どんな業種の会社なのかにもよりますが、基本的に取引先業の明確な了解が得られないなら掲載しない方がいいです。
業種・取引先によっては「この会社と取引があることは伏せたい」というケースや会社間で機密保持契約が結ばれていることがあるからです。また質問者の会社としても「プライバシーポリシー」が存在したり、そうでなくても「取引先企業名は公表しない・できない」と経営陣や営業部門長が考えているかも知れません。取引先A社・B社と自社の関係は良くても、A社とB社間は直接競争相手で、同じ会社(自社)を通じて互いの秘密が漏れたりしないか神経を尖らせていることがあるからです。
完全受注生産(専用設計・製造)の会社であれば、製作した自社製品の写真や製品名すら公表できないこともあります。
取引先企業名の公表は、けっこうリスクが高いですから、よくよく検討して下さい。
コンテンツを考えるとき、ページ内容を充実させると言うより、自社ブランドの強化にふさわしいかを考えるべきでは?。「ページが少ないから、これを入れておくか」ではなく「自社の強みや特長をお客様に明確化するには(あるいは損ねないように)何を盛り込むか・削るか」という選択です。
その上で取引先を載せたいというのであれば、了解を取った上で相手にもメリットがある相互リンクという形を取ったり(SEO対策上も有利)、企業名を出さずに企業の所在都道府県名や国名で表記することがあります。
お礼
お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。 大変参考になりました。 取引先もコンプライアンスには大変厳しく、またそれなりの知名度を 持つ会社が多いため、相手先への確認を確実に行った上で、 公開を検討したいと思います。 的確なご指摘ありがとうございます。