• 締切済み

この医療保険の計算方法、考え方は妥当か?(2)

医療保険がペイするのかどうか、という問題について、平成17年度患者調査から、30歳女性が90歳までに、入院する率を計算してみました。 医療保険は、60日型、日額5000円とします。 閲覧第 61表 推計退院患者数,在院期間×性・年齢階級×病院 1ヶ月間に退院した患者の内訳と、その患者の在院日数(入院日数)がわかります。 この表を、0日~14日、15~29日、30~60日、2ヶ月~6ヶ月という4分類して、 7ヶ月目以上の超長期入院は計算していません。 {(1日×退院患者数)+(2日×退院患者数)+……}/退院患者数として、在院日数の平均を出しました。 0日は1日と計算しました。 その結果、平均在院日数は、 0~14日 5.7日 15~29日 20.8日 30~60日 42.2日 60日以上は、何日入院しても、60日分の支払しか受けられないので、60日としました。 計算は次のようにしました。 30~34歳の平均在院日数 (0~14日の患者数)×(平均入院日数5.7日)+(15日~29日の患者数)×(平均入院日数20.8日)……/(それぞれの患者数の合計) =8.69日 受療率 1ヶ月間に30歳~34歳の6ヶ月以下の入院をした人の人数(上記の患者数の合計と同じ)/30歳~34歳の人口=1.04% ある女性が、30歳~34歳まで5年間に入院する日数…… 受療率×12ヶ月×5年間×平均入院日数=5.40日 これを5歳刻みに30歳~90歳まで計算。 合計174.7日 174.7日×5000円=873,500円 手術数 手術数に関する患者調査は、入院で手術の有無はわかりますが、入院なしの手術がわかりません。 外来手術の大半は、手術給付金の対象外だと思いますが、給付対象のがんの放射線治療、日帰り白内障手術もあります。 1回の入院で2回手術する場合もあります。 わからないので、そのままの数字を使うことにしました。 30歳~90歳女性の入院に対する手術アリの割合は、32.5%です。 30歳~90歳までの平均入院回数は、7.6回です。 (30歳~90歳の1ヶ月の患者数×12ヶ月×60年/30歳~90歳の人口) 7.6回×32.5%=2.47回 一回の手術が10万円だとすると、247,000円。 給付対象手術が半分だとすると……123,500円。 873,500円+247,000円=1,120,500円 873,500円+123,500円=997,000円 30歳女性、60歳払込済、60日型、5000円タイプの保険料が90万円だとすると、ペイすることが期待できる……と言えるのかどうか、微妙なところだと思います。 でも、「間違いなく損をする」と断言することもできないと思います。 保険は、保障がメインであって、損得で決めるべきではないと思っています。 でも、判断基準のひとつであることは確かです。 貴方は、どのように思われますか?

みんなの回答

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.4

>他にこれほどの大規模な調査がないので、使わざるを得ないのです。  結局は保険会社がデータを公表していないという時点で、信頼性のあるレベルの計算は無理、という事でしょう。消費者がどれ程アンフェアな立場に置かれているのか実感していただけると思います。 >でも、どの程度違うのか、誰にもわかりません。  保険会社にはわかります。 >専門家である以上、それを論理的に検証する術を持っているべきだと思うのです。  質問者様の姿勢は素晴らしいと思うのですが、論理的に検証する事を商品の供給者である保険会社が望んでいないのだから仕方がないでしょう。  結局ペイするかどうかは厳密にはわからない、という事になりますが経済合理的行動主体である私企業が特定の情報を秘匿しているのであればそれは公開する事が不利な情報であると判断するほうが無難だと考えます。

