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センター試験に向けた勉強をするに際して不明な点
開いていただきありがとうございます。 自分はとある事情で療養生活を送っているのですが、夏の終わり、体調もやや回復してきたのでかねてからの希望であった大学進学を目指すことにしました。 ただし資金的な余裕はないので選択肢は国公立のみとなり、その他の事情なども絡んできて学校の選択肢はほとんどありませんでしたが……。 そして先週末に類に漏れずセンター試験を受けてきたわけですが、不運にも体調が最悪な日が2日目に当たってしまいました。 点数は平均すると1日目の半分程度にまで落ち込み、選択可能などの大学を受けるにしてもかなり厳しいと言わざるをえない点数です。 そこで、気が早いとおしかりを受けるかもしれませんが、今年のようにドタバタとではなく、来年度には落ち着いて再受験を試みてみようと思います。 しかし自分は「受験の知識」というものがほとんど欠けておりまして、何点か判断を仰ぐために質問を書き込んだ次第です。 Q1. 自分が今年志望した大学では「地歴は後期試験でのみ使用」という形だったため、特に勉強をする必要性を感じず、興味の薄い地理・日本史を除いて世界史を選択しました。 しかし後日「世界史はセンター試験で最大の暗記教科(他教科との比較も聞いたが失念)」であるとの話を聞いて疑問を抱きました。 来年度に受験するとしても地歴の比重はやはり低いままかと思いますが、それでも最低限は手をつけておきたいと思います。そう考えると「覚えることが非常に多い」世界史を地歴の中から選択するということはあまり賢い気がしないのですが、かといって選択した教科によってそこまで大きな有利・不利がつくとも考えがたいのです。公民につきましては「考えなければいけないことは多いが暗記する量は少ない」ということで倫理を選択して、実際にほぼ満点に近い点数をとらせていただいたのですが、地歴にもこのような特徴による差があるのでしょうか? Q2. ならびに上述の倫理ですが、過去問題などと比べましても政経や現代社会と範囲がかぶる傾向にあるような気がします。市販の参考書などもこの傾向を踏んでいるようですが追いついていないのではないかという印象を強く受けました。となると「倫理で高得点を取るために、現代社会の勉強も別途行う」ということになり「暗記量が少ない」という(自分にとっての)長所が殺されてしまう気がします。 現代社会の分野は常識に基づいて答えるという選択が無難なのでしょうが、あくまでも満点を目標とした場合にはどのような対処を取るのが適切かと思いますか? Q3. 英語を読むことには慣れているので長文や要約などに関しては問題がありませんが、文法問題については「問われていることが細かすぎる」と感じてしまいもうひとつ奮いません。 そもそも必要に駆られて実践的に英語を覚えてきたので、一般の受験生がどのような勉強をしているのか検討がつきません。受験にあたって文法の解説書で細部を確認して、語彙の確認なども一通り行いましたが、コンテキストからの類推が困難な問題が大半を占めるため、やはり絶対的な知識不足を感じます。かといって『ロイヤル英文法』のようなものを(辞書的に使うのではなく)通しで読んで、英単語・英熟語・英語構文なるものを(正直言って特に後二者の明確な区別がつきません)それぞれ何百何千と頭に入れた上で「最近出題されるようになった英会話の慣用表現」なるものにも手をつけるのかと考えるとぞっとしないものがあります。しかしこのような暗記作業がやはり王道なのでしょうか? 古文・漢文に関しても似たような印象を受けないこともありません。 長々としてしまいましたが、センター試験というものから近しいところにいないため「当たり前」のことがどうも理解できません。 ウェブサイトや書籍を読んでいても「このようなことは受験生ならば高校で普通に知り得る」という論調で片付けられていたりして、いろんな意味で”浮世離れ”した世界観になじむのに大層手間取りました。 いずれかひとつ、解説しているウェブページへのリンクを残してくださるだけでも構いませんので、これらのことやいわゆる受験に関すること、ご教示いただければ幸いです。 もし不明な点があれば、お手数ですが質問をつけてくだされば助かります。
