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紡錘糸
高校で細胞分裂を習いました。 紡錘糸が、動物細胞では中心体から出てくるようですが、植物細胞ではどこから出てくるのでしょうか? 気になってしょうがありません・・・。
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- tomi-chan
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回答No.2
回答No.1です 2つ申し上げなければなりません。一つは、動物細胞の「中心体」にあたるようなものは、植物細胞にはないこと。 二つ目、植物細胞では、ゴルジ体由来の小胞が動物細胞における中心体のような役割を果たしますが、ゴルジ体由来の小胞が、植物細胞の細胞分裂の際の紡錘糸の起点(終点)になっているかどうかはわかりません。
- tomi-chan
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回答No.1
おはようございます 植物細胞の細胞分裂は、動物細胞のそれとは大きく異なります。動物細胞では、有糸分裂(mitosis)による核分裂と、細胞質分裂(cytokinesis)の 2つのプロセスによります。中心体および紡錘糸は有糸分裂時に観察されます。 しかし、植物細胞では、有糸分裂に先立ち、G2 前期に微小管の再配列によって、前期前微小管束が形成され、この位置に初期細胞板が出現します。中心体の「定義」にもよりますが、植物細胞では、はっきりした「中心体」と呼べるものはなく、ゴルジ体由来の小胞がこの役割をします。 動物細胞の細胞質分裂は、収縮環により、細胞膜に分裂溝が生じ、やがてくびれるようにして細胞質が娘細胞に分配されます。 しかし植物細胞では、動物細胞の細胞質分裂のような、原形質膜がくびれるような挙動は観察されません。 植物細胞では、細胞板の形成により、有糸分裂後の核の隔離、プラスモデスムの形成と、それに伴う細胞質の部分的隔離がおこります。つまり、植物細胞では、細胞「分裂」よりも、細胞「隔離」と言った方が実際のイメージに近いと思います。
補足
早々のご解答をありがとうございました。 専門的な言葉がたくさんあり、理解に少々苦労致しましたが、要するに、植物細胞での紡錘糸の起点は、「ゴルジ体由来の小胞」ということになるのですか?