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仮に政権交代して民主党が与党となった場合、マスコミは民主を叩いて自民を擁護するのでしょうか?
タイトルの通りです。 権力を監視する役割であるマスコミが、仮に民主党へ政権交代した場合に民主党を叩けるのでしょうか? 道理で言えば批判は続けるべきで、熱意ある記者達はそうした取材活動(与党になった民主の政策批判報道の取材など)は続けると私は思っていますが、現在の自民叩き、民主擁護のスタンスから果たしてマスコミの媒体自体が抜け出せるものか疑問に思っています。 無学で大変恐縮ですが、どなたかお分かりになる方がいらっしゃいましたら教えて頂きたく存じます。
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「与党・政府叩き」が目的の報道と、「マスコミ自身の価値観を展開するため」が目的の報道と、 前者も後者も両方があるように思えます。 仮に民主党が与党になったとします。しかし、マスコミ自身の価値観が変わるわけではありません。 最大手の朝日新聞社の社説を見ればわかるとおり、 朝日・毎日などは現在の自民党の考え方とはむしろ逆の方向を向いていると考えられます。 そういう点で、与党が民主党になったとしても、上記の前者の叩きはあるでしょうが、後者の報道は今と変わらないでしょう。 ---------------- 権力を叩く、というテーマの質問なので、以下私の考えを補足します。 よくよく考えると、「権力を叩く」ことをマスコミが行う必要もないし、ひょっとするとその権利すら無いのでは? と思います。 マスコミ自身は政治・政策・思想の専門家ではありません。 (専門家の定義が難しいですが、少なくとも今のマスコミの捏造の多さや論理展開の稚拙さを見る限り専門家と呼ぶレベルに無いと思います) 専門家ではない彼らが、多くの国民に対し「素人(=マスコミ)の考えをあたかも専門家のように語って政権叩きをする」のは 国民を誤った方向に導いてしまう危険があると考えています。 マスコミがその程度の力量しかないのであれば、 むしろただ情報をあつめて、それをそのまま手を加えずに放送してくれれば、十分ではないかと思います。 我々一般国民は、政治に対して正しい判断をしたいと思っていると思います。 しかし、一旦情報がマスコミを経由してフィルターをかけられて報道されることで、 国民には「正しい判断をするための情報」が伝わってこないのです。 一連の麻生叩きや派遣切りの報道でもそうですが、非常に一面的かつ扇情的な報道に終始しています。 派遣問題一つを取っても、視点は色々あります。 1「何故派遣が多くなったのか」2「派遣を使う メリット/デメリット は何か」3「方向を改める必要があるのか」 4「方向を改めた場合のメリット/デメリットは何か」5「国内的な視野と国際的な視野とそれぞれの見方は?」・・・ 今のマスコミは、派遣問題のうち、上記の1と2の半分(デメリットのみ)しか報道していません。 実際には、日本企業の国際競争力とかそういった観点も合わせてみていかなければ、国民は正しい判断ができないはずです。 今、国民が知るべきことは、国際的な金融危機とそれに伴う不況、 国際的視野もからめた金融対策・不況対策ではないかと私は考えます。(マスコミは国内政局の話しか報道してませんね) 長くなってしまいましたが、マスコミの特権として「権力を叩く」ということは認知されていますが、 もっと国民みんなが、その本当の意義やあり方について深く考えるようになればな、と願うばかりです。
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少し切り口は異なりますが、日本のマスコミは左派に牛耳られています。(何故、そうなったか、簡単に要約すると極左思想の洗礼を受け洗脳された団塊の世代が要職を占め、その影響下に今もある。) その証として椿事件、NHKの天皇を裁く女性国際法廷事件を上げておきます。(その他多数あり、) イデオロギーとはいわないまでも自民党とは対極といってよい価値観を有しており、その意味での擁護は行わないでしょうね。
- huna-huna
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1993年に自民党が野党になったとき、与党である連立政権を批判してます。 もしあのときの与党を叩かなければ、自民党はずっと野党(もしくは解党)だったでしょう。 権力だから批判する。ゆえに与党だから批判するのが正しいのです。 野党も同様に批判すべきだというのは、政治のイロハもわかってないということ。