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専攻や大学の大体のレベルを補足してください。 センターのトータルの目標点や各教科の目標点も。 それとあなたの学力も。 例えばセンターだけ考えても9割以上欲しい東大京大と、7割で良い地方国立大とで話が変わります。 後者なら、無勉強で7割、勉強のしようはない、という現社でもありかも知れませんが、 前者で現社選択は、高得点が期待できないため難しいでしょう。 また、通常、センターと丸暗記は相性が悪いはずです。 大まかな理解が問われますので、丸暗記スタイルは勉強量の割に点が伸びないかも知れません。 その辺りを再確認してください。 > 選択した教科によってそこまで大きな有利・不利がつく 上記の通りつきますよ。 歴史は文系がマジでやってる科目です。 例えば私のような理系がそこにはいることは危険極まりないです。 (もっとも理系の方が平均点が上か大して変わらないかなんですが) 逆に、物理は理系の連中が二次私大向けにマジでやっている科目です。 それに対して生物は、文系の連中が大挙して受けている科目です。 その平均点が大して変わらないというのはどういう事でしょうか。 ということを社会に置き換えると...。 理科ほどの差はないと思いますが。 興味の有無は大きいでしょうが、仮にそれが同等であるなら、センターだけなら地理が一番楽と言えば楽でしょう。 勿論、何点要るかで変わってきます。 地歴の場合、実質的には、今までの貯金がどれだけあるかが一番大きいでしょうし、次は興味の有無でしょう。高得点の取りやすさという要素もあります。 満点を目指す、と簡単に言いますが、9割から10割に伸ばす努力と6割から7割に伸ばす努力とでは質も量も違うでしょう。 社会が満点でなくては困る志望校なんて殆ど無いと思いますが。 目標設定自体に問題はないでしょうか。 (理系で数学満点というのは理解できますが。) > 文法問題については「問われていることが細かすぎる」と感じてしまいもうひとつ奮いません。 センターですよね? センターではそんな細かいことは訊いてないと思いますが。 センターなら入試標準レベルの英文法の問題集すら要らないでしょう。 ここは、二次を考えて対策する方が良いと思います。 これも大学のレベルによって話が変わってしまいますが。 たぶん、英語の力はあるんでしょうから、入試標準レベルの英文法の問題集をやってみたらどうでしょう。 あるいは、NextStageとかForestなどの文法書とか。 > 正直言って特に後二者の明確な区別がつきません 熟語というのは複数の通常繋がった複数の単語で、メインの単語のみの意味と意味が変わったり意味合いが変わったりする場合の物でしょう。 構文というのは文の構造に関することでしょう。 もっと判りにくいのは、英文法(文の法則)と語法の区別だと思いますが如何でしょう。 で、その辺りの勉強をどこまで細かくやらなければならないかも志望校、志望分野によって変わります。 東大と国立最底辺大学では全然違うでしょうし、東京外大と東京工大でも全く違うでしょう。 古文漢文も、センターレベル程度のことでよいのか、もっと難しいことがいるのかで全然違います。 センター7~8割程度で良いなら何となく意味が取れさえすればクリアできます。(誤魔化せます、というか誤魔化しましたというか) が、二次でもっと難しいことが要求される場合はこの限りでは無いはずです。 センターは普通科の普通の進学校(普通科と言ってもとても大学に進学できない高校がいくらでもありますので)でやっているような勉強をしているだけである程度点が取れます。 ところが、普通の進学校でない環境の人がそうかどうかは判りません。
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- HiYoKoNoK