  • kamochi
  • ベストアンサー率41% (282/677)
回答No.3

他の方からも指摘がありましたが・・・ そういう計算は、保険会社の商品開発の担当がやればいい問題であって、保険の営業の仕事ではないと思いますよ。 >例えば、ある人が、「人が一生で入院するなんて、平均で100日で >すよ。だから、ペイするはずがないのです」 >という説明をしたとします。 >この説明が本当か、嘘なのか。 >専門家である以上、それを論理的に検証する術を持っている >べきだと思うのです。 もしそれが嘘だとして、誰に対して立証しなければならないのですか? 保険をペイするかどうかという観点だけで捕らえて保険は不要というお客様がいれば、それはその人の価値観ですから尊重して引き下がればいいではないですか。それがお互いのため。 論理的に説き伏せたからと言って保険を契約する可能性は低いでしょうし、徒労が残るだけで誰も幸せになりません。 ネット上の論戦で論破するためだとしたら、そのパワーは他で使ったほうがいいですよね。 向き合うべき相手は、今日会うお客様です。 >保険は、保障がメインであって、損得で決めるべきではないと思っています。 そうですよね。 多くの人が損をするかも知れないけれど、中には保険で助かったという人もいる。自分がどちらになるか分からないから、保険に入るのです。 保険を損得で考えること自体間違いで、あくまで安心を買うものという原点に帰って考えるべきです。 「セ○ムなどホームセキュリティーにはお金がかかります。 入らなければ月々○○円が浮きます。空き巣に入られなければムダ金です。それより空き巣に入られたときに備えて貯金するほうが賢いでしょう。」 そういう意見に対して、年間に空き巣に入られる件数がいくらで、平均被害総額がいくらで・・・って計算する意味ってありますか? ワタシたちは空き巣に備えて貯金しているのではありません。 そして今日欲しいものを我慢して、将来の病気に備えて貯金する人も現実には少ない。 多くの人は、家を買いたい、教育費にしたい、たまには旅行にも行きたい、老後も少しは豊かに暮らしたいと考えて貯蓄するのであって、自分の生活を向上させるはずだった貯蓄を病気のために取り崩すのはもったいない、これからの生活を考えれば病気という予想外の出来事で余計な出費はしたくないと考えているのです。 そこに保険の意味があるのでしょう? 予想外の病気まですべて織り込み済みで貯蓄しているという人がいたら、それはそれでその人の価値観。 自己責任で何でも受け止める人ですから、ムリに関わらず放っておきましょう。ネット上でも。

rokutaro36
質問者

お礼

書き込み、ありがとうございます。 『もしそれが嘘だとして、誰に対して立証しなければならないのですか?』 (A)嘘であることを立証するのではなく、嘘か本当か、それを知ることです。 『保険をペイするかどうかという観点だけで捕らえて……』 (A)もし、それだけで契約する客がいれば、ペイすることを証明するだけで、契約がもらえることになります。 とは言っても…… 『論理的に説き伏せたからと言って保険を契約する可能性は低いでしょう』 (A)その通りだと思います。 客に「恐れ入りました」と言わせても、何のメリットも価値もない。 だから、単なる知識です。 知識を持っているか、いないか、それだけの問題。 知識では売れませんが、知識は武器です。 『ネット上の論戦で論破するためだとしたら、そのパワーは他で使ったほうがいいですよね。向き合うべき相手は、今日会うお客様です。』 (A)その通りだと思います。 ネットは、自分とは異なる意見、考え方を知る上でとても役に立ちます。 実際には、面と向って、ライバルと論議をするということは、まず、ありえませんから。 私にとっては、勉強でもあります。 ご意見、ありがとうございました。

