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古典の勉強法・参考書教えてください

古典を0から勉強してるんですけど、さっぱりです。 今、「富井の古典文法をはじめからていねいに」を使ってるのですが、、、 何かいい参考書とか勉強法ありますか?

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回答No.2

【参考書】 「古文解釈 はじめの一歩」(駿台受験シリーズ・関谷浩著) 私の学生時代には、上記書籍は存在しませんでしたが、私は上記著者から古文を習いました。 本当に、「目からウロコ」の講義でした。彼のおかげで、どんなにハイレベルな試験を受けても、古文で失点することはなくなりました。つまり、いつでも満点を取ることができるようになりました。 【勉強法】 1.古文を「しょせん日本語だ」とタカをくくらないようにしよう 「しょせん日本語」と思ってしまうと、現代の日本語を基準にして想像できることを「正解」だと思ってしまう危険があります。 確かに、古文は「日本語」ではありますが、「昔の」日本語です。私たちは「現代人」なので、「現代語」から古文を推測・想像してはいけません。 あくまで、「新しい言葉をイチから学ぶ」という姿勢で臨みましょう。 2.とはいえ、「同じ日本語」である利点を活用しよう 1.の主張と矛盾するようですが、やはり「根っこは今の日本語と同じ」です。英語をはじめとする欧米言語とは質が違います。 具体的に言うと、英語は日本語と語順からして異なりますが、古文は、現代日本語と同じ語順・構造でできています。 そこで、まず、古文を単語レベルに分解して、現代日本語と「1対1対応」になるように「逐語訳」してみましょう。助詞や助動詞も、1つとして省くことなく、「完璧に訳しきる」のです。 そうすると、現代の日本語としては通用しないような「現代語訳」ができあがります。しかし、それがまさに、私たちの祖先が使っていた言葉なのです。 たとえば、ここに、私(身分が最も下)、総理大臣(身分が上)、天皇(最上位の身分)がいたとします。 話し手は私で、「総理大臣が天皇に○×と言った」ということを表現したとします。その場合、「総理大臣が天皇に○×とおっしゃった」と言うと、私から見て、総理大臣には敬意を表していることになりますが、語りかけられた天皇にはひとつも敬意を表していないわけです。 一方、「総理大臣が天皇に○×と申し上げた」と言うと、私から見て、天皇には敬意を表した(総理大臣を低めることによって)ことにはなりますが、総理大臣に対しては何一つ敬意を表していないことになります。 古文では、この場合、私から見て総理大臣にも天皇にも敬意を表した表現をしなければならないと考えます。その結果、「総理大臣は天皇に○×と『申し上げ』(天皇に対する敬意)『なさった』(総理大臣に対する敬意)」という表現方法をとるのです。 古典文法では、これを二重敬語などというようです。 古文は、現代日本語と同様に(いやそれ以上に)、主語が省かれるなどしています。しかし、助詞や助動詞、敬語表現などを正確に写し取っていくと、漠然と読んでいたときにはわからなかった登場人物の関係などが、「必然的に」見えてくるようになります。「このような敬語の使い方をしている以上、話し手は総理大臣で、聞き手は天皇しかあり得ない」という論理関係が見えてくるのです。 ……とはいえ、初心者には、古文を品詞分解すること自体が大変でしょう。その点、上記書籍は、それにしたがって勉強できるように書かれてあります。 あるいは、学校の教科書を読みたいのであれば、教科書レーダー(虎の巻)を買ってくればよいでしょう。品詞分解が載っているはずです。 それにしたがって、1語1語ていねいに訳語をあてはめてみるのです。 古文学習で最もまずいパターンは、「漠然と意味がわかる」という状態です。それは、古文として読んでいるのではなく、古文を現代語レベルで勝手に(根拠もなく)曲解している状態なのです。 それでは、古文がわかるようになるはずがありません。 ともあれ、「だまされた」と思って、上記書籍を1ページ目から読み進めてみてください。たかだか100ページちょっとのテキストです。 きっと「だまされてなかった」と思ってもらえるはずです。

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  • 186475
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回答No.1

高校時代、古典は全国で10位くらいにいたこともありました。 現在の傾向がどういうものかはわかりませんが・・・。 「次の試験でいい点をとりたい」ではなく、古典の勉強法というのであれば、古典の原文と、岩波あたりから出ている訳文を、ひたすら読む。 誰のでもいいから、楽しんで読めるのがいいですね。その世界に浸って、理解してから、原文を読むと、文法や古語も、頭に入りやすかったですよ。お役に立てると良いですが、参考までに。