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カーボンファイバーの開発者とその過程

こんにちは。 突然ですがタイトルにもあるとおり、カーボンファイバーの開発者と それを開発するまでにあたる過程を知りたく投稿しました。 ネット上で検索を試みましたが、みなさんにも知られているカーボンファイバー。 情報量が多くて何がなんだかわかりません;; どなたかご教授願えないでしょうか・・・ 今後の参考に、より詳しく教えていただけると幸いです。 ぜひよろしくお願いします。

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  • shota_TK
  • ベストアンサー率43% (967/2200)
回答No.5

カーボンファイバーの中では,PAN系カーボンファイバーの歴史が最も古いの ですが,これを発明した方は,大阪工業試験所の進藤昭男先生です。 発表されたのは1960年,最初の文献は大工試報告Vol.12,No.2,p.110(1961) だと思います。内容は窒素雰囲気下でアクリル繊維を燃焼させて炭素繊維を 得る方法です。1970年に東レがこの大工試特許の実施受託を受け,1971年に トレカT200およびT300を月産300kg製造したのが量産の始まりです。 当時,1kg約10万円でした。その後の生産量はお調べ下さい。 発明に至る経緯をかいつまんで・・・(進藤先生の談話より) 米国で黒鉛フェルトの合成に成功したという報告を聞いて,繊維を蒸し焼きに すればいいと思い,デパートで布を買いあさって試したが,いずれも雲散霧消 してしまった。そこで繊維の勉強の必要を感じ,調べてみたところ,繊維物性の 一覧表にオーロンというアクリル繊維だけ融点が明記されていなかった。 これを不思議に思い,取り寄せて同様に実験したところ,繊維が原形をとどめて 炭化しているの発見した。その後,改良を進め,10cmほどの炭素繊維を得る ことに成功した。取り出した繊維を指に巻きつけてみると,壊れることなしに 巻きつけることができた。胸の高鳴るのを覚えたことを忘れることができない。 ・・・と,そんなところでしょうか。 炭素繊維については,松井醇一著,炭素材料学会偏の「炭素繊維の展開と 評価方法」リアライズ社という名著があります。上記の内容はそこに出ています。 進藤先生の発明の前にも,フィラメント状の炭素繊維に関する研究報告は あったことを追記しておきます。なお,進藤先生は現在でも元気にご活躍です。

question_man
質問者

お礼

ネット上に掲載されているものは、カーボンファイバーがあまりにもメジャーな為、非常に探しづらい状況にありました;; 大変わかりやすくまとまった解説、本当にありがとうございました^^

その他の回答 (4)

noname#211914
noname#211914
回答No.4

MiJunです。 追加情報です。 以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「大谷杉郎」 ◎http://t9.t.jimu.gunma-u.ac.jp/technews/193/4.html (文化講演会) 開発経緯に関しては、不確かですが、「化学」のバックナンバーにあったように記憶してますが・・・? ご参考まで。

参考URL:
http://www.digital-contents.com/ca/tanso/tanso_top_text/whatsnew/whatsnew27.html
question_man
質問者

お礼

他の方の回答で、私の理解不能な頭でもわかる解説をいただきました(笑)^^; 前回調べていただき、本当にありがとうございました。

question_man
質問者

補足

ご回答、ありがとうございました^^ さて、質問の本文ではカーボンファイバーの開発者と それにあたる過程と述べていました。 質問の本文は簡素的で不十分だったのかもしれない ことをお詫びします。 回答の参考URLを参照させていただきましたところ、私の頭では更に詳しく専門的に 書かれているものであり、全く理解し難いことが判明いたしました;; わざわざ調べていただき誠に恐縮なのですが、下記の質問に変更させてください;; 1.発明者(人物含) 2.発明して生産化されるまでの大まかな年号  3.発明にあたっての過程 (どのような物質~経て~発明にいたるまでの簡素的な説明) 以上です;; 本当に調べていただいた方々、ありがとうございました。 上記の補足で頭のない私にも理解できるような解説をご教授 ねがえませんでしょうか;; よろしくお願いします。

noname#211914
noname#211914
回答No.3

「カーボンファイバー」の開発では、 ・ピッチ系 ・PAN系 があり、確か ・群馬大(リグニン系?) ・大阪工業試験所(zohさんの回答) があります。 以前少し調べた時に、開発の経緯が連載されたものを見つけたのですが・・・? ご参考まで。

  • zoh
  • ベストアンサー率34% (273/789)
回答No.2

すいません。#1は誤回答でした。「ファイバー」と「ナノチューブ」を見間違えました。 カーボンファイバーは「大阪工業技術研究所」で開発されたものだそうです。参考URLから「主な成果」を見てください。と言っても簡単にしか書いてありませんが。

参考URL:
http://www.onri.go.jp/onri_j.html
question_man
質問者

お礼

他の方の回答で、私の理解不能な頭でもわかる解説をいただきました(笑)^^; 前回調べていただき、本当にありがとうございました。

question_man
質問者

補足

ご回答、ありがとうございました^^ さて、質問の本文ではカーボンファイバーの開発者と それにあたる過程と述べていました。 質問の本文は簡素的で不十分だったのかもしれない ことをお詫びします。 回答の参考URLを参照させていただきましたところ、私の頭では更に詳しく専門的に 書かれているものであり、全く理解し難いことが判明いたしました;; わざわざ調べていただき誠に恐縮なのですが、下記の質問に変更させてください;; 1.発明者(人物含) 2.発明して生産化されるまでの大まかな年号  3.発明にあたっての過程 (どのような物質~経て~発明にいたるまでの簡素的な説明) 以上です;; 本当に調べていただいた方々、ありがとうございました。 上記の補足で頭のない私にも理解できるような解説をご教授 ねがえませんでしょうか;; よろしくお願いします。

  • zoh
  • ベストアンサー率34% (273/789)
回答No.1

「有機化学美術館」に書いてあります。参考URLからどうぞ。「世界を変えるか・驚異の新素材カーボンナノチューブ(1)」のところです。 ほかの項目もすごく興味深いです。

参考URL:
http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/yuuki.html