- ベストアンサー
外壁塗装についてのアドバイスをお願いします
- 外壁と屋根の塗り替えを予定しています。遮熱塗料や断熱塗料の効果について知りたいです。
- また、子どもがアレルギー体質なので、臭いの少ない水性塗料を使用したいです。
- さらに、水性パラコートに興味を持っており、実際に体験された方の意見を知りたいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして、塗装屋です。 1)について・・・ 今年の9月に日本ペイントのスーパーシリコンベスト(遮熱塗料)をカラーベストの屋根に塗りました。築13年の家でした。 興味があったので、表面温度を測りました。 塗装前 午後1時の気温が31℃で、表面温度は55℃でした。 塗装後 午後1時の気温が30℃で、表面温度は44℃でした。 約10℃下がりました。 しかし、お客様の体感温度は全く変わりません。 この位の温度差では、明らかな省エネにはならないような気がします。 遮熱塗料を塗ると、冬寒くなると言う意見もあります。 外国製の塗料で、20℃以上屋根の温度が下がると言うふれこみの塗料もありますが、かなり高額なため当社では手を出していません。 遮熱塗料はもう少し、様子を見た方がいいような気がします。 遮熱塗料の黒色より、普通の屋根用塗料でうすいグレー色にした方が温度は下がるような気がします。 塗料で遮熱するより、屋根裏の断熱をした方が、効果は期待できますし、窓を遮熱型に替えてもかなりの効果を期待できます。 2)について・・・ 外壁の水性塗料で評判がいいのは、 ○水谷ペイントのナノコンポジットW ○SK化研の水性セラタイトシリコン ですね。上記塗料は2つとも、下塗りからオール水性でいけます。 ナノコンポジットWは使ったことありませんが、廻りの噂ではかなりいいらしいです。 SK化研の水性セラタイトシリコンは当社では当たり前のように使っていますが、10年以上経っても、艶は落ちないし、汚れも付きにくいし、水性塗料ではダントツの耐候性だと思います。 屋根に水性塗料はお勧めできません。 SK化研の下塗り(マイルドシーラーEPO)を2回塗りした後、ヤネフレッシュsi(弱溶剤2液型)を2回塗りするのが当社の標準塗装です。 外壁を水性セラタイトシリコン(3回塗り)で、屋根をヤネフレッシュsi(4回塗り)で当社なら35坪で100万位(鋼管足場、雨戸吹き付け、雨樋、水切り等、付帯物ウレタン塗装込み)で承りますが、そう言う業者をインターネット、タウンページなどで調べて見て下さい。中にはその金額で請け負う業者がいると思います。 3)は知りません。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。具体的に,大変丁寧なアドバイスをいただき,感謝いたします。屋根は油性でないと,耐候性の問題が出てくるのですね。とても参考になりました。