小説は論文と違って自由に想像を膨らませる事が出来ます。もう無制限です。
なので小説を書くには想像力が先ず必要です。それと人の心の動き(こんな時にはどんな気持ちになってどんな事を言い、どんな行動を起こすなど)への理解が大事になります。その二つが十分なら面白い小説が書ける下地がある、という事になります。
自分自身のストーリー(物事の進み方)の発見がなければ、書き続ける意欲が湧かず、その小説は前に進みません。なのでストーリー展開の教えを求めるというご質問自体が小説を書くという目的達成にはそぐわないような気がします。
そうは言ってもご質問者さんは書かなければならない状態に追い込まれておられるのならヒントだけ。
藤棚が小公園に設置してある小さい町があって、その藤棚のすぐ近くに交番があると想像して見ます。小さい町ですから老後を迎えて話し相手が欲しいご老人たちが藤の花が咲くときには集まって来ますね。その人達の間に何か警官が介入しなければならない問題が起きると想像して見ます。それは何か、それはご質問者さん自身が興味を持てるような事件でなければなりません。一方小さい町の交番に相応しい警官は退職寸前の、ご老人たちとあまり歳の違わない人か、又は就職したばかりのまだ頬の赤い少年っぽい警官でしょうか。そんなどちらかの警官が対応するのに相応しいような事件を起こしてあげて下さい。
のんびりした町に相応しいような心温まるような結末を用意しておいて、そこに至るまでの登場人物の動きを想像して、将棋の駒を動かすように登場人物を動かして見て下さい。
・・・というのが小説を書いて見る手法みたいなものでしょうか。これは私の考えですからこれに拘る必要はまったくありません。ただストーリー展開の仕方みたいな一例だと思って頂ければ幸いです。
なるほどと思えば私の回答を評価してみて下さい。