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道路工事って。。。
昔から疑問に思っているのですが、工事をして道路全体が綺麗に舗装されても数ヶ月(年度末頃とか特に)もすると穴をいろんな所に掘り出して、挙句の果てには全面舗装前より凸凹になるのはどうしてですか? 工事の回数も、もう少し効率的にならないものなのでしょうか? 配管、配線を予め多めに這わせていたり地域全体を見て計画的に工事が出来ないのはどうしてですか? 道路工事はよくしているけど、道が走りやすく(乗り心地良く)なる工事は半分も無い気がします。。。
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#1さんもいわれていますが、それぞれの事業主体が違うというのが大きな理由です。 道路はそれぞれの道路を管理する機関(国交省、都道府県、市町村の各道路関係部署)が施工・維持管理を行います。 上下水道は国を除く各自治体の関係部署の管理で、ガスや電気・電話は民間です。 最近は道路工事に合わせてこれらの埋設占用物件の工事も行うよう、出来る限りの調整を行っていますが、道路を造るからライフラインも同時に整備する、とは簡単にいきません。これらの設備は道路のように部分的に作っても意味が無く、既存の施設に接続して始めて使えるようになります。 道路は新規に築造する場合は用地買収などの問題もあるので、全線を一気に造るとは限りません。計画距離が長い場合は、何年かに分けて工事を発注することもあります。完成した区間は、既存の道路に接続さえしていれば、その区間のみの共用は可能です。 しかし、上下水道やガスなどの設備の場合は、しかるべき既存の管渠などに接続しないと使えませんから、場合によっては道路との同時施工を見合わせることもあり得ます。 又、上下水道の場合だと、整備の対象となっている区域とそうでない区域とがあって、非対称となっていた区域が後から対象区域になれば、その段階で整備工事が行われるという場合もあります。少なくとも、対象区域に指定されるまではそれらの工事は行えません(法律上の手続きが必要となるため)。 私が現在設計を行っている道路でも、沿道住民から下水道の同時施工を望まれていますが、非認可区域になっているので現状では無理だそうです。
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- hroronD
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道路が舗装された後に、その道路沿いに新築住宅や造成地が出来た場合、そこへ供給する為の水道やガスや下水管等を引き込まなくてはならない為です。道路沿いにいつ何が出来るかまでは正確な所は誰にも分かりません。 >工事をして道路全体が綺麗に舗装されても数ヶ月(年度末頃とか特に)もすると穴をいろんな所に掘り出して 一般に道路舗装後、掘削規制が敷かれ(道路管理者=国・都道府県・市町村 によって年数が異なる場合あり)、数ヶ月程度では掘削許可が降りません。考えられるのは水道管漏水等ライフライン関係の緊急工事辺りでしょうか。
- nobugs
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道路の管理では、道路を使用す関係機関の連絡会議があります。 使用者としては、電気・ガス・水道・通信・消防・警察・清掃・バス会社等、があります。 全面舗装をする場合には、3年間の掘削規制が行われるので、この関係者との間で事前に協議を行い、必要に応じて本管の入れ替えも行うようになります。 このために、全面舗装を行う場合には、通常5年前から協議の遡上に乗せる必要があります。 沿道での建築工事に対しても、設計時点の事前協議で通知されるので、全面舗装後、数ヶ月で掘削を行う事は緊急工事以外できません。 事前工事の仮復旧で、表層部分だけ全面補修する場合もありますので、以降に、他の工種の工事を行うことはあります。
- onbase koubou(@onbase)
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最近は大分改善されましたが・・・・問題は道路下にある埋設物が複数の管理になっていることです。 ・道路本体:役所(行政) ・上水道:役所(行政、道路とは別の管轄) ・下水道:役所(行政、道路とは別の管轄) ・ガス:ガス会社(民間企業) ・電話:電話会社(民間企業) 行政も「国」「都道府県」「市町村」がありますから・・・・事前調整するのも大変ですし、これらすべてを同時期に工事するとなると現実には困難です。 共同溝なども主要幹線以外では難しいでしょう。 一応、調整の場を設けて工事を繰り返さないような努力はしているようですが、現実にはなかなかうまくいかないようです。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 確かに同時に工事を終わらせる事は難しい事のようですが、何度も道路に穴を空ける事はやはり無駄には変わり無いと思います。 将来、頭の良い人が無駄な工事が発生しないように考えてもらいたいものです。 char2nd様・他に回答をしていただいた皆様ありがとうございました。