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心療医学の発展が犯罪を撲滅する

心療医学が発展するに伴い、今まで病気と認定されていなかった症状が、新たに○○症候群などとして認定されてきています。 例えば最近では万引きしてしまう病気があるそうです(ピック病)。他人の物なのか自分の者なのかの判断が出来なくなってしまうとのこと。 他にも、昔は単にしつけが悪く落ち着きの無いとされた子供も、現在ではADHDとかアスペルガーといった病名がつけられています。 こうして考えると、心療医学が発達し、犯罪を含めて異常行動をとる人たちに新たな病名(例えば詐欺病、殺人病、窃盗病とか)が与えれていけば、そのうち全ての犯罪は病気のせいということになると思います。犯罪ではなく病気の症状による事故だということになれば、犯罪がなくなるのではないかと思うのですが、 皆さんはどう思われますか。

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  • d-drop
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回答No.6

 こんばんは。  撲滅、ということは、完全な予防ですから、人間の精神の中にある犯罪の原因の完全な除去です。  でも、犯罪の原因となる心的機制は、多岐にわたっていると思います。  遺伝的なもの、脳の器質的なもの、生育環境によるもの……。それらが複合的に綯い合わさって、犯罪という行為になるのだと思うんです。  極端にいえば、すべての心的機制が、犯罪の予備軍かも知れない。  そうなると、犯罪の撲滅は、すべての人間の心を、つねに監視しなければならないことになりませんか。  それは可能なのか。よしんば可能だとして、そんな社会に、私たちは住みたいと思うでしょうか。  さて、では、すべての心的規制が犯罪の予備軍だとしても、罪を犯さずにいる人の方が圧倒的に多い。なぜかといえば、犯罪行為として表出してしまうのを、土壇場で止める心的機制があったからでしょう。  それを強化すればいい、という考えもありますね。  しかし、犯罪の原因となる心的機制は、多岐にわたっているのと同じく、犯罪を止める原因となる心的機制も、たぶん、きわめて複雑な様相を呈しているでしょう。そうすると、やはりこちらも、常時監視のシステムが必要、となってしまいませんか。  でも、質問者様の提示された、「心療医学の発展が犯罪を撲滅する」という視点は、実に面白い問題定義だと思います。精神医学が、どちらへ進めばいいかについて、反省をうながすからです。  私は、ここまで考えてきて、以下のように思います。  「撲滅」は、ちょっと現実的じゃない、残念ながら。  でも、精神医学が発達し、犯罪者が罪を犯す心理が解明されて、その成果が、教育や社会全体に、正しく知識として広まり、精神医学が発見した方法によって、ひとみなすべて、自己の行動を反省する癖をつけることができたら、犯罪を減らすことは、できるかも知れない、と思います。  そうして、それは同時に、犯罪者が罪を償う方法も、より効率的なものになるでしょう。再犯率は減ります。また、被害者の心のケアも、もっとゆきとどいたものになるでしょう。  なにより、犯罪者への差別や偏見のない社会を築くことに、おおきな助けになると思います。  長文乱文失礼。

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  • dell_OK
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回答No.7

うはは。 質問者様が言われている通りだと思いました。 治療法は安楽死とかになるのかな。

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  • okgoo08
  • ベストアンサー率51% (109/211)
回答No.5

