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電源について
常時起動のサーバーを自作したいと思っているのですが、 その前に気になった電源の消費電力について質問させていただきます。 質問1 ・600Wの電源で、パーツが使っている電気が400Wだった場合 ・450Wの電源で、パーツが使っている電気が400Wだった場合 この2つのケースでは、実際に取り付けている電源のW数が大きいと 待機状態?でも消費する電気は大きいのでしょうか? 質問2 ATOMを使ったサーバにしようと考えているのですが、ACアダプタは 90Wであれば常に90W使うのでしょうか? それともパーツが使う 電気次第なのでしょうか? (故障を考えると普通の電源を購入したいのですが、音の関係もあるので・・・) 2点、少しわかりずらいかもしれないですが、宜しくお願いします。
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考え方はNo1の回答者さんの指摘通りです。ただ、質問1の条件が気になったので補足しておくと、もし本当にパーツが400W消費する場合、電源が450Wだと発熱は増えます。それともう一つ、電源に表示されている500Wだの650Wという値は、定格ではなくピークの場合があるため、よくよく確認しておく必要があります。定格とピークの違いですが、 定格:この数値で連続して使える最大値 ピーク:ごく短時間なら、この数値に達しても故障しない限界値 ということで、450Wと書かれていてもそれがピークだと、連続して使えるのはもっと小さい電力(375Wとか)しかないので、負荷が400Wでは長くはもちません。ましてや連続稼働サーバだと、なおさらです。親切な製品だと、その辺をちゃんと表示してくれているので、買うときは注意しましょう。 親切な表示例 http://www.scythe.co.jp/images/kama/gouriki2/gouriki2-500label.jpg 定格とピークどっちだか解らない場合は、書かれている値の30%減と考えればほとんど間違いがないでしょう。500W-->350Wみたいな感じで。
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- Eureka_
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もうちょっと補足のようなもの。 最近の電源だと、交流→直流の変換効率はだいたい定格出力の50%前後が最大になります。50%負荷で80%の変換効率が出る電源であっても、軽負荷や重負荷では変換効率が落ち込むのが普通です。 #最近増えてきた「80PLUS」認証取得電源は20%負荷、50%負荷、100%負荷のいずれでも変換効率が80%を割らないものです。 #上位認証になるBronze以上を取得しているものを見ると、上記した通りだいたい50%負荷前後をピークとする山なりの変換効率曲線になります。 600W電源にとって400Wの負荷は66.67%、450W電源にとって400Wの負荷は88.89%となるので、両電源の設計品質が同等とすると600Wの電源を使う方が変換効率が高い=電源自体が消費する電力が少ない=トータルで消費する電力は少ない、ということになるはずです。
- KEN_2
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質問の回答の前に、電源の基本的な概念を説明します。 電源のW数が多少異なっても、負荷の消費電力が同じであれば消費する電力は同じとなります。 ただし、最近の80プラスの高効率電源であれば、電源自体で消費する電力が少ないので全体の消費電力は少なくなります。 少し前の電源であれば効率70%前後ですが、最近は80%から85%の高効率の電源が中心に販売されています。 質問1 >・・・・・ >この2つのケースでは、実際に取り付けている電源のW数が大きいと >待機状態?でも消費する電気は大きいのでしょうか? 上記の説明から、どちらの電源を使用しても待機状態の電力とほぼ同じとなります。 質問2 >ATOMを使ったサーバにしようと考えているのですが、ACアダプタは >90Wであれば常に90W使うのでしょうか? それともパーツが使う >電気次第なのでしょうか? ATOMを使ったPCの場合、35Wから40W程度が定常状態消費電力ですのでACアダプタのロス分が加算された消費電力となります。 90WのACアダプタは最大供給可能の電力を表示しているのであって、常時消費している訳ではありません。