確かに数ヶ月前を見れば「下がりに下がっている」なんでしょう。でもね、数年前、小泉政権発足時14000→7000円まで下がったのを見ている私にとって、個別の株価だけ見てですが、下がっているとは言い切れないんです。その頃の株価から比べると、倍以上のものもまだまだあります。合同製鐵なんて80円で買ってたし(今260円、当時業績上方修正があり90円になったと大喜びしましたよ^^;)、小松製作所も400円前後で売買してました(今1200円)。確かにその頃より業績がいいのでしょうが、これから不況になったら業績がどこまで落ち込むかわかりません。
元に戻る、という確証はまったくないのです。景気が悪化していますが、これからどこまで悪化するのか誰にもわかりません。どこまで株価が下がるのか、も、わからないのです。
「高値覚え」と言う言葉を覚えておいてください。
高い値段を見てしまうと、高嶺を覚えているために下がると「割安」に見えます。投資判断を誤らせる大きな原因になります。「元に戻る」という「元」ということすらないのです。
日経平均が18000円をつけ、その後16000円になったとき、「安くなった!買時だ!景気はいいのだから今は20000円までの小休止だ」と言われてましたよ。その後はどうでしょう。サブプライムだ、なんだとあっというまに8000円まできました。16000円のときにサブプライム問題が起きてこんなになるなんて誰も思いもしなかったのです。16000円で本当に安くなったと思われていたのです。その後12000円になったときも同じように激安だと騒がれていましたよ。今も同じである可能性はないわけではないのです。
10年20年スパンならいいかもしれませんが、底を確認してからのほうが心臓に悪くないですよ
お礼
ご回答していただきありがとうございます。 過去にそのような変動があったなど全く知りませんでした。 やはりことはそんなに単純ではないようですね・・・。 詳しく説明していただきよく理解ができました。