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高校「英語」内容について
50代の男性です。 この春から、通信制高校に通学しようと考えています。 そこで、わからないことがありますので、どうか教えてください。よろしくお願いします。 1年生では「英語I」3単位を勉強します。 2年生以上になると選択必修科目で「オーラルコミュニケーションI(OCI)」「ライテイング」、を勉強します。 3年生になると必修科目ではなく「リーディング」があります。 この違いがわかりません。OCIは英会話、ライテイングは英作文、リーディングは長文読解でしょうか。すると、「英語I」は何をするのでしょうか。 また、LL教室を利用した授業があるとすれば、どれに該当するのでしょうか。 文部科学省の学習指導要領を読みましたが、意味がよくわかりません。 お手数ですが、これらの内容をわかりやすく説明していただけないでしょうか。 無学な者に、どうか教えていただきますようお願いします。
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こんにちは! 昔の高校は、「文法」「リーディング」「英作文」の3本立てでした。つまりコミュニケーションの「聞く」「話す」無視でした。 実地のコミュニケーションもしだいに必要性が出てくる時代になりつつあります。そこで今の高校の課程では、そういう要求に応えるべく、「コミュニケーション」重視ということに方向転換したわけです。すると、「文法」「リーディング」「英作文」「コミュニケーション」の4本立てになりそうなものですが、文法偏重がいけないということで、文法は独立させず、「リーディング」や「英作文」の中で並行的に教えられるようになったのだと思います。 つまり、「コミュニケーション」「リーディング(文法)」「ライティング(文法)」という構成です。 そしてこれらをバラバラに教えるのも総合的な力にならんじゃないかという懸念から「英語 I」(日常的な話題について,聞いたことや読んだことを理解し,情報や考えなどを英語で話したり書いたりして伝える基礎的な能力を養うことを目標とする)を導入したのだと思います。 ここでは「聞く」「読む」「話す」「書く」技能が、日常の基本的なことについてできるようになることが目標とされています。ですので、ここでも文法は少し絡んできます。 「英語 I」と「オーラルコミュニケーション I」が基礎の基礎という位置づけで、これを修得して、次に少し高度な「リーディング」「ライティング」に進ませるという考え方でしょう。 図示しますと、 英語 I(総合的な基礎力)→「リーディング」「ライティング」 オーラルコミュニケーション(音声コミュニケーションの基礎力) →「リーディング」「ライティング」 といった感じで大ざっぱに捉えておけばいいように思います。 しかし私自身の考えでは、今の教育は過度に文法を軽視しているように思えます。「古文」や「漢文」では文法・語法の必要性は疑問視されないのに、どういうわけか英語になると、主語だの動詞だのと言うだけでバッシングを受ける不思議な風潮があります。文の動詞とか、品詞についての基礎知識は、どうしても必要なものです。それなしにはコミュニケーションもへったくれもありません。学校でどう教えられようとも、文法書はいいものを1つ買われて自習されることをお勧めします。そうすれば授業も分かりやすく楽しく有意義なものになるでしょう。 ●50歳代になられてから高校の勉強をされるのは、ある意味で、これまでのご経験がまとめられていきますので、生きた学問になります。16歳の高校生が、in my life というのと、snapxsnapさんがin my life というのとでは、中味が全然違うわけです。周りの高校生にもいい刺激を与えながら、ご自身のさらなる向上と充実を図られますよう! 以上、ご参考になれば幸いです!
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- engelmachi
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英語Iはおそらく「English Comprehension」つまり「総合英語」に属するものと思います。 特に文法(Grammar)と読解(Reading)の分野を中心に勉強することになると思います。 どちらかというと文法よりかな?とも思います。 LL教室を使用するとなればおそらくOCでしょうね。 しかし、実際はLL教室を利用することはあまりないかもしれません。(学校によりけりですが。) 学習指導要領は教員に対して効力を有するものですので特に気にされる必要はないかと思います。 簡単に言うと、「OOでは△△を教えてください。△△以外で□□は教えなくてもいいです」的な事が書いてあるだけです。 授業を受ける側として知っておく必要はないということですね。 ご参考になりましたら。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。 時代が違うと学習内容や呼び方が違い、戸惑うばかりです。 参考にさせていただきます。
- hsm2
- ベストアンサー率47% (41/87)
私の高校では、 「英語I」:長文が載っている普通の教科書を、中学同様に皆で読み進める 「OCI」:スピーキングやリスニングなど、コミュニケーションに用いる英語を学ぶ 「ライティング」:英文法や英作文について学び、英文を組み立てる力をつける 「リーディング」:長文読解を通して、英文法・発音など総合的に学ぶ といった感じでした。 LL教室を使うなら、OCIの授業だと思います。映画やビデオを見たり、CDを聞いたりしますから。 上から目線になってしまい申し訳ありませんが、今からでも勉強したいという姿勢が素晴らしいと思います。 頑張ってください。
お礼
早々にご回答いただきありがとうございます。 簡潔なわかりやすい回答ありがとうございました。 学習していく上で参考にさせていただきます。 時代が違うと表現まで変わり、不安でしたが納得できました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 専門家からのご意見も踏まえ、詳しくわかりやすい回答をいただきまして感謝しております。 英語は言葉ですから、ご指摘のとおり「聞く」「読む」「話す」「書く」が基本ですね。 中学時代の記憶では、「聞く」はテープレコーダーで外国人の早いスピードに耳が追いつかなかった記憶が鮮明に残っています。 教科書を日本語に訳し、文法的な講釈を聞き、教科書を読むという記憶しか残っていません。 どこまで頑張れるか未知数ですが、精一杯頑張って勉強したいと思っています。