ずばり、おやめになったほうがいいと思います。
一般の商店がコピーサービスで儲かる時代はすでに
過ぎ去りました。確かに昔はコピー機が高額で、
1枚30円でもお客さんが来る時代もありました。
(私もちょうどその頃、コピーサービスをやってました)
コピーサービスと一口に言っても、いくつかの形態が
あります。
1.白黒コピーショップ
2.カラーコピーショップ
3.大判コピーショップ(青焼き屋さん)
4.セルフコピーショップ(10円コピー)
5.コンビニ
6.大量コピーショップ(キンコーズ等)
1は今から20年ぐらい前に、セルフの10円コピーの登場で
時代が終わりました。
2は今から8年ぐらい前に、コンビニの50円コピーの登場で
時代がおわりました。
3も大判のインクジェットプリンタの登場や、官公庁のデータの
デジタル化によって、風前のともし火です。
4もここ数年のパソコンのパーソナル化によって、使命を終えようと
しています。
残るは5と6だけです。6はいわゆる企業対企業の、総合情報処理
センター。もうコピーサービスとは言いません。情報処理サービスの
一端という位置づけで、コピー機がビジネスを担っているのです。
おわかりのように、一般の素人が参入する土壌が、完全になくなって
いるのです。
コピーはセルフだと低単価で利益は出ませんし、とってあげるのは
これほど面倒な商売も他にないぐらい面倒です。詳しく書くときりが
ないので書きませんが、こんなに割りに合わないサービはないと思って
いただいて間違いありませんよ。
で、終わってしまってはアドバイスにならないので、お父様の持ち技
から考えて、私がこれならと思う商売をひとつご紹介します。
それは、商業チラシやカラーはがきの作成サービスです。
パソコンでデータ原稿を作成し、オフセットのカラー印刷に外注して
作成します。最近は、オフセット印刷もCTPといって、フィルムを
省略して刷版を焼き、超低コストで印刷できるようになりました。
ただし、この機器システムは高額なので、どこの印刷屋さんでも
持っているというものではなく、先進的な印刷会社が鋭意導入し、
全国から注文を集めて集中生産方式をとっています。昔は10万円は
かかるだろうと思えるカラー印刷が、1万円そこそこでできあがって
きます。これはまだまだ一般には広まっていませんから、1万円で
できたものを3万円でお客さんに渡しても、お客さんにとっては従来の
半額以下、という結果の商売になる可能性があります。
近隣の商店に対して、「気軽にカラーちらしを作って、お店の売り上げを
大幅にアップさせましょう!」という販売促進のおすすめをすれば、
売り上げ減に悩む商店は、きっと耳を傾けてくれるはずです。
これだと、機材の購入はゼロです。パソコンにイラストレータが
入っているだけでOK、明日から営業が始められます。
私が利用したことのある印刷会社を1件ご紹介しておきます。
お礼
皆さんご回答ありがとうございました。 以前からやりたがっていたので出来ればやらせてあげたいと思っていました。 でも皆さんの意見を読んで、それが商売になるのか生活できるのかといった事を考えさせられました。 コピーにこだわらず#4の方の言うような作成サービスなど今までの経験を生かせるものがないか考えてみたいと思います。