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有機溶剤の危険性について
化学用保護手袋ではなく,普通の台所用ビニル手袋(ポリ塩化ビニル樹脂製)を はめて,例えばベンゼン,キシレン,トルエンなどの薬品を扱い,もしそれらの 薬品がついてしまった場合,手袋はやはり溶けてしまうのでしょうか? その場合有毒なガスなどが発生することがあるのでしょうか? よろしくお願いします
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手袋が溶けた場合のガスなどは、下にもありますように、急激に溶解することはないですので、心配しなくてもいいと思います。 それよりも、有機溶剤の蒸気を高濃度で吸入したときの中毒や、長期間の被爆の方が危険です。 マスクのほかにも、換気のいい場所で取り扱うとか、長期間さらされることのないようにしたほうがいいでしょう。特にベンゼンは発ガン性もあるといわれていますので、ご注意ください。 驚かせましたが、私もほとんど日常的にこれらの有機溶剤を使っていますが、あまり頓着はしていないのが現状です。素手で使うし、マスクもしてませんし。 こういう書籍もありますのでご参考までに。 「取り扱い注意試薬ラボガイド」 東京化成工業(株) 編: 本体 3204円 発行年月日:1988年11月10日 ISBN4-06-153311-8 またこういう専門の器具を取り扱っている会社に 井内盛栄堂さんというのがありまして、手袋などについてもピンからキリまであります。 下にURLを載せておきますので、商品検索などしてみてはいかがでしょうか。
- 参考URL:
- http://www.iuchi.co.jp/
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- Take_chan
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皆さんがおっしゃてる様に結論から言うと、台所用ゴム手袋でもそう簡単に溶けませんので大丈夫です。様子を見ながら使って下さい。また、防護メガネは必ずつけて下さい。特にコンタクトレンズの人は、コンタクトが角膜にくっついてしまって、角膜をはがしてしまうような事故も起きています。一滴でもはねて、目にはいると大変なことになる可能性があります。 また、取り扱う有機溶剤の毒性を調べてから使うようにして下さい。気化して毒性のあるものは、ドラフトで取り扱ったり、ガスマスクで取り扱う必要があります。トルエンのようにある濃度以下では毒性のない溶剤はまだしも、ベンゼンの様な発がん性物質を取り扱う場合には、その時は大丈夫でも、10年後に影響が現れるかも知れません。単に液液抽出の溶剤として使うだけなら、ベンゼンでなくてもトルエンで同等の抽出力があります。できるだけ、作業者にも環境にも有害な化学物質は使わないようにしましょう。 さらに、冬場は火災の危険性もあります。ガスストーブの置いてある実験室で、有機溶剤のビンを落として割れば、取り返しがつかないこととなります。有機溶剤に火がつけば、消火器を使ってもそう簡単には消えません。十分、注意して取り扱って下さい。 下に化学物質の安全性を検索できるHPを載せておきますので、チェックして下さいね。
お礼
ありがとうございました. とりあえず今あるものでやってみます. 慎重に扱って,なるべくこぼさないようにします.
- myeyesonly
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耐性はすでに回答が出てるので、残りの部分 >その場合有毒なガスなどが発生することがあるのでしょうか? のみ。 溶剤に溶けた塩化ビニルは徐々に分解して塩化水素・塩素などを発生します。 しかし、一気に分解するのじゃないから、ごくゆっくり発生します。 ですから、一般的には有機溶剤中毒の危険の方が大きいですね。
お礼
有機溶剤中毒ですか・・・. こぼしたりしてちょっとくさいな,という程度なら 大丈夫でしょうか?一応防毒マスクを使用してはいるのですが, ずっと着けているわけではないので,それなりに吸っているような 気がしますが.
- masa1000rx
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塩化ビニルは、有機溶剤耐性がほとんどありません。 ベンゼン・トルエンならば少なくともポリエチでないとやくにたたないと思います。 専用のが一番いいのですが、、
- hirosan2000
- ベストアンサー率17% (3/17)
私の実家が印刷業をしており、以前同じ事をやったことがあります。 すぐに手袋が破けますよ。 やはり、耐有機溶剤の手袋をお勧めします。
お礼
素早い回答ありがとうございます. やっぱりそうするべきですよね. でも耐有機溶剤の手袋(バイトン製)は一万円以上も するみたいなんですよ. 健康にはかえられないですけど・・・
お礼
回答ありがとうございます. 同じように扱っている方がいて少し安心しました. とはいっても用心した方がいいですよね