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通訳時の人称について
いつもお世話になります。一点お聞きしたい事があります。 今仕事で、通訳、翻訳の業務に携わっております。(と言っても、会社の中でです。)翻訳はまぁ、何とか・・・と言う感じなのですが、通訳に関して、ちょっと苦労しております。 英語は話せるのですが、通訳とは全く別だと切に感じております。 そこで通訳の学校に行った事のない私が、一つ疑問に感じる事がありました。 通訳をする時、発話者は自らの事をIと表現しますが、通訳者側は発話者の事をShe,He,Theyの3人称に置き換えるのが普通なのでしょうか?非常に初歩的な質問で申し訳ありません。今は、発話者をTheyに換えて話しています。(話の内容上、企業自体がどうこうすると言うケースが多い為) また、通訳をする上において、ある程度、相手が話してる事をメモしないといけないと思うのですが(いわゆるディクテーションでしょうか)、なかなか追いつきません。何かコツの様な物はありますでしょうか?ディクテーションもそうですし、全体的に心持ちとして、こうすると良いと言う様なものがあれば教えて頂けますでしょうか? 後、もう一点なのですが、仕事上、内容が本当に多岐に渡って来ます。従いまして、会計、経理、製造の用語など、必要とされるボキャブラリーが本当に様々で、手持ちの辞書ではなかなか追いつきません。何か会計、経理、物理用語等、色々のってる様なサイトはありますでしょうか? 長くなってしまいましたが、どうぞ回答、宜しくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
何でも屋的、中途半端な通訳を何度か経験した者から一言。 本格的にやるなら、#1さんのようにするのがまっとうなのでしょうけれど、いろいろな通訳を見ていて、いろいろなインタビューテープを聴いていると、結構、3人称に置き換えている例はあります。その場の雰囲気にもよると思います。例えば、スピーチや説明会の通訳を壇上でするなら「I」は「私」。何人かで食事をするなら3人称、という感じでしょうか。ただ、例えば、交渉事をする時に「they」と言うと、通訳者は「彼ら」を代表していないのだという印象を与えるので、それが得策な場合と、マイナスになる場合とがあると思います。 メモですが、質問者さんは、会社で電話番をなさったことはないのでしょうか。私は、新入社員なら誰でもする電話番を通じて、メモをとるのが早くなりました。一字一句を書きとろうとはせずに、内容を暗記するくらいのつもりで聞きながら、固有名詞、数字、話題の切り替わりなど、記憶しにくいものだけを単語や記号でメモって、訳す時には、訳した者をどんどん消していくと、やりやすいと思います。また、これ以上長く話されたら訳せないと思ったら、中断させることができるのが、逐次通訳の強みです。 専門分野以外の通訳業務に関してですが、できるだけ事前に資料をもらうといいでしょう。なんなら、「私は未熟なので、資料を事前にくれないと的確に通訳できない」という類のことを(やんわりと)言えるのが、何でも屋の強みでもあります。また、日本の専門家は、英語はできなくても専門用語をカタカナで知っている場合が多々あるので、事前に用語について教えてもらうといいかもしれません。 いずれにしても、どの程度、甘えられるかを見極めておくことですね。プロ中のプロなら、はったりをきかせてでも、独りで訳す必要がありますが、便利屋の場合は、結構、正直に自分のレベルを明かせたりします。
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- seabus12
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友人として通訳するような場合ではなく,プロの通訳の場合は完全な黒子に徹します.第三者ではなく,I なら「私」が主語です.発話者になりきる立場です.発話者もあなたでなく相手に向かって話してもらいます. >通訳者側は発話者の事をShe,He,Theyの3人称に置き換えるのが普通なのでしょうか? そんなことはありませんし,かえって難しくなります.発話者自身が第三者のこと(She,He,They)を述べている場合はどうするのですか? メモに関してはプロの場合は速記(英語)です. 今後もこの仕事をされるのなら,専門分野を絞ることになるでしょう.業界の用語集や辞書とかありますが,やはり用語だけでなく専門分野の勉強が必要になってきます.すると何でも屋にはなれないわけで.医学なら医学分野専門の通訳になってきます.
お礼
ご回答ありがとうございます。 >発話者自身が第三者のこと(She,He,They)を述べている場合はどうするのですか? 確かにその通りですね。よく解りました。 今現状、会社組織の中での通訳、翻訳と言うポジションですので、全てにおける内容で、仕事が降って来ている為、あらゆる側面で呼ばれると言うのが現状で、今のところ、何でも屋になる事が会社から要求されています。おっしゃっている通り、用語だけではなく専門分野の勉強が必要だと言う事は痛烈に感じてるのですが、何でも屋になれと言う会社からの要求上、非常に難しい状態です。 確かに、今後、プロの通訳になろうと考える場合、きちんと学校に行き、専門を絞ると言う流れに沿うと思います。ただ厳しいですが、何分、今は何でも屋になるしかない状態です・・・。
お礼
ご回答、ありがとうございました。非常に参考になりました。 確かに専門用語をカタカナで知ってると言うのはそうですね。事前にそういったアプローチをかけるとやりやすくなりそうです。 専門でやって行ける様に、将来的に頑張りたい気持ちは非常に強くあるのですが、なかなか今は、会社の都合上、何でも屋になるしかなさそうです。 メモは実は、日本語では出来るのですが、慣れてないせいか、通訳する段階になると、なかなかメモを取るのが難しいです・・・。 日々精進あるのみ・・・と言う所です。