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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:照明から出る光線について)

照明から出る光線についての影響とは?

このQ&Aのポイント
  • 照明から出る光線の質は、水草に与える影響が異なります。
  • 下敷きを入れて青っぽい照明にすると、光線の質は変わるのでしょうか?
  • 光量が減るだけではなく、光線の質にも影響があるため注意が必要です。

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回答No.1

今まで、元気に成長していた水槽ならば、水草の種類によっては、成長不良になったりする可能性があります。 > 20W蛍光灯で白と赤系がついています。 ・一般的な白色ランプは、3波長(青系/緑系/赤系)蛍光ランプですから、青/緑/赤の色が混ざっています。 ・赤色系ランプは、赤色成分が多い蛍光ランプです。 > 照明器具とガラス蓋の間に青い下敷きを入れて青っぽい照明にしてみました。 赤色と緑色を「青い下敷き」の色素性分が吸収して、青色成分の光を優先的に通過させています。 だから、青く見えます。 > 現在使っている赤系ランプの質が変わって水草育成に相応しくなくなる様ならやめようと考え質問してみました。 ・水草の光合成と成長の関係については下記をご覧ください。 <=(紫外線)=(青~青緑色)=(緑~黄色)=(橙~赤色)=(赤外線)=> ココの波長と水草の関係を、ご説明します。 ・波長:400nm以下(紫外線) 紫外線は基本的に植物には有害で、特に280nm以下(殺菌線)は短時間で水草を枯らします。 特例として、長波長側の近紫外線は植物の形態を正常にし「背を低く、葉を厚く」する作用があります。 ・波長:400~500nm(青~青緑色) カロチノイド、フラビン蛋白、リボフラミンなどの色素に作用し、植物が光の方向に曲がっていく屈光性やそのほか形態形成に大きな効果があります。 赤色光(600~700nm域)に次いで光合成作用において重要な波長です。 ・波長:500~600nm(緑~黄色) 人間の眼には、最も明るく感じる波長ですが、実は、光合成や形態形成には無関係です。 ・波長:600~700nm(橙~赤色) 葉緑体(クロロフィル)が、この波長の吸収した光エネルギーによって、二酸化炭素と水から炭水化物(水草の体)が合成されます。 日の長さ(昼と夜の時間の相互関係)が、水草の開花や結実などの植物生理に大きく影響する波長でもあります。 つまり、光合成、日長作用ともに最も重要な波長域です。 ・波長:700nm以上(赤外線) 光合成の作用スペクトルは、植物体内において、葉緑体の吸収極大(660nm)より長波長側では急激に減少します。 ところが、青色及び赤色光の放射に近紫外線を加えると光合成がさらに促進されます。 この効果をエマーソン効果と呼びます。 ただし1000nm以上では熱作用となり、水草の細胞を破壊します。 水草を元気に栽培飼育するには、水質や肥料の他に、適正な波長の光を準備できているか考慮する必要があります。 1・成長が遅いようならば、(橙~赤色)の色域のランプに交換や追加してみる。 2・どうも、ヒョロヒョロ成長してしまう場合は(近紫外~青~青緑色)の色域のランプに交換や追加する方法などがあります。 最後に、、、 赤色と白色の合成光は、水草の生長に最適な照明です。 一日10時間、水草に照明を照らすとした場合。 5~6時間、赤色と白色の合成光を当てれば、水草は十分に育ちます。 幻想的な美しい水槽の実現のために「青い下敷き」による青い照明を、それ以外に4~5時間使用しても問題ありませんよ。

momomoge
質問者

お礼

詳しく教えて頂きありがとうございます。 大変参考になりました。

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