こんばんは 質問者さんは誤解されてる様ですね。 精神障害で犯罪を犯して、刑を免れるまたは減じる要件として 行為能力と善悪の判断能力が、心神喪失または心神耗弱状態で正常ではない場合に限られます。 つまり、いくら精神疾患を患っていても、現在この要件を満たす病気は 統合失調症の陽性症状で犯罪を犯したケース位しか認められません。 精神医学が発達して、新たな精神疾患が見つかっても、裁判中の精神鑑定で行為能力と善悪の判断能力ありと判断されれば罪に問えます。 全ての精神疾患を持つ者が犯罪を犯しても罪に問われない訳では有りません。 知的障害者にも同様な事が言えます。 余談ですが >昔は単にしつけが悪く落ち着きの無いとされた子供も、現在ではADHDとかアスペルガーといった病名がつけられています。 単に、しつけが悪いからこうなる訳では有りません。 脳の機能に異常や欠損が気質的にあるからこうなるのです。 しつけや親の育て方が悪い訳では有りません。 それなら成人になれば、矯正なり修正ができます。 それが成人になって、自己で矯正しようにも出来ないのです。 AD/HDは脳の前頭前野の抑制系組織の異常がもたらすものです。 アスペルガーも広汎性発達障害の1つで自閉障害です。 これも育て方云々でなる障害ではなく、先天的脳機能異常または未成熟が原因とされています。 こちらはまだ原因の解明が始まったばかりです。 これらの総称で発達障害と呼ばれる先天性の障害です。 広汎性発達障害 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E6%B1%8E%E6%80%A7%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3 注意欠陥・多動性障害(AD/HD) 成人になると他動性が改善され、注意欠陥障害(ADD)になるケースが多い http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E9%99%A5%E3%83%BB%E5%A4%9A%E5%8B%95%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3 日本ではノーマライゼーション教育の普及が諸外国より遅れている弊害がこのような誤解を生む原因でしょうね。 だから、このような障害を持つ方を社会生活上で排除や差別する事に繋がるのでしょうね。 ピック症はアルツハイマー症と同じ脳(萎縮する部位が違う?)が萎縮する認知症です。 アルツハイマー症より発症年齢が若く(40~50台)若年性認知症と呼ばれています。 http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/Pickdisease.html まだ、どのような方が発症するか判っていません。 質問者さんが将来、発症する可能性も有ります。

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  • aho0xff
  • ベストアンサー率12% (218/1771)
回答No.4

「罪を憎んで人を憎まず」なんて言葉があるけどさ てんで逆だよね。病気扱いにしてしまうってさ。 しかもさ、「病気扱い」してるだけジャン。病気にするのは良いとして 治療は?隔離しろとか死刑にしろとかとにかく「私に寄ってこないで」ってか? そりゃー人間関係希薄になるわけだわ。 そういうメンタル的な部分って人と人のつながりが大事って綺麗事あるじゃん。 その大事な人と人とのつながりを「病気」って事で否定するだけではないの? 逆におかしくなるだけじゃね? 確かに「医学としての発展」は大事かも知れない。 でもコレは素人が語っちゃいけないでしょ。

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回答No.3

 それは「犯罪」を「病気」に呼び名を変えただけでは? 「軍隊じゃありません、自衛隊です」といってるような感じ。

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回答No.2

うーん、金欲、盗癖などが病気となると、 それに対して健康保険の範疇で心療ケアをするんですよね? 確実に健康保険が破綻してしまいますねぇ・・・。 病気ということはそういった精神の病気が遺伝子として受け継がれているわけで、その人達を全員抹殺するのが一番平和への道のような気がします。 よって、万引き1回でも死刑!これがベストではないかと思います。

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  • chamiken
  • ベストアンサー率60% (174/287)
回答No.1

確かに○○症候群と呼ばれるものが増えてきていますが、 病気ならば犯罪が許されるというわけではないと思います。 そもそも今日○○症候群と呼ばれているものの多くは責任無能力状態を招くものではないのではないように感じますが、犯罪と呼べなくなることと犯罪が許されることを私は分けて考えたいと思ってしまいます。 もう随分と昔の話になりますが、附属池田小事件の犯人が数多くの不起訴経歴の持ち主だということを知り、病気や責任無能力状態だからといって罪を問えないというのはどうなのかという強い疑問を覚えました。 被害者からしたら、そんなことは関係ないですよね。。 本題に戻りますと、 心療医学の発展が犯罪という定義を撲滅する ではなく 心療医学の発展による原因究明が犯罪の予防につながる となることを祈ってやみません。。

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質問者

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