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結晶化、核生成、核成長について

一次結晶化、二次結晶化、一次核生成、二次核生成、一次核成長、二次核成長について、わかりやすく説明できる方いませんか。区別よく分からなくて混乱しています。

みんなの回答

  • chem_navi
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回答No.1

こんばんは.結晶化の研究をしている者ですが,列挙された中で,一次核生成と二次核生成以外の用語は聞いたことがありません. 1. 種結晶が存在しない過飽和状態(液やガス)から結晶核が自然に生成する場合は「一次核発生」で,すでに存在する結晶が攪拌翼や器壁に衝突して破砕・摩耗するなどし,はがれ落ちることで結晶が生成する場合が「二次核発生」です. 2. また核発生のうち,核発生を誘発するゴミや不純物やビーカーの器壁や熱対流が存在しない環境化で起こる核発生をとくに「均一核発生」といい,種結晶や工業用水の使用などで不純物が存在する環境化で起こる核発生をとくに「不均一核発生」といいます. 御質問の「一次」と「二次」は,上記1,2のいずれかで区別して使われているのではないでしょうか.すでに不純物や結晶が存在している条件での結晶化や成長が「二次」に相当し,これらがまったく存在しない場合が「一次」に相当すると思います.(結晶成長は結晶核がないと成長できませんが) 「結晶化(あるいは晶析)」とは核発生と結晶成長をあわせてそのように言うので,「結晶化と核発生」,「結晶化と結晶成長」のちがいは?と言われても,正直返答に困ってしまいます. 専門分野によって用語の定義が異なることもあります. ご参考程度まで.

yider
質問者

お礼

ありがとうございました。