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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:樹脂系材料の環境基準)

樹脂系材料の環境基準

このQ&Aのポイント
  • 近年の環境保護、人体保護の観点より一部の樹脂系材料は使われなくなっているかと思います。
  • ポリ塩化ビニール(エンビ?)など一部の樹脂系材料は環境への影響が問題視されています。
  • アクリルやPETなどの樹脂系材料は環境的に問題ないと言われています。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

プラスチックはkinko-zさんの言われるように、すべて人間が作り出したものです。狭義では不可です。 ポリ塩化ビニールは、塩素が化合物の構造に入っているため、ダイオキシンを発生する原料となるので、脱ポリ塩化ビニールの方向で動いているようです。 特に公共機関の焼却炉で、低温で燃焼(焼却)するとダイオキシンの発生が減少します。 焼却炉メーカーは、高温焼却炉の販売に力を入れています。既存の焼却炉では高温で燃焼すると耐用年数・使用年数が大幅に減少します。 PETは回収・再生の住民活動で環境的にはOKの方向です。 しかし、そのうち総合的にエネルギーを考慮して、世の中が環境的方向と政治的方向とマスコミで決まると思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

質問に答えるのはとても難しいので、参考までに考え方を述べます。 合成樹脂材料の環境への影響を考えるとき、人体への直接的影響のほかに地球環境全体に与える影響も同時に考える必要があります。しかし、実際にはこのような評価は非常に困難です。それは、合成樹脂の多くがこれまで地球上に存在しなかった物質であることから、その影響の全貌がわからないという問題を抱えています。 「沈黙の春」などの著書からは、人間が作り出した化学物質が人間及び環境に及ぼす影響の深刻さを読みとることができます。 人間及び環境に与える影響を「環境リスク」と定義すれば、おおよそ以下の観点があります。 1、製造過程で生じる環境リスク   樹脂材料そのものを製造するときに副次的に生産される物質の影響や原材料を取り出すときの環境に与える負荷です。古くは四日市喘息などの公害がそれにあたります。 2、使用環境に与える環境リスク   合成樹脂が使用されているところで直接的に生じる問題です。エンビ(塩化ビニル)に添加されている軟化剤は水に溶け出して環境ホルモンとなります。環境ホルモンは最近明らかになったことなので4項目めにも相当します。 3、最終処分時に生じる環境リスク   文字通り、焼却などの最終処分時に有害ガス発生などの問題です。アクリルは燃える際に青酸ガス、エンビはダイオキシンを発生します。埋め立て処分の場合は自然界の作用でC,O,H2O,CO2,Nなどの無害物質に分解させます。 4、予期せぬ環境リスク   想定外の状況でおきる問題、例えば、極めて少量であっても、他の物質と相補完的に作用して環境ホルモンとしての毒性を発揮するものなどはその良い例です。樹脂とは違いますが、フロンがオゾン層を破壊することは最近知られたことです。 塩化ビニルは工業的に塩素の固定にはなくてはならない物質なので大量につくられることから、安全利用のための研究が進められています。 アクリルは建築資材・衣類に多く使われていますが、燃やすと青酸ガスが発生します。 PETは飲料の容器として使われており、人体への影響も無く、3つの中では最も環境リスクが小さいと思われますが、4の問題が残ります。

noname#230358
質問者

お礼

詳しいお話ありがとうございました。 参考になりました。

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