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Q1. 世界史、日本史と地理に関しては大きな溝があると思います。 地理を選ぶ人は少ないですし、高校生が求められている知識量が世界史、日本史に比べて少ないです。 理系で、2次試験には世界史も日本史も関係がなく、さらにはどれを選択しても点数に問題がないような人は大方地理を選択している気がします。 ご質問者様のように自分の知識欲に合わせて世界史、日本史を選択している人ももちろんたくさんいますが、有利不利だけを考えたら地理の方が有利なようです。 世界史は広く浅く、日本史は狭く深く、と、それぞれ表現できると思いますが、センター試験とは、ある意味高校卒業程度の一般常識を問うような性質があります。 したがって、なので、日本史もあまり深く掘り下げて出題することはありません。 センターだけを考えるのであれば、世界史は広く浅く、日本史は狭いけど浅く、になるので、覚える寮としては世界史が一番多いということになるでしょう。 2次試験を視野に入れますと難関大学の日本史は本当に重箱の隅をつつくような問題ばかり出ますから、この比較は無意味なものになると思います。興味の問題でしょうね。もしくは得意不得意の。 Q2. 倫理に関しては申し訳ないですが私は詳しくないので他のご回答者様からの回答を参照なさってください。 Q3. 私は桐原の英語頻出なんとか850というのを完全に全部覚えました。(20回くらいやったら覚えていました) いわゆる暗記をしようと思ったことはありませんが、問題を解き、開設を読んで理解することを繰り返していたら、それが全て頭の中に納まっていたという感じです。 これだけで、センターの問題は今でも問題を開くと同時に答えがわかるくらい文法に強くなります。 これ以外の勉強は一切行ったことがなく、質問者様のように「英語を問題としてではなく言語としてとらえる」感覚の方が私も強いので・・。 ただ、受験問題は、往々にして取り上げられるトピックが同じようなものが多いですから(医療、環境問題など)、過去問題などを多く読んでおくことで、単語の幅は広がり、頻出のものは必然的に多く目にすることで覚えていたと思います。 英語に限らず、受験勉強は全てコツとテクニックだと思います。古文漢文も同様です。 漢文は学校の授業(週に1回センターや受験の問題を解く)しかやったことがありませんし、古文はこういった授業こそは多かったもののそれ以外は一切行わず、直前に最頻出50単語を覚えただけですが、それぞれセンターはミスをしていません。 問題を多く目にしたことでテクニックが身についているんだと思います。 ポイントは、できたできない、解けた解けないに限らず、解説をきちんと読んで完璧に理解した、他人に聞かれても教えられる、と、実感できるまで理解を深めることです。
お礼
体調を崩してしまったためお返事が遅くなってしまい申し訳ありません。 RE: 日本史・世界史と地理の差 なるほど。やはりそのような事情があったんですね。 今年度は基本的に「余裕はない」という前提で考えていたので、「倫理の出題範囲とややかぶる」ことから地理ではなく歴史を、「『ヒストリエ』に代表されるような欧州などの歴史を舞台とした娯楽作品を数多く読んでいる」ことから日本史ではなく世界史を選択しました。実際にその浅知恵で20点程度は取らせていただきました(余談ですが『コードギアス』絡みの知識で1問正解したという^^;)。 現時点においては「2次試験で地歴を使用することはない」という前提ですので、話をセンターだけにしぼって考えています。すると「娯楽作品を通じて得た程度の知識」がさしたるアドバンテージになるとは考えがたいので、特に差し障りがなければ地理を選択しておくのが無難かもしれませんね。 もちろん知的好奇心でいえば世界史を選びたいところなのですが、それは無事合格した後のお楽しみとしておきます……。 RE: 英語 英作文(アウトプット)を基準にひとまず全範囲を網羅して、それで問題があるところはおそらくインプットに問題がある――という方針をとっていました。 このやり方は以前編入試験を受けたときに用いたもので、そのときは大変有効だったのですが、センターのような問題を相手にするにはやや不適だったようです。 もう少しコツ・テクニックという考えを受け入れた方がいいんでしょうね。個人的には受験テクニックとかいう言葉に対して反吐が出るんですが……。 ちなみに古文・漢文は「現代文的思考で類推」でコンスタントに7~8割を確保できていたので、どれが再読文字かも覚えていないような有様です。模試以外での問題演習なども当然していません。 これについても改めてよさそうですね。
お礼