noname#177513
noname#177513
回答No.2

あのね、前回は気が付かなかったけど、仮にも此処で専門家としての常連回答者ならば、あんまりヘンテコな質問はしないほうがいいと思いますよ。 質問の体裁は整えてますが、むしろ質問と言うより持論の正当性を確認・主張したいだけのようにしか見えませんしね。 前回のヘンテコな質問の理由も解りましたら、まあ気持ちは分からないでもないですが、やっぱ、ヘン。 結論は自分で言ってるでしょう。 >保険は、保障がメインであって、損得で決めるべきではないと思っています。 って、、、 いいじゃんないですか? 保険を批判したい人が「間違いなく損をする」なんていうのは普通です。 営業で100件ぐらい飛び込み訪問したら半分以上言われませんでしたか? 自分の仕事に自信と責任を持って望めば、対価となるコミッションを受け取るのは当然ですし、それが付加保険料に加算されるのも当然で、「儲け主義だ!」なんて声にいちいち反応する必要なんてありません。 そうね、「私共は会社でないですから、営利目的ではありません」なんて宣伝してる共済もあったりしますが、彼等も全員が無料奉仕してるわけでもなく、大半の保険代理店や募集人なんかよりも平の職員の方が高給取りだったりね。 決算を見ると異様に事業比率が低いですから、単純に比較すれば保険会社の事業費高過ぎ!という輩も出てきますが、これにもカラクリがありますから、単純比較できるものではありません。 でもね、保険会社を批判したい人は当然の如く単純に比較するのね(笑 前回回答した、保険者と被保険者の意味は解りましたか? 保険会社が出す数理と消費者が期待する数値は無関係です。 だってね、 保険会社は大数の法則。 消費者は自分個人だけの問題。 根本から違うの。 あんまりリンクは好きじゃないけど これからhttp://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/07/index.html これhttp://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/07/kekka03.html 1日平均新入院患者数は39,104人は年14,272,960人が入院してるわけ。 日本の人口が1億2500万人だから(急にアバウト(笑、全人口の11%が1年間に入院したわけね。人口に外国人を含むかどうかとか、完全自由診療は統計に表れないとか、、、常にアバウトな部分は出てきてしまうのさ(投げ遣り (17年統計の一ヶ月分から算出される数値ともそう遠くは無い、、てか年度違うし) で、1日平均在院患者数は1,332,655人だから年365日の延べ日数で486,419,075日を総人口の1億2500万人で割ると、3.89日という数字が出てきます。 日本人全員を対象(オギャーと泣いた0歳から死んじゃった人まで)にした数字ですから、一人の日本人が一年間に入院する日数は平均3.89日である。といえるわけ。 なんとなく入院日数のグラフで見たから入院する平均は・・・・ なんていうよりは理解できるでしょ。 で(オギャーと泣いた0歳から保険数理でいうみんな死んじうよねという108歳まで) を掛ければ、人が一生の間に入院する日数は平均420日である。 って、此処までが基本の基本。 運用を考えなければ、生まれたばかりの子供全員に、入院1日1万円払ってやるから420万円よこせ!と恫喝すればペイしますかね。(どっちが? ここから、保険会社は、 引受け基準とか 通算限度とか 一入院限度とか 長期運用効果とか(他にも沢山) を吟味して保険数理を作るのね。 これは保険会社の理論。 で、推測や憶測なしではこれ以上の数値は出せませんから、おしまい。 色々推測・考察することはいいことです。色々な保険を様々な観点で見ることが自分の能力を上げることにもなりますから。でもね、それが正しいかどうかを、此処で確かめることではありません。0歳加入で60歳払い込みなら、ドンダケ運用効果が出るのか。30歳で60歳払い込みならドンダケ運用効果が出るのか。 これは自分で研究して下さい。この数値は特定の保険会社の数値を持ち出さないと出来ないのですから、私がやらないのは解りますよね。 で、質問者さんの計算式は間違っているまではとは言いませんが、正解にはなりません。(今日は特別に優しいでしょ でね、根本的に、対象の保険がキュアでしょ。 これ7大生活習慣病って一入院120日じゃね? 次に消費者から見た期待値ね。 これ保険数理とか関係ないし。 キュアの期待値って簡単でしょ(別にキュアを奨めてる訳ではありませんが・汗) ようするに30年間で保険に90万円出して受け取る可能性と 毎月2400円ずつ貯金で貯めたらどうなるかな・・・ってだけです。 そうね、1年目とかは普通だし最終的には定期預金にできるし、将来的な金利上昇も含めて平均利率1.5%で分離課税20%計算すると、30年後に104万7千円になりますね。参考までに平均利率2.0%なら112万ですか。 要するに死ぬまでにに224日以上入院するか、しないのか。 キュアの場合生活習慣病で120日の入院を2回以上すればペイする? 普通入院ならば60日の入院を4回すればペイする? もう、めんどくさくなってきてるから手術リスクとかは無視。 でもって貯金だと10年後には30万ぐらしか貯まってないし、 もし10年後に入院して貯金使っちゃったら、積立は0からとかね。 保険ならそのまま継続とか・・・・ ねえ、保険数理って消費者から見たら全然関係ないのね。 批判したい人は何処まで説明しても批判するしね。 あとね、証券上がりのFPだと当然、別の投資方法を出したりするの。 保険の本当の役割ははリスク分散とリスク回避とリスク対応なのね。 変額とか低解約返戻とか、意義はあるけど保険の中に新たにリスクを抱えてるのね。 一生の問題は目先の保険料じゃないし。 私達の本当の仕事は、貴方から入りたい、貴方に任せたい、と言って貰う事。 単に保険料の叩き合いをするのなら、通販にでもネット販売にでも任せれば良いのです。 で、今までの回答と根拠を完全に無視して 私の持論は一入院360日の保険だったりします。 どうでもいいけど(笑 追記 更にどうでもいいけど 60歳 女性 死亡保険金1000万円(10口) 保険期間10年で ライフネットとオリックスファインセーブを比較してみたことあるますか? これを理解できれば、純保険料の問題ではなく営業戦略なのが解ります。

