- 締切済み
アモルファス半導体についてです。
太陽電池などで用いられているアモルファスシリコンは、結晶構造を持たないが、半導体として振る舞う原因は何でですか?? 回答宜しくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1
こんばんは。 単純に結晶状態とアモルファスを比較しますと、 単結晶ではシリコン原子の4つの「手」が隣のシリコン原子と結ばれていて、「余った手」がないのですが、 アモルファスでは「手」が残ります。 これは、半導体の性質を呈することの障害になります。 (リーク電流など) ところが、アモルファスシリコンの膜をプラズマCVDで作製するとき、 そのプラズマの中には水素が入っています。 この水素が、余った手を埋める役割をします。 (有機化合物における、CとHの関係と同じようなことです。) 余った手がないことによって、半導体としての比較的良好な性質を呈することになります。 以上、ご参考になりましたら。
お礼
早速の返信ありがとうございます。 丁寧な内容で分かりやすかったです。 ありがとうございました!!