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マラカイトグリーンでの白点病の治療について
セットして3週間の30センチ小型水槽で小型カラシン数匹を飼育していましたが白点病にかかってしましました。 少し水草も入れているので、ショップの店員さんのオススメもあり、マラカイトグリーン液(商品名「ヒコサンZ」)を購入してきました。 説明書によると100Lに対し10mlの添加で、1~2日後に症状の改善が見られない場合は飼育水の交換を行い、再度同様に添加する、とあります。 そこで疑問なのですが、初回規定量の添加はいいとして、水換え時には水換えした水量に対して規定量を添加するのか、それとも再度飼育水全量に対して規定量を添加するのかがわからないのです。 ちなみにこの「ヒコサンZ」、飼育水に入れた直後は薄い水色に染まりますが、2時間程度で色は消えてしまいます。 イマイチ効いているのかどうかも不明なんです。 よろしくお願いします。
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白点虫(ウオノカイセンチュウ)の生涯寿命は10日ほど。 白点虫が魚体を離れシスト化するために水中を漂う時期と、再寄生するためにシストを離れ水中を漂う時期にマラカイトグリーンの効果があります。 このサイクルが5日ほどで繰り返されます。 水中を漂う白点虫だけにマラカイトグリーンは効果があります。 > そこで疑問なのですが、初回規定量の添加はいいとして、水換え時には水換えした水量に対して規定量を添加するのか、それとも再度飼育水全量に対して規定量を添加するのかがわからないのです。 マラカイトグリーン製剤の薬効期間は3日間ほど。 3日で、ほぼ全量が分解されます。 従いまして、治療期間中は、3日の間隔で普段よりも少し大目の1/2換水が効果的です。 換水のたびに追薬します。 追薬量は、1/2換水量に対し少し濃い目の125%から150%程のマラカイトグリーン製剤を溶かし込みます。 治療期間は10~14日間です。 魚体がキレイなったからと、すぐに治療を中止すると再発しやすいので注意。 マラカイトグリーン剤は魚毒性があるため、規定濃度で30日以上の長期治療は出来ません。 濾過器の中に、白点虫のシストが作られやすいため、濾過器も回したままにします。 ただし、活性炭マットや濾過ボードは取り外します。 注意点 1・マラカイトグリーン製剤は光分解します。 →治療中の照明は普段より減らすか、消します。 2・外掛け濾過器の場合、濾過ボードは取り外します。外部濾過器や上部濾過器の場合、活性炭バックを使用している場合も取り外します。 →活性炭がマラカイトグリーンを吸着するため、濾過ボードや活性炭バックだけは取り外す必要があるのです。 3・この次期、一度に1/2の換水を行うと、水温が下がりすぎます。 →新薬水の投入は、数回に分けて、2時間くらい掛けましょう。 4・水温調整が可能のヒーターの場合、魚に食欲があり、元気ならば、水温を30℃程度に上げることで、薬効効果を高めることが可能です。 →コレは、高水温だと白点虫の分裂サイクルが速まるためです。 →魚にも負担が掛かるため、魚に元気がない場合は高水温治療は行ってはいけません。 治療が完了した後、今回なぜ、白点病が発生したのか考えましょう。 白点病は、飼育水の汚れが原因として一番多いように思います。 飼育水が汚れている状態で、大きな水温変動を与えると、とても発生しやすい病気です。 ・濾過能力のチェック。(濾過器は適正なのか?) ・餌の量のチェック。(多すぎないか?) ・底砂の汚れのチェックなどをオススメします。
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- ryuichi118
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活性炭等の吸着効果のあるマットやろ材を使用していませんか? 使用していたら外してください。 光によっても分解されますので日光や照明には気をつけましょう。 薬効は2~3日位だと思いますが、説明書を素直に読めば飼育水全量でしょうね。 毎日水換えするのであれば水換えした水量で大丈夫だと思います(私はそうしています)
お礼
早速の回答ありがとうございます。 活性炭は取り除きました。 照明はそのままでした。 薬効は2~3日なんですね。 それでしたら水換えの時に飼育水全量に対しての分量で大丈夫そうですね。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 白点病についてはかなり検索してみましたが、ここまで詳しい解説は見かけませんでした。 マラカイトグリーンは3日で分解されるのですね。 追薬量はご指示のとおりにしてみます。 水温を上げる方法は他でも見かけましたが、うちの水槽のヒーターは26度固定なので不可能です。 照明は落としてみます。 フィルターの能力は問題ないと思いますが、水槽セット後あまり日にちがたっていないので、ろ過細菌が十分繁殖していないのかもしれません。