rokutaro36
質問者

お礼

ご返答、ありがとうございます。 ヘンだというご指摘は、素直に受け止めておきます。 持論の正当性を主張したいのだ……というのは、半分は、そうです。 残りの半分は、この主張は、正しいのかどうか、人を説得できるだけの力があるのかどうか、それを知りたいということです。 病院調査のリンクをありがとうございます。 私が、このようなことにこだわるのは、「ペイするはずがない」という人がいらっしゃるからです。 それに同意する、反論する……いずれにしても、専門家と名乗っているからには、人を説得できるだけの、裏付けとなるものが必要です。 例えば、ある人が、「人が一生で入院するなんて、平均で100日ですよ。だから、ペイするはずがないのです」 という説明をしたとします。 この説明が本当か、嘘なのか。 専門家である以上、それを論理的に検証する術を持っているべきだと思うのです。 おっしゃる通り、モデルはCUREです。 でも、モデルであって、CUREそのものについての検証するつもりはなかったのです。 EVERが発売されたとき、各社がEVERを意識したように、今は、CUREが一つのモデルだと思っています。 「純保険料の問題ではなく営業戦略なのが解ります」とのご指摘、ありがとうございます。 ありがとうございました。

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.1

 結局は件の患者調査の結果にどれだけの信を置くか、という事になるでしょう。私の回答はいつぞやのそれと変わらないのですが。 1.各病院について一日しか調査していないこの調査はこのような計算の統計的サンプルとしては全く信頼性がありません。感覚的には“なんの当てにもならない訳ではないが、これを元にした計算が真実と全く違うものであったとしても少しも不思議ではない”くらいに思っています。 2.先も指摘したとおり、国民全体と“保険に入れる人間”では全く話が違います。1はただサンプルとして当てにならないだけですが、2は“終身医療保険はペイする”という質問者様の意見に明らかに有利に働きます。これに関して十分な言及がないのはアンフェアです。1のデータを信頼できるものと仮定しても2.の状況を加味すると“保険加入者の平均はこれ以上に医療費が安くなるのはほぼ確実である”位の結論しかでないように思います(それがいくらかが問題なのですが)。  また上記の条件で月2500円の終身医療保険は相当安価な保険です。これを典型的な終身医療保険であるかのように扱うのはいかがなものでしょうか?  ところで質問者様の根本的な疑問への意見になってしまう(また私もすくなからずこれを起点に回答をしてきたのですが)“ペイする”というのはそれ程に重要な基準なのでしょうか?  “払った額が返ってくる”というのは結局額面だけの心理的な問題です。その他の金融商品と比べてどの程度の差があるか(前にも申し上げたように保険料分の貯蓄=金額の変わらないタンス預金、という考え方はおかしいです)と言った問題の方が重要であると考えます。  私自身“ペイしない”事がそれ程悪いと事とは思いません。ただ損になる確率が高いから医療負担に耐えられるのであれば他の金融商品を選択したほうが合理的です。また仮にペイしても金融商品としての優位性が低ければ“相対的に不利で損する確率が高い商品”である事に変わりはありません。

rokutaro36
質問者

お礼

ご返答、ありがとうございます。 患者調査は、おっしゃる通り1日だけの調査ですが、「退院患者」だけは例外で、一ヶ月間の数字になっています。 患者調査は、1日だけのサンプル調査で、まったく信用できない……ということに、統計の専門家ではないので、私は反論する術を持っていません。 それに、患者調査は、本来は、経年変化を見るための調査だと思っています。 私がしたような計算結果は、過去30年間で、だんだん下がっているとなると、とたんに大きな意味を持ちます。患者調査とは、そういうデータだと思います。 でも、他にこれほどの大規模な調査がないので、使わざるを得ないのです。 患者調査の対象と、医療保険契約者とは違うというのもおっしゃる通りです。 でも、どの程度違うのか、誰にもわかりません。 患者調査の対象には、病歴があって契約不可の人がいるというのは、その通りです。 でも、契約できるのに契約していない人が対象になっている……ということも容易に想像できます。 私が、このようなことにこだわるのは、「ペイするはずがない」という人がいらっしゃるからです。 それに同意する、反論する……いずれにしても、専門家と名乗っているからには、人を説得できるだけの、裏付けとなるものが必要です。 例えば、ある人が、「人が一生で入院するなんて、平均で100日ですよ。だから、ペイするはずがないのです」 という説明をしたとします。 この説明を聞いた人は、「そうかもしれない」と信じてしまうかもしれない。 この説明が本当か、嘘なのか。 専門家である以上、それを論理的に検証する術を持っているべきだと思うのです。 ありがとうございました。

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