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力の釣り合いについて
お願いです。助けてください。 力の釣り合いについての質問です。 机の上にばねはかりが一つおいてあります。 そして、その両側に500gのペットボトルが2本釣ってあり ばるはかりが何Nを示すか求めよ[1N=100g]。 という問題なのですが 答えは5Nなのですがなぜなのでしょうか? 詳しい求め方を教えてください。 ちなみに国立高専のH20の理科の問題です。
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- fine001
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こんばんは。 まず、問題となっている状態は「力のつりあい」状態ですね。 ペットボトルはおおよそ5Nの大きさの重力を受けます。また、ペットボトルは「バネばかり」から引っ張られています。これら2力は、どちらもペットボトルにかかる力ですね。この2力がつりあっているのですから、「バネばかり」は、おおよそ5Nの力でペットボトルを上に引っ張っていることになります。 また、他方のペットボトルについても同じことが成り立っています。 「バネばかり」に働く力は、2つのペットボトルそれぞれが引く力で、両方ともおおよそ5Nです。これらの力は、正反対を向いているのでつりあうことになります。バネはかりは移動しません。 そこで、多分質問者が疑問に思っていることは、一方におおよそ5N、反対向きにもおおよそ5Nでバネばかりは引っ張られているのだから、バネばかりはおおよそ10Nで引かれるので、10Nを示すのではないか?ということだと思います。「バネばかり」が及ぼす力は、言わば張力であって、両端を等しい力で引くわけです。バネばかりは2つのペットボトルをそれぞれおおよそ5Nの力で引いています。この張力の大きさを目盛が表しています。 なお、私は「おおよそ5N」と「おおよそ」という言葉を、何回も書いてきましたが、それには理由があります。(g)で表現されるのは質量です。一方、(N)は力の単位です。(質量)=(力)ではありませんから、500g=5N というのは、物理学的には大変おかしなことです。 卑しくも国立高専の「理科」の問題に、1N=100g などと書かれているとは思えません。この様に書く物理屋は絶対に居ません。 中学の教科書の記述はどのようになっていますか? 「質量が100gの物体に働く重力の大きさが、ほぼ1N」または「おおよそ100gの物体に働く重力の大きさが1N」となっているのではないでしょうか? 重力加速度を9.8(m/s^2)とすれば、100gの物体に働く重力の大きさは0.98Nです。従って、500gの物体に働く重力の大きさが、約5Nであって、 500g=5Nではありません。
- miniture_min
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A:500g=5Nだから。 感覚的に考えて分かるでしょうが、物に力を加えると反対方向に 『同じ大きさの力』が発生します。 そうでない場合を一般に『手ごたえがない』と表現します。 ここでは、500gのペットボトルの力でバネを引っ張っているのですから、 片方を固定していればバネばかりは5Nを示すはずです。 しかし、今は固定していません。バネばかりが5Nを示すためには、 バネ自体が5Nの力で動かないように固定されている必要があります。 つまり、少なくとも引っ張った力以上で反対方向へ引っ張らないと バネばかりは引っ張れず、動いてしまうだけとなります。 ここでは500gで引っ張っているのですから、反対方向へ500gの力を加えればいいわけです。 これで、バネはかりは動かずに値を示す事が出来ます。 片方の500gは、単なる固定のための力ですから バネを伸ばす力として作用しているのは片方だけです。 つまり、バネが示す値は片方だけの500gとなります。 よって5Nとなります。
お礼
有難うございました!
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