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建設業経理士 2級 支払手形について

今年の3月の試験に向けて過去問題をやっていますが、わからないところがありますので、どなたかのお力をお借りできたら嬉しいです! よろしくお願い致します。 問題 前期に完成・引き渡した落合一号工事について、無償補償の特約に基づく外注工事費¥73500(消費税込み)を約束手形を振り出して支払った。なお、前期決算において完成工事補償引当金¥100000を計上していた。 *税抜き方式 (過去門 第1回) 解答 借方:完成工事補償引当金 70000   貸方:支払手形 73500    仮払消費税     3500 貸方は支払手形ではなく、営業外支払手形になるのではないかと、私は思うのですが、いかがでしょうか? なぜかというと、TACのテキストに下記のようにあるのです。 問題 前期に完成・引き渡した建物に欠陥が発生し、補償工事を行った。この補償工事にかかる支出は、手持ちの材料の出庫2000円と下請け業者に対する工事代金1000円(未払い)である。なお、完成工事補償引当金の残りは9000円である。 解答 借方:完成工事補償引当金 3000  貸方:材料 2000                     未払金 1000 貸方が工事未払金ではなく、未払金になっている理由として 「請負工事についての外注費の未払いは、主たる営業活動から生じた未払いなので、工事未払金ですが、完成・引渡し後の補償工事についての外注業者への未払いは、主たる営業活動ではなく、販売促進の一環として生じるものです。したがって、工事未払い金ではなく、未払い金です」 どうぞ宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Major123
  • ベストアンサー率79% (230/290)
回答No.2

以前に別のご質問で回答した者です。回答ではありませんが、以前にもご紹介した手持ちの資料(税務経理協会編の過去問集)でも、やはり支払手形勘定を用いていました。解説には、「営業工事(外注工事)であるため支払手形勘定を用いる」とあります。 勝手な推測ですが、商業簿記でも使われる支払手形勘定の使用範囲を建設業独自に変えることは難しいが、建設業独自の勘定科目である工事未払金の使用範囲にはどこか建設業独自の仕切りがあるように思えます。それが、dekirukoさんお持ちのTACのテキストで「完成・引渡し後の補償工事についての外注業者への未払いは、主たる営業活動ではなく、販売促進の一環として生じるものです。したがって、工事未払金ではなく、未払金です」と書かれていることの正体なのではないでしょうか? 勝手な推測ですが、そう考えて理解すれば、対処できるように思えます。 私自身いい勉強をさせていただきました。

dekiruko
質問者

お礼

前回に引き続き、今回もご回答いただき本当にありがとうございます。 major123さまのご回答を読ませていただき、なんとく分かったような気がするのですが、まだ完全に理解できていないようなそんな感じです。もう少し考えてみます。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • m-yome
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.3

工事未払金とはあくまで売り上げを計上できるときに使う項目、今回は補償工事なので売り上げには上げられない、お金はもらえない。のでただの未払金という考え方で区別すればよいと思います。

dekiruko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました!

  • m_flower
  • ベストアンサー率59% (45/76)
回答No.1

「支払手形」か「営業外支払手形」かは通常取引か否かで別れてくるのではないでしょうか。 「支払手形」は通常の業務に対する支払い債務に対するもの。 「営業外支払手形」は固定資産や有価証券などの業務外の支払い債務によるもの。 「工事未払金」と「未払金」の線引きはもっと狭いところにあると思います。 「工事未払金」は原材料の購入など直接営業に関わる部分(外注費も含む)の未払いを処理し、「未払金」はそれ以外の未払金を処理します。 これは商業簿記でいう「買掛金」と「未払金」の違いのようなものでしょう。 「買掛金」は商品の仕入に関する未払い、「未払金」はそれ以外に関する未払いを処理します。

dekiruko
質問者

お礼

分かりやすいご回答本当にありがとうございました!!!