RE: 目標点など 失念していました。申し訳ありません。 目標点に関しては「欲張りすぎ」と言われるかもしれませんが、実際今年度のように「体調にやられる」可能性が人よりもずば抜けて高いので、保険を限界まできかせたラインを狙っている節はあります。なので(環境が変わるために体調を崩しやすい)二次試験を前期・後期共に落としたとしても十分合格できる、800/900点弱が理想とは言えます。 RE: 理解を問われる 丸暗記は嫌いなのですが、今年度はやや詰め込みに走ってしまった感があるのは否めません。 RE: 地歴 合点つきました。 #1さんの回答にも書かせていただきましたが、興味でいえば世界史がずば抜けていて、地理はまったく興味がないといった具合です。 なので前期必修教科ならば迷わず世界史を選ぶと思いますが、「効率よく一定の点数を取りたい」というのが悩みどころでした。 RE: 文法・語法問題 長文問題に関しては類推力が他人よりも高いようですが、それにあぐらをかいてしまったのか、短文に関する苦手意識がとても強いように感じます。 矜持などを捨てて基礎から固めなおした方がいいんでしょうね。 RE: 単語・熟語・構文 おおまかなところは分かるのですが、その境界線が曖昧なところが混乱を催しているような気もします。 たとえば英単語と前置詞の結びつき英単語の補足として扱う範囲とも言えますし、人によってはそれも熟語であると言ったりしますよね。 その分類にどんな意味があるのかと考えてしまうと、どうにも……。 RE: 古文・漢文 漢文に関しては基礎すらない状況でも8割取れているので特に問題はないかなと。 古文に関しても「センターに限っては」同じなのですが、二次試験を考えるとちょっととんでもないです。ぶっちゃけ今年度は二次古文を半ば捨ててかかるつもりでした。 京大文学部卒の人が「首都大の古文は普通すぎるくらい普通」と言っていたので、来年度はまともにぶつかってみようかなと思っています。 RE: 普通の進学校ではない人 工業高専卒なので……全然普通じゃないです。 それが文転したというのですからなおさら、どのような内容でも正直ありがたいです。
補足
経歴: 工業高専で物理・情報工学を専攻する。 現在は23歳と相当な期間自堕落な療養生活を過ごしてしまったため、身体に染みついた基礎知識以外はあらかた抜けてしまったかなあ。 今年度は文転して首都大学東京・心理系(偏差値61程度)を目指す。特に何かがなければ来年度も継続してここを受ける予定。 体調も考えるとあまり無理もできないので、偏差値的にはこの程度が適当じゃないかなあと考えたり考えなかったり。 首都大学東京の特徴: センターと二次試験がそれぞれ600点ずつと1:1の点数配分になっている。 国語と英語とはそれぞれ100点満点にならされて、地歴公民からは1教科選択するだけでいい。 二次試験は英国数。国語が現古漢型ではなくて、漢文の代わりに小論文もどきが採用されている。 毎年大体800/1200点が合格最低ライン。ただし合格平均点も850点程度と大差ない。 後期試験はセンターが900点に対して、二次試験は小論文200点のみと比率が大幅に変わる。 国語と英語とは通常通り200点満点で計算されて、地歴から1教科と公民から1教科とを選択する形に変化する。 合格得点は前期より数十点程度上昇する。 センターでの得点率: 英語(筆)……8割程度。文法・語法問題が足を引っ張っていると思われる。目標9割。 英語(リ)……4~6割を変動。特別な対策を講じてくれない程度に難聴なので結構諦め気味。 国語(現)……8~10割程度。特にテクニックなどを知らないため、学校国語的な問題が出ると弱い(8割程度に落ち込む)。 国語(古)……7割程度。ただし記述だと5割を切る恐れもある。二次試験でも最低7割程度をとれる程度には持って行きたい。 国語(漢)……8割程度。基礎の基礎しか身についていないが多くは望まない。 数学1A……6~8割程度。誘導形式の問題がなじめないため、得点率が大変不安定。基礎はあるので、10割を狙える科目に持って行きたい。 数学2B……6~8割程度。基本的には1Aと同じ。同じく10割を狙いたい。 物理……9~10割程度。特に問題はない。 世界史……3~4割程度。後期でしか使わないが、前期で落ちた場合を考えると7割は取れるようになっておきたい。 倫理……9~10割程度。特に問題はない。 総合……全体的に不安定だが、総合的に考えると8割弱程度だと思う。8割半ばが理想。