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現代のホームレス問題について

全国的にホームレスは九〇年代中ごろから増大してきていると聞きました。 そして、ホームレス問題は放置しておけない、何らかの意味で社会的な解決が必要であるとの認識が広がっているようですが、何が「問題」であり、どのような「解決」が望ましいのかについては、様々な見方や考え方があります。 現代のホームレス問題はいかにして社会的に構築されているのですか?

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  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.1

>どのような「解決」が望ましいのか 順番は逆ですが、こちらは税金などを一切使わずに自然とホームレスがなくなることが望ましいです。 >何が「問題」 どこを根源とするかで異なりますが、一つは日本経済の成長が止まったことです。 昔はオイルショックなどで短期的な低迷はあっても、基本的に日本経済は右肩上がりで成長して、日本国民で分け合うパイが大きくなっていました。仮に誰か貧しい人が出てもその人にパイが増えた分を優先的に回しても、他の人にも分け前は残りました。ですから皆が年々豊かになっていきました。 そして、当時の若者も黙って我慢していれば数十年後には自分も大きな分け前がもらえる(年功序列での昇進と昇給)が待っていると思っていました。先輩方もそういうことで若者が優秀な成績を残しても「まあ、君たちも後十年もしてえらくなれば給料は上がるから今は安くてもいいだろ」ということでいました。 ところがバブル崩壊あたりからパイの拡大が止まりました。そうなると皆が前年より豊かになることは出来ません。誰かの所得を増やすには誰かの所得を減らす必要があります。 しかし、終身雇用の年功序列で上に立った世代は自分の権利を手放そうとはしません。 将来にその分の昇給となって帰ってくると信じて、終身雇用時代に給与が低くても我慢していた世代(40~)は、「そんなのおかしい。若い時は我慢しろと言っておいて、自分が年ととったときになって競争主義はおかしい」として、昇給を要求します。 このように上の世代がパイを手放そうとしません。では、どこから削るかとなるとまだ社会的弱者である若者や貧しい者です。 このような世代間の格差が問題の根幹の一つです。

noname#99062
質問者

お礼

丁寧に回答してくださってありがとうございます。とてもわかりやすくためになりました! 日本は他国と比べて、ホームレスに対しての社会保障が一桁少ないと聞いています。少しでも早くホームレスの人たちが救われることを願います。

その他の回答 (2)

  • huna-huna
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回答No.3

問題としては、 ホームレスの人数すら正確に把握できていない。 これではとりあえず施設に入れようにも必要な数がわからない。 周りの人の話ばかりで、当のホームレスの言葉が伝わってない。 解決といえるかどうかナンですが、 とりあえず何らかの住居(仮設を含む)にすべての収める。 路上生活を禁止する。 公園での寝泊りを禁止する。

noname#99062
質問者

お礼

回答ありがとうございます!この不況でさらにホームレスが増えなければいいのですが・・。参考になりました!

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.2

憲法で最低限の生活が日本国民には保障されています。 その前提として、労働があります。 ホームレスになりたくてなった方は別ですが、 歯車がかみ合わず、また、多額の債務などでホームレスに ならざるを得なくなった方がほとんどだと思います。 それを救う仕組みを行政が考えるのは当たり前です。 そういう人が増加することは社会不安にもなるので、 まずは、働ける場を提供することです。

noname#99062
質問者

お礼

やはり働ける場を提供して、社会復帰させる事が大切なんですね!ビッグイシューなどとてもいい仕組みだと思います! 回答ありがとうございました!

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