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国名の表記について
外務省が、サイプラス→キプロス、ジョルダン→ヨルダンとするそうですが、どうなのでしょうか?私は逆だと思うのですが。
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サイプラス、ジョルダンは、英語発音に基づくものです。 いろいろな考え方があろうかと思いますが、私は、「サイプラス→キプロス、ジョルダン→ヨルダン」の方針を支持しています。表記・表音は、基本的に認知度が高いものにあわせるのが最善だと考えているからです。 通常、歴史などでは現地に近い表音が使われていました。キプロスやヨルダンもそうです。かつてのシーザーも、ある時点からカエサルに代わっています。 ただ、必ずしも現地発音を基本にする必要はなく、あくまでも最も通用しているもの(場合によって、その判断は容易でないでしょうが)に基づくのがいいのではないかと考えています。例えば、北京は公用中国語の発音では英語発音のベイジンに近いそうですが、日本では慣用的に広東語のペキンが通用しています。こうしたものを片っ端から変えていったら、たいへん混乱を呼ぶと思われます(実際、韓国と日本とでは、外交的な理由から、少なくとも公式には地名・人名を相互に現地発音に基づいて表音することにしてしまった(マスメディアもこれにならった)のですが、これによって混乱している人は大変多いのではないでしょうか。日本人は音読みなら誰でも分かるのに、韓国読みとなると改めて一から覚えなおさなければならないからです。 いずれにせよ、必ずしも英語発音を原則として表音を改訂する必要は感じません。英語発音は、英語を学ぶときに同時に学習すればいいと思います。自分でもそうしてきましたが、概ね大きな問題は感じませんでした(正確に言うと中国・韓国の地名・人名だけにはいまだに困らされています。その解決としては現地発音を一般に普及させることも一案なのでしょうが、そうすると「困る人」が英語学習者のみならず日本人全体に広がることを意味することになります)。 追記:No.2の方が触れている英語での現地表音優先策について、確かに一部にそういう動きもありますが、米国人は結構ガンコで自国語への愛着がことのほか強いのか、割に英語音に固執する傾向があります(英語でも、ビルマの表記・表音はミャンマーに変わっているはずなのですが、いまだに一般にはBurmaが使われています)。英国や豪州などでは違うのかも知れませんが……。
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- mide
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先日キプロスに行ってきたのですが、英語表記でも Nicosia → Lefkosia、Limassol → Lemesos など現地音を優先した表記に変わりつつあるところでした。まだ混在していたり、一方が括弧の中に書いてあったりとさまざまでしたが。 ヨルダンについては定かではありませんが、現地音優先に近づいたということでしょうかね。
お礼
「ヨルダン」は現地で「ヨルダン」なのかなぁ?? 日本だって「JAPAN」でなく、「NIPPON」と呼ばれたらとおもっていらっしゃる方もいると思います。 ありがとうございました。
- bumeeeee
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最初「逆だろー」って思ったんですけど、通称・判りやすさなら 「納得」する部分もあります。 日本中の企業などに「変えさせる」のは大変だってことなんだと思うんですが・・
お礼
南北朝鮮の方のお名前を「日本語読み」しなくなったように、 すぐには変わらなくても、徐々に変わればと思いました。 ありがとうございました。
お礼
「あちらがたてば、こちらがたたず」なのですね。 ありがとうございました。