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XMLWebサービス
XMLWebサービスの利点とは、 異なるプラットフォーム上のアプリケーションとも統合することが可能 との事なのですが、 今までは、そのような事はできなかったのでしょうか? なぜできなかったか、.NETのどんな機能がそれを可能にしたのか 教えていただけないでしょうか。 それから、結局XMLでデータ交換することの利点も教えていただけないでしょうか? いろいろ説明されたサイトがあるかとは思うのですが、 どうもピンとこないため、お願いしております。
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XMLでデータ交換することには、利点と欠点があります。 利点としては、それがスタンダードであるということです。 XML化するということは、簡単に言えば、データを 標準フォーマットで記述する、ということです。 たとえば、仮に文書はWordで書くのが「標準」である、 と決まったとすると、Wordの文書は誰もが開けることになります。 このとき、ナイアガラとかマイナーな(?)ソフトで 書いた文書は、別の文書と統合できませんが、 Word形式に改めれば、誰の文書とでも統合が可能になります。 XML化するとは、このたとえで言う、Word形式にする、 ということと同じ事です。 つまり、重要なのは、XMLがスタンダードである (スタンダードたりえた)ということなのです。 また、同時に欠点もあります。 欠点としては、タグなどをやたらとつけなくては いけないので、データが冗長になること。それから、 仕様もツール類も「枯れて」いないので、いろいろ 覚えたり、試行錯誤するのが面倒なこと。 勉強するのに書籍代がかさむこと。 英語のドキュメントが読まなくちゃいけないケースが 増えること。結局プログラマに苦労のしわ寄せが来ている ような気がすること。その他いろいろ。 しかし、 欠点より利点が勝っているために、XMLWebサービスは 現在、騒がれているわけです。 基本的にWebサービスが想定しているのは、インターネットの ようなグローバルな環境で、データ交換を行うことです。 そのためには、XMLのようなスタンダードなフォーマットを 採用する必要があったわけです。 グローバルな環境を想定せずに、 単に「異なるプラットフォーム上のアプリケーションを統合する」 という視点からでは、XMLが採用されねばならない理由は とても小さくなります。 スタンダードなフォーマットでなくても管理できてしまう場合も 多いからです。 もっとも、そういう場合であってもXML化しておけば、 後々役立ちそうというホケンになるという考え方もありますが。
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- ykkw_2001
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本当のとこを、よーく考えると・・・ XMLとは、データだけでなく文字コードの定義からデータのスキーマやらあらゆる情報を詰め込んで冗長にしただけの、単なる通信電文の「取り決め」であることにお気づきになると思います。 >今までは、そのような事はできなかったのでしょうか? 技術的に「できなかった」というより、そのような「取り決め」を「やってなかった」だけです。 インターネットをはじめ、ネットワークの普及により、情報をやり取りするためには、メーカー標準や業界標準を超えたグローバルな通信電文の取り決めが必要になってきています。 XMLは、その「グローバル標準」を狙って提唱されているもので >異なるプラットフォーム上のアプリケーションとも統合することが可能 「である」というより、「うまくいけばそうなるかも知れない」というのが現状です。 >.NETのどんな機能がそれを可能にしたのか がっかりするかもしれませんが、XMLとプログラム内のデータとを変換する翻訳/解釈プログラム(パーザ)の機能です。これは、本質的に従来のデータ変換モジュールと何ら変わりありません。 >XMLでデータ交換することの利点 上にも書いたとおり、とりあえずは、「うまくいけば」異なるプラットフォームやアプリとのデータ交換が「できるようになるかもしれない」こと。 あとは、「XML対応してます」と言うと、新しモノ好きのクライアントにはウケること。 別のアプリとのデータ交換の仕様書作成が、ほんの少しラクになるということ。 javaや.NETのようにパーザが標準装備の言語で開発するとき、プログラムの手間とテスト工程が少しラクになること。 逆に、一般のライブラリを使用するときと同じで、ワケわからんパーザのバグか使用方法のミス、パフォーマンス低下に悩まされることにもなります。 本質をわからないままに「XML、XML・・」と信奉する人たちにあなたのように「素朴な」かつ「本質を突いた」質問 を浴びせると、ヒステリックで理不尽な反撃を食らってしまいますので、ご注意を・・・ >どうもピンとこない XMLといい、フレームワークといいITにはその手のものはつきもののようです。