カウンターレディーというのは、カウンター越しにお酒をついだりする業種だろうと思われます。簡単に言うと、スナックの従業員と言うところでしょうか。これは、個人営業のところが多く、ママがいて、その手助けをする立場として雇われます。しかし、実際には、店にテーブルがあることもあり、フロアレディーのようなサービスがなされているところもあります。
お水系や風俗系は、独特のルールがあったりします。たとえば、ボーイとつき合うことが禁止されるとか、入る時間に遅れてはいけないとか、その掟を破ったとき、罰金と称して、ただ働きさせるものです。とくに、バンスといって、支度金が支給されるところは、それに見合う期間働かないと許してもらえません。これらの行為は、法律で禁じられているのですが、実際には、借金を背負っていたり、職が見つからないと言った事情を背景として、事実上行われています。
スナックから移ってきた女の子なんかから、ママにいじめられたとかいう子がいますが、合うか合わないかはあるかもしれません。その点、クラブとか、キャバクラなどは、接待したお客さんの数で給料が上下するシステムになっていたりするので、こういう業種に会う女の子だと稼げるかもしれません。
クラブなどは、同伴とかアフターという制度があり、お客さんを連れて店にはいるとか、店が終わった後で、一緒に店を出て食事に行くとか、待ち合わせるとかするのをアフターといいます。よく、テレビの深夜番組などで、すごく稼いでいる子は、こういうのがうまく、お小遣いとかをもらっていることが多いのです。場所にもよりますが、お客があまり来ないところだと、時給換算で3,000円ぐらいしかならないと言うことも聞きます。
なにしろ、不況であるうえに、中国人などの外人も参入しており、働き手は多いようです。ただ、あまり期待通り稼げないことから移動も多い業界です。
いわゆるおさわりなどがサービスとしてあるセクキャバでも、40~50分で7,000円ぐらいでありますから、店と折半しても、1時間4,000円足らずです。あとは、指名などをどれだけ取れるかにかかってきます。
スナックで一番いやなのが、せっかく、女の子をつかまえて話しかけたら、常連らしい人が、「○○○ちゃん、枝豆ちょうだい。」とかいって引っ張っていってしまうことです。それで、わたしは、スナックは苦手で、キャバクラに行くことが多いのです。それで、私見としては、スナックの方が接客が難しいと思うのです。サービス業は、いかにリピーターを増やすかにかかっていますから、その意味ではなかなか大変です。