- edoduki
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自民叩きなどは行われていません。 行われているのは 政府叩き です。 むしろマスコミは自民党が大好きです。なぜ大好きかというと、それが記者たちの歴史だからです。戦後、自民党がずっと与党としてやって来たので、自民党を知っている事が政治を知っている事であり、それが政治記者たちの主軸にあります。
- yamame17gou
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権力監視等の構えた視点では無く社会通念上の問題意識で対応することが求められていることが解っているので心配無用と思います。
- eroermine
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アメリカ占領時点で大手マスコミでとして認識された朝日新聞、NHK等は日本政府監視と大衆扇動の使命を与えられ六十年以上淡々と任務をこなしてきました。 一見反米的なマスコミの論調も再軍備阻止に関しては一歩も譲らない点に注意してください。 占領軍が手を加えたのはマスコミの他に外務省文部省等の主要官庁のほかには政党。 社会党に関しては安保反対運動などで長年アメリカの手先であることが忘れさられていましたが、田中角栄逮捕のときにおかっぴきのかっこうでアメリカ支持のちょうちん行列をしました。 その後社会党はつぶれたのですが、そのメンバーは民主党に居ます。
- sinri12345
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マスコミ関係者ではないので個人的な意見としてですが 【もし政権が交代しても、今の自民(与党)叩き、民主(野党)擁護の様なスタンスにはならないと思います】 熱意のある記者なら確かに取材活動に変化はほとんどないと思います が、 現状の大手マスコミをみる限りほとんどは熱意(重要な事であっても都合の悪い部分は報道しない等)がない事から 個人的には上記の様な感想を持っています こういった質問をされていらっしゃると言う事は 質問者さんも、マスコミが自民を叩き民主を擁護して情報操作を行っているという事実をご存知のはず。 そして【野党】ではなく【民主そのもの】を擁護する、その理由もおぼろげながらもわかっていらっしゃると思います 便所の落書きであったネットの書き込み(情報)でしか真実を知れないというのはある意味恐怖ですね。
補足
大変遅くなりましたが、皆様回答ありがとうございました。 補足欄への投稿で皆様への御礼と替えさせえて頂きます。 現在民主党政権が誕生してマスコミの動向を伺っていましたが、ここで回答頂いた各種の真面目な方向にはマスコミは動かなかったというのが現在の一面でもあるという事を補足させて頂きます。 朝日新聞などは海外の情報に強く、国内はからっきしというのが私の意見ですが、どうからっきしなのか実例を挙げて言うと、 「民主党誕生万歳」 ↓ 「民主党いい加減にしろ」 と変節を遂げている事であり、過去の記事の責任も問われずにその時の空気だけで時代を先取りしたような報道を今もしている事です。 朝日新聞は海外動向だけ探ってればええんじゃ、と思ってしまいます。 これは他のマスコミにも言える事です。 ミクロで見れば、報道に関わるマスコミを構成する個々の方々は大変優秀であり、自らに対する反省などのフィードバックなどもよくされると思います。 また、マクロで見ますと戦前の反省から報道機関そのもののありようが、右から左へとその傾向を大きく変えた向きもあるかと思います。 しかし、その中間である、マスコミという機関、今現在の時代を造っていく組織という面で見た場合、自己保身の為に変節に走る向きにあり、マスコミが本当に果たすべき正義なるものが達成されているとは思えません。 保身の為に過去記事に対する責任とそれに伴うフィードバック・ブレの修正というものが主体的に行われていないように思われます。 これは報道が商売になっている以上仕方の無い事なのかもしれませんが、正義を謳う以上、商売抜きにしてその種の義務を果たさねばならないのではないでしょうか。 ここ二年間くらいのウォッチでしたが、マスコミの性質として主義主張はなく、時代の空気により変節するという本質が垣間見えたように思います。