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電池の電圧はなぜ1.5Vなのでしょうか?
一般的な一次電池(単1~4など)の公称電圧は1セルあたり1.5Vとなっておりますが、 これは技術的にこの電圧が限界なのか、それとも国際的な規格で決めているものなのでしょうか? セルあたり5Vとか10Vなどの電池は作れないのでしょうか? どなたかお分かりの方、ご回答宜しくお願い致します。
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電池は化学反応を利用しています。電圧は、化学反応に使う物質によって決まります。例えばマンガン乾電池は、酸化マンガン(IV)と亜鉛を使いますが、電圧が 1.5V になるのは、これらの物質の性質です。リチウムなどを使うともっと電圧が大きくなります。要するに、使う物質で決まるので、「技術的な限界」とはいえませんね。 >セルあたり5Vとか10Vなどの電池は作れないのでしょうか? 化学反応を使う電池としては、有害な物質も出さず、価格も適当なもので、そのような電圧を出す物質を見つけられるかどうか、ということになりますね。たぶん難しいでしょう。 高い電圧が必要な場合、電池を直列にする方が簡単です。9Vの電圧の「006P」という電池は、内部に6個の電池が入ったものをパッケージにしています。
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- okormazd
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電池の起電力は電池を構成する物質によって決まります。マンガン電池の起電力はだいたい1.5[V]です。安価に大量に生産流通したため、これが電池の起電力の標準のようになり、後発の電池も1.5[V]になるように開発されたものが多いのですが、 リチウム電池は通常3[V] ボタン電池の 酸化銀電池は1.55[V] 水銀電池は1.35[V] 空気電池は1.4[V] 程度などです。 普通の化学電池では1セルで5[V]とか10[V]の起電力のものはできません。 高い電圧を得るためにはセルを重ねて(積層)います。
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ご回答ありがとうございます。 5V、10Vはちょっと極端でしたね。(^^; セルを重ねるのが安くて手っ取り早いみたいですね。
- tetsumyi
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電池の電圧はプラスとマイナス極に使われている金属のイオン化傾向の電位差で決まります。 http://www.inv.co.jp/~yoshi/kigou/ionka.html アルカリ電池で1.5V,ニッケル水素充電電池で1.2V、リチウムイオン充電電池で3.7V、鉛蓄電池で2Vとなります。 電気容量ができるだけ大きくなる材料で実際的に製造が可能な物として製造されている1次電池が1.5Vが多いという結果になっています。 実際には購入初期の電圧は1.6V程度のようです。 最も電圧が高い1次電池はリチウム電池で初期の電圧は4V程度です。
お礼
勉強になりました。ありがとうございます。
- debukuro
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亜鉛、二酸化マンガン、塩化アンモニウムで構成された電池がたまたま1.5ボルトだった この電池は安く大量生産できたので長期間主流だったために器具もそのように設計された 後発の代替電池はこの器具で使えるように1.5ボルトに近い物が開発された 変な電圧の物を開発しても使える器具が限定されるようでは商業的に意味がありません 儲からないことはしないと言うのが市場主義です
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早速お答え頂きありがとうございました。
お礼
分かり易い説明ありがとうございます。 材料、価格や需要の問題なんですね。 充電池は1.4Vぐらいの物ができれば、一般の電池と置き換えて使えるかなと考えてしまいました。 現状の1.2Vだと使用する機器によってはやや足りないんですよね。 006Pは容量が少ないのが難点でしょうか。