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理科教育の大学院について
来年度、理科教育に関する研究室に入って勉強したいと考えています。実際に見学にも回っているのですが、理念というか理論的なことに重点を置いているところが多い気がします。 (それこそが「教育学」としての研究に値するものであるのかもしれませんが・・・) 何か、大人が大人のために理論をこねくりまわしているような印象を受けました。しかし私は、ストレートに現場に活きるような研究をしたいと考えています。 そこで、実践に重きを置いた研究をしている研究室があれば教えていただけませんか? ここで言う「実践に重きを置いた研究」とは、 例えば「こういう概念を教えるにはこうすると生徒に効率よく理解 させることができる」みたいな感じです。 本でいえば、左巻健男氏や向山洋一氏の物に表れているような感じでしょうか。 よろしくお願いします。
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理科教育の方法論を研究することは、 とても大事なことだと思います。 特に小学校教諭なんかの場合、 もともとは文系の人が多くて、 あまり理系の考え方に精通してない人がいますからね。 で、そういった研究を一番がんばっているのは、 学研などの教育関連の企業という気がします。 実際、僕の大学では「実践的な」方法論は研究していないと思います。 ただ、実践的な方法論は、 一つ一つの命題、一人一人の生徒に対するものになるでしょうから、 大学院の研究テーマとしては少々弱いんじゃないでしょうか。 たとえば「交流回路」についてわかりやすく教える工夫などというように すごく細かい区割りになってしまうきがするんですが・・・ あまり参考にならない意見ですいませんでした。
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「こういう概念を教えるにはこうすると生徒に効率よく理解させることができる」 それは教師にとってのライフワークではないですか。簡単に誰かから教えて貰う性質のものではないと思いますよ。 何よりも現場から離れた発想です。生徒のレベルは多様です。すべてのレベルの生徒にあった1つの教授法はありません。 大学院で理科教育の研究をするのでしたら,アメリカの理科教育を研究してみてください。アメリカが,スプートニック・ショツク以来,理科教育の研究が一番進んでいると思います。 かっては,アメリカにも○○科学,○○生物等色々な理科教育法がありました。(現在は知りません)昔,理科の教科書を取り寄せて,日本のものとの違いにびっくりしたことがあります。
- oyoyorigaku
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私が修了した大学院でも、いわゆる教育理念に対する議論 を行い、最後には、今の受験社会では実現するのが難しいですね!で終わるパターンが多くありました。あほらしくて真剣には取り組めませんでした。 でも、教育系の大学院だとこのような授業が必ずあります。逆に言えば、理念的な部分は軽く流して、専門分野の授業、修論に力を入れれば済む話だと思っています。 「こういう概念を教えるにはこうすると生徒に効率よく理解させることができる」を判断できるようになるために、一番重要なのは、教師に「考える力」があるかどうか?だと思います。考える力があれば、「こういう概念を教えるにはこうすると生徒に効率よく理解させることができる」は自然に出てくるでしょう。 私なら、理科教育ではなく、「化学」「物理」「生物」「地学」などの課に入り、修論で、考える力をつけるのが一番だと思います。 答えになってませんね(^^;) ただ、「こういう概念を教えるにはこうすると生徒に効率よく理解させることができる」は、人に教えてもらうのではなく、自分で会得していくものだと思ったので・・・ 失礼しました。がんばってください。
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ありがとうございます。 >それは教師にとってのライフワークではないですか。 >簡単に誰かから教えて貰う性質のものではないと思いますよ。 「教えてもらう」というのではなく、研究、議論をできるような 研究室があったらいいなあ、と考えていました。 関連本を読みつつ塾等で実践してみて改良を重ねていく、という ことを研究室にいかずに一人でやっていくというのも考えています。 >大学院で理科教育の研究をするのでしたら,アメリカの理科教育を >研究してみてください。アメリカが,スプートニック・ショツク以来, >理科教育の研究が一番進んでいると思います。 大変参考になります。是非調べてみようと思います。