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バイトンOリングはシクロブタノンに使えない?
社内で使用しているバイトンOリングを化学式でC4H6Oと表される薬品(シクロブタノン?)の触れる環境で使用していたら溶けてしまったので対策を教えてほしいと依頼されました。 現物を確認すると、Oリングがドロドロになっており、とろけるチーズの様な状態になっていました。 色々と調べたのですが、バイトンOリングはフッ素ゴムで、耐薬品性が高いがアルカリ性の薬品には弱いというところまでしか分からず、このC4H6Oと言う薬品の正体や、Oリングが溶けてしまった根本の原因が分からずじまいとなっています。 生憎、化学関連に詳しい人間が長期不在で分からないため、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教授お願い致します。
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>このC4H6Oと言う薬品の正体 社内のことだから会社の人に聞けないのですか? C4H6Oだと、 ・シクロブタノン ・クロトンアルデヒド ・ジヒドロフラン が有ります。 手近の機器カタログに載っているゴムの耐溶剤性のリストでは、 フッ化ゴムは、ケトン、アルデヒド、フラン類には弱いようです。(アセトアルデヒド、アセトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフランで激しい劣化があるため使用に適さないとある) これらの溶剤類に強いのは、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、多硫化ゴムですが、他の条件がわからないので、耐油性、耐薬品性が適合するかは、器具カタログなどで調べてください。 機械的な強度以外は、テフロンで何とかなると思いますが。
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- TEOS
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かなり高額なOーリングですが、カルレッツという商品もあります。 英語の綴りからカタカナに直してますので、記載誤差はお許しを、 私は加圧ろ過器など、圧力のかかる部分に、MEKを使用すると バイトンは、伸びるかボロボロになり、液が漏洩するので カルレッツを使用してます 1本で軽く1万円を超えるOリングです ちょっと、検索してみてください 受注生産かも知れません。 私の購入品は、代理店経由ですが、すべて英語表記でしたので。
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返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません。 情報ありがとうございます。 調べましたが、耐熱性も良いようですね。 ただ、やはり値段が結構良い値段ですねぇ… 私も圧力容器に該当する製品に使用するので大変参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
早速のご返答ありがとうございます。 社内でも調べているのですが、この薬品について知っている人間が全くおらず完全に困っていました。 本来ならどう言った物なのか知っていなければいけないところなのですが… 大変有力な情報を頂けて助かりました。 ありがとうございます。