あなたはBMI 21.6から16.6まで2ヶ月間で13Kg減量しました。
どんなダイエットであっても、ダイエットで減少できる体脂肪は
最大で100g/日程度ですから、この2ヶ月で減少できたと考えられる
体脂肪は6Kg程度です。
人体で最も大切な臓器は脳ですが、脳は1日あたり180gのブドウ糖を
消費します。
もしも、1日の糖の摂取量が180g以下になると、脳のエネルギーを
確保するために、人体は主として筋肉を潰してブドウ糖を合成して
脳に供給します。
たとえば、絶食をすると最初は1日あたり75gの筋肉が潰されますが、
絶食をさらに続けると、脳が省エネモードになり、筋肉の消費は
25g/日程度に減少します。
野菜に甘みがあり、ブドウ糖が含まれていますから、あなたの食事は
絶食ほどではありませんが、かなり、脳のエネルギーが不足する食事
だったと考えられます。
もしも、仮に毎日20gの筋肉が潰されていたとすると、
この間に失われた筋肉は 20 * 60 = 1.2Kg程度になった可能性があります。
人体の60%は水分です。あなたの体重は43Kgですから、25.8Kgが水分です。
人体の水分平衡はたいへん重要で、体重の5%が脱水すると口が渇き、
10%でめまい、15%で痙攣し、20%以上の脱水で死に致ります。
ダイエットをしている人の中には、水をあまり飲まない人がいます。
普通の人なら体重の5%が失われると、喉が渇きますが、
ダイエットを頑張っている人の中には10%近くも脱水している人がいます。
一般に、食べ物の80%は水分で、残りの20%が栄養物です。
普通の人の場合、食事で得られる80%の水分は、次の食事の前に
トイレに排泄されますが、
脱水がすすんでいる人はあまりトイレに行かないので、
朝と夜の体重の差が2Kg位にも達する人がいます。
以上の状況を総合すると、この2ヶ月間のあなたの減量の内訳を
推定すると、つぎのようである可能性があります。
体脂肪・・・6Kg
筋肉喪失・・・1.2Kg
脱水・・・5.8Kg
ダイエットで筋肉および水分を減少させてはいけません。
ダイエットは体脂肪だけを減少させるもので、普通は筋肉がむしろ
増加するものです。
国連高等弁務官事務所は、難民女性のBMIが18.5を切ると、
その難民が飢餓であると判断し、世界の国々に対して食料援助を
要請しますが、あなたの身体状態はこの難民の飢餓を判断する基準を
はるかに超えています。
脳を飢餓の状態に長くおくことはできません。
たいがいの場合、拒食症患者はまもなく過食に発展します。
あなたは今、非常に危険な状態にあることを認識しなくてはなりません。
> 座るとつかめます。これはたるみでしょうか?それとも脂肪でしょうか??
皮膚ではないでしょうか?
補足
私の本当の体重はいくつかな??