀行保有株買取
株価下落対策として、標記の対策を政府が行うと発表しています。 しかし、私には理解できませんのでどなたか教えてください。 もし、銀行が保有している株を近々に売るつもりならば政府が買い取って保有することは株価の下落対策になるのでしょう。しかし、株は現在底値圏内にあると思われ、その株を銀行が売るとは思えません。今後急激に株価が上昇するとは思えませんが、ゆるやかにでも上昇していくであろう株を銀行が売りに走るとは思えないのです。
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あなたの仰るとおりです。簿価の価格を割っている以上 損して売る銀行は少ないでしょう。案の定、日銀の要請に応じてませんね、 今回の株価対策は、銀行が保有する株価下落が自己資本の低下を招き、貸出し融資に影響、引いては企業の資金繰り悪化、倒産との資金の流動性を確保する狙いです。しかし、先ほどのように簿価を割って株を売却すればその時点で損失を確定されるわけですので簡単には売らない、現に新聞等でそのような記事がありました。 東証の日経下落は、外人投資家の売りが鮮明です。銀行が売却しなければ直接市場で買い入れることも検討したようですが、ある一部の銘柄を買うとなると公平差や官製が市場に介入する行為も説明ができません。 今、年金資金が買い支えていますが、外人売り圧力が大きく人為的に株価操作に介入することが実体経済に合致するとも思えません。 実体経済を悪化させないための方策でしょうが、内需振興の為の景気対策がいいかも知れませんね
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- kusirosi
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銀、銀行保有株買い取り 日本銀行は3日、銀行が保有する株式の買い取りを2月中にも再開すると発表した。買い取り総額は1兆円で、2010年4月末までの時限措置とする。株式相場の下落で銀行の体力が弱まって貸し渋りにつながり、さらに株価下落を招く悪循環を遮断する狙いだ。白川方明総裁が3日午後、記者会見して詳細を説明する。 日銀が銀行保有株を買い取るのは、持ち合い解消に伴う株価下落を軽減する目的で02年11月~04年9月末に総枠3兆円で買い取りを実施して以来、約4年4か月ぶりだ。 今回の買い入れ対象は、上場株式のうち「BBBマイナス」相当以上の格付けのある株式とする。株式保有額などで条件を満たすのは3メガ銀行など大手8行、地方銀行24行あり、希望すれば1行あたり2500億円を上限に買い取る。 買い入れた株式は12年3月末まで市場での売却をしない。17年9月末までに相場への影響を抑えながら徐々に手放す方針だ。 銀行保有株を巡っては、政府も銀行等保有株式取得機構を通じ、最大20兆円規模の買い取りを計画している。 銀行の4~12月期決算では保有する有価証券の評価損計上が相次ぎ、財務内容が急激に悪化している。多額の損失で、健全性を示す自己資本比率が低下すれば銀行の貸し出し余力が乏しくなる。 (2009年2月3日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20090203-OYT8T00568.htm
お礼
回答ありがとうございます。 株が市場価格で買い取られるのであれば銀行の資産は変わらず、財務内容も改善することにはなりません。今後必ず株価が下落すると決まっているならそうとは言えませんが。 まだ理解できません。
お礼
ありがとうございます。 理解できました。