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外務省はなぜ変な表記を使っていたの?

外務省は、外国の地名の日本語表記を以下のように改めることを木俣そうですが、何でこんな変な読みを使っていたのでしょうか? 【旧名】      【新名】 ヴィエトナム    ベトナム 東チモール     東ティモール ニュー・ジーランド ニュージーランド ニカラグァ     ニカラグア チェッコ      チェコ カタル       カタール 象牙海岸共和国   コートジボワール クアラ・ランプール クアラルンプール レイキァヴィーク  レイキャビク ヘーグ       ハーグ プラーグ      プラハ ワルソー      ワルシャワ サライェヴォ    サラエボ テル・アヴィヴ   テルアビブ ニュー・オルリンズ ニューオリンズ ジュネーヴ     ジュネーブ

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  • ベストアンサー
  • Eivis
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回答No.3

【変な読み】に対する回答の大半は#2で aschenbach さんにより解説があるので私は感想を書いてみます。 外務省の今回の表記改定に多少違和感を感じるのは、現地読だったり日本の新聞流だったり基準が明確でない事かも知れません。 「ベトナム」などは「ヴィエトナム」ではなく、むしろ『ヴェトナム』の方が自然に思えるのですが。。。 象牙海岸共和国が「コートジボワール」という仏蘭西語で呼ばれるのは良いとしても、今まで良く残っていたものだと感心します。 私たちの時代は[象牙海岸][黄金海岸][奴隷海岸]と云う三点セットで覚えていたので、[奴隷海岸]が戦後消されたのは判りますが [象牙海岸]だけは、外務省も外交的配慮が要らないとでも思っていたのかも知れません。 仏蘭西は歴史的事実で未だに「コートジボアール(象牙海岸の意味)」を使うのなら、象牙輸出入禁止後も[象牙海岸]で良いでしょう。 [奴隷海岸]がナイジェリアとなった時点で残した歴史的地名ですから、中国の様に日本でもそのまま残してもよかった気がします。 その他の都市は省略しますが日本でお馴染の[クアラルンプール]という発音・・・これは現地では[クァラァンプォ~]と聞こえます。 ・・・要するに、カタカナで表記するのには制約があるという事でしょうか、難しい作業だと思います。。。

その他の回答 (2)

回答No.2

「変な読み」っていうのは、見慣れないからそう思われるんですね。 確かに「ワルソー」や「プラーグ」は英語読み(英語訛り)ですが、「ヴィエトナム」や「サライェヴォ」はそっちのほうが現地発音に近い表記です。「ヴァ」行が「バ」行に化けているのはヴァ行のほうが現地読みですね。 ニュー・ジーランドは、英語の綴り通りにカタカナを書けば当然こうなりますね。 New Zealandですから。「・」が入って切り分けてあるものは、もとの綴りが分離しているものです。だから見慣れていなくても、分離して書く方が正しい、と言えば正しい(分かり易いかどうかはまた別問題)。 象牙海岸は、いやこの表記を見て「懐かしい」と思う小生はもうトシなんでしょうねぇ。コート・ディヴォワール Cote d'Ivoire(Coteのoの上にはアクサン記号^がつきます)は、綴りをご覧になればたぶん見当がおつきになると思いますが、英語で言えば Coast of Ivory(但し英語では Ivory Coast と言います)、昔白人たちがアフリカで取った象牙をこの海岸で船積みしたところからついた名前で、それをそのまんま直訳したものです。訳せるんだから間違いではなく変でもないはずですが、世界の地名には「まんま直訳」できるものも多いので、まあ訳さずにカタカナ表記しましょうや、ということになったんですね。小生が小学生の時分、今から三十年近く前には、社会科の教科書・世界地図にも「象牙海岸」と表記してありました。

回答No.1

意識改革の手始めとして日本語表記を改めたようですよ。これまでは英語表記の発音を重視してそのまま使っていたのを改めようという訳です。 外務省が世界との会話に使いやすかったのと現地で通じやすいというのが理由のようです。一種のブランド意識ですね。下記URLをどうぞ。

参考URL:
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/kimitsu/200203/23-05.html

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