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住所が分かっていればオークション詐欺にならない?
以前、私が買い手での携帯オークションで先振を要求され、振込み後に(向こうが)一方的に取引をキャンセル。返金に応じないという輩に あいました。 この時は、個人では らちが明かないと判断し、裁判所に督促状を出してもらった(司法書士の書類作成ミスがあったり、ゴールデンウイークが重なり、2ヶ月近くかかりましたが)ところ、司法書士に払った手数料込みで、慌てて返金してきました。今考えれば慰謝料でも取ってやればよかったと思いますが、それはおいといて。。。 気になるのは、このときの警察の対応で、こちらが事情を説明して、詐欺ではないのか?と聞いても「相手の住所や氏名に偽りが無く、連絡がつくなら詐欺には当たらない」という返答のみでした。 たしかにメールのみですが連絡はついたし、払うとは送信してくるのですが、いつ返金するかの問いには、全く応じない状態でしたし、電話は着信拒否していました。 どうも出品した品物が無い典型的な詐欺だったようなのですが、こういった事を自分で証明しないと警察は動かないのでしょうか?。 また、そもそも詐欺の基準?といったものが分からなくなっています。 お教え願えないでしょうか。 既出でしたら、ご容赦ください。
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相手に支払いの意思が無い事が明確になった時点でです。 メール、電話、手紙共に「よく聞こえなかった」「届かなかった」とでも返答すれば、それ以上の追及は困難です。 内容証明郵便で、期限を切っての支払いを請求します。 1~2週間程度の猶予を持ち、期限の〆日は銀行の営業日にします。 指定した期日までに、指定した方法(口座番号)で、指定した金額が支払われない事が確認できる通帳のコピーを取得し、相手に支払いの意思が無い事の根拠とします。 面倒なのは、1部だけ支払われるとか、もう少し待ってくれって連絡が来るようなケースですが…。 以降の手順は、 ・被害届けの提出 ・Yahoo!オークションなどであれば、補償制度の利用 ・裁判所からの支払い督促 ・少額訴訟 などと段階を踏みます。
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- ok2007
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> どうも出品した品物が無い典型的な詐欺だったようなのですが、こういった事を自分で証明しないと警察は動かないのでしょうか?。 警察は、犯罪があると思われる場合には捜査すべきとされています。また、犯罪事実を証明する責任は原則として検察が負っています。 そのため、被害者は、犯罪があると警察に思ってもらえる程度の事実を警察に伝えることが必要であり、それで足ります。 なお、警察や検察も人手不足などの事情があるため、ごく軽微な犯罪と思われるときや、そもそも犯罪といえるかどうか疑問の大きいときなどは、被害届を受け付けない、不起訴処分にするなどの対応をしています。 > そもそも詐欺の基準?といったものが分からなくなっています。 詐欺罪は、予め騙す意図をもって詐欺行為を働き、被害者の判断ミスを誘って財物を出させたり利益を得たりし、詐欺行為から財物や利益の移転までの間に因果関係があるときに、成立します。 住所等が正しく連絡もつくときは、予め騙す意図があったと評価しづらくなるおそれがありますから、警察はそのように説明したのかもしれません。
お礼
丁寧な御回答。ありがとうございます。 たしかに、あの時の事情説明では、単に返金が遅れているだけ。 民事上のトラブルとして とられていてもしょうがない事だったかもしれません。 私も、ネットでの売買は始めたばかりでしたし、それまでが良い相手ばかりだったもので、油断もあったようです。 幸い、近い(同一県内)相手だったので、最悪裁判になっても、十分行き帰りできるし、それも勉強。といった軽い考えでおりました。 今後は十分な注意をしたいと思います。
- mano5
- ベストアンサー率32% (189/582)
対面であれば相手の気持ちがわかりますよね? しかし、ネットオークションのように顔がわからない場合には、気持ちを判断することはできません。 連絡が着く上、「払う」意思を示している以上、「騙す意思」があるとは判断できないので、警察としては介入しないのが現状です。
お礼
まずは、御回答ありがとうございます。 やはり警察は動きませんか。田舎の警察だから。 と思ったのですが、詐欺の立件は、それだけ難しいということですね。 自衛を心掛けます。というより、先振したこと自体、私に油断があったなと、反省しておりますが。 たまたまそれまでが良い相手だったのもあって、その時も大丈夫。と思ってしまいました。 ネットの売買は便利ではありますが、落とし穴も多い。まだまだ改善の余地あり。 といったところでしょうか。
- areresouka
- ベストアンサー率33% (253/760)
犯罪としての詐欺は、相手をだまして、そして、そのだまされたことでお金などを渡させる、という思いが必要なんですね。 そして、思いというのは心の中ですから、直接はわからないので、その人物の言動やそのときの状況で判断するわけです。 その思いを示す言動や状況というと、既に借金で首が回っていないとか、他でも同様のことをしているとか、そんなことが使われるわけです。 このあたりは、それぞれの事件で事情が違うでしょうから何ともいえませんが、事情の1つとして「連絡先などが正しい」というのは、逃げてしまおうという意図がないことを示す事情ですので、詐欺の認定には不利に働く事情です。 もちろん、それだけで決めるわけではないのですが、他に事情があるのかどうかもわかりませんので、断定はできませんが、あなたの事件においては、結構重要な要素と思っているのではないでしょうか。
お礼
まずは、御回答ありがとうございます。 たしかに、表面上は意思はあるが返金が遅れているだけ。 という状態を取り繕っていました。 詐欺罪の立件は難しいと言われる理由が分かった気がします。 さすがに遠方との取引はする気になれず、県内に限定していましたが、 先振する事自体、私に油断がありました。 良い相手ばかりだったので、大丈夫と思ってしまったのが原因ですが、 やはりネット取引は、慎重の上にも慎重を重ねないといけませんね。
お礼
まずは、御回答ありがとうございます。 相手は慣れた輩らしく、延ばし延ばしにして、こちらが諦めるのを待っていたようです。 が、こちらもそんな輩を許すつもりも無かったので、徹底的にやろうと腹をくくり督促状を出したところ、180°態度が変わって質問のように返金してきました。 が、やはり詐欺罪の立件は、難しいものがあるのですね。 私のときは、県内の相手でもあったことから、裁判にすることもできましたが、遠い相手だと泣き寝入りする事も多くありそうですね。 顔を合わせていても注意が必要なのだから、まして顔の見えない相手との取引は、注意しすぎることは無いというのが、よく分かりました。