血液のガンという重篤なご病気で心中察し申しあげます。さて、「主治医の許可」と言うことですが、精神科にかかる際に既往歴に書くと思います。薬物療法で薬の処方する際に、既往歴の薬と相互干渉する場合は言われるかもしれません。
不安神経症の人に「気にするな」と言っても、無理なことだと思います。「気にしない」「気にしない」と思えば思うほど「気になってしまいます。」それではどうするかと言うことですが、現状を受け入れそれとともにどう生きていくかと言うことです。
父は直腸ガンで亡くなり、母は乳ガンで乳房を切除しました。その両親の子供ですから、ガンの発生率は高くなると思います。ある時歯医者に行ったら「紹介状を書きますから、大きな病院に行ってください。」と言われました。紹介状をそっと見たら、「白板症の疑い」と書かれていました。白板症というのは口腔内に出来る前ガン状態のものです。2~3時間待たされ、口の中を2~3秒見て「大丈夫です。」と言われました。お医者さんは長く待たされていることに恐縮して「すみませんね。」と言いましたが、私は「大丈夫です。」と言われたことにほっとしました。何時ガンにかかるかもしれないと言う不安の中で、その前兆があったらすぐ、病院にと考えています。ガン宣告された場合には、それも運命かなと思います。女房には、「あなたは病院が好きだね。」と言われてしまいました。
鬱病質の人とそうでない人との現状認識の性格さを調査した研究があります。それによると、前者の人が現状を性格に認識しているそうです。現状を正確に認識していますが、それが返って仇となりストレスがかかってしまうそうです。質問者の場合も、今の現状を「神経症の一種」と正確に現状分析しています。しかし、その先に「電車に乗ったら不安症が出たら」「受診拒否されたら」と、マイナスのあらゆる想定をしてしまうと思います。それで、がんじがらめになって身動きが取れなくなってしまうと思います。
高校時代に青春学園ドラマを見ました。その中で主人公の教師が言った「Let's Begin」(何かを始めよう)をそう言う身動きが取れなくなったときに思い出します。がんじがらめの状態の時に、何かしらの行動を何も考えずに起こしたらどうでしょうか。まず、精神科に行くことを考えて見てはどうでしょうか。
運命と言うことを書きましたが、後一歩間違えれば交通事故で死んでいたのではということがありました。好運の連続で、けが一つしませんでした。それは、亡くなった父が守護霊になって守ってくれたのかなと思いましたが、霊の見えるという人にこの話をしたらそうではないと言われました。私はまだ生きながらえて、まだやることがある運命だと言われました。
質問者は血液のガンで経過観察中ということなので、2~3ヶ月、6ヶ月に定期検査すると思います。その時に異常なしと言われたときに、「また3ヶ月生きることが出来た」と考えてはどうでしょうか。この先3ヶ月は分からないが、とにかく3ヶ月は生きられた。分からない先の3ヶ月をまた生きられたと言えるようにしたいと考えてはどうでしょうか。マイナス思考する人は過去に囚われず未来を考えてとした方が上手くいく場合があります。質問者の場合は、「逆も真なり」で未来のことを考えるのでなく、過去を考えると言う方が上手くいくかなと思いました。
当事者になってその情況にならなければ、その心情は分からないと思います。私の少し似た経験から考えて見ました。ヒントになれば幸いです。
お礼
hipotamaさま、ご回答ありがとうございました。 冷静な文章の中に気遣いが感じられて読んでてすこしキモチが楽になりました。 私は現在維持療法中で、半年毎に投薬治療をして病勢をコントロールしている状態です。 寛解 にいたっておらず、つまり年中病気な訳ですが、不思議とその間はやはり【半年無事だった!あと半年は自由!】と考えることが出来ました。しかし何らかの精神的なショックを受けるととたんに不安定になり、病気のことばかり考えてしまう時期があります。前向きな時期に戻りたい!と強く願うのですが、なかなかその道が見つからず、迷子になる事も多々あります。 急がないで寄り道しながら、なんとか大通りまで出られるように頑張って歩きたいです。 回答、本当にありがとうございました。