• ベストアンサー

戸建て物件の賃借権と所有権

戸建て物件を購入検討中で、不動産サイトなどで物色しています。 大変初歩的な質問で恐縮ですが、賃借権物件と所有権物件の二種類がありますね。 WIKIなどでおよその言葉の意味は分かりましたが、実際にはどのような違いがあるのか、ざっくりで良いので大雑把に教えて頂けますか。 また不動産サイトなどに記載がある残存年数はその間しか住めないという事でしょうか。賃借権(旧)は更新可能という事でしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oyazi2008
  • ベストアンサー率66% (977/1462)
回答No.1

借地権には旧借地権と定期借地権とがあり、旧は建物が朽ち果てるまで存続します。大規模な改修等は地主の承諾を要しますが軽微な改修はそれを要しません。現在の時勢からすると非常に地主さんには、不利な権利です。定期借地権はバブルがはじけ、建築不況に陥った際に、ハウスメーカーなどが購入総額を下げ、在庫の売り地を処分する為に多く用いられた手法です。50年の定期借地が多く、保証金を土地相場の20%~程度差し入れ、自己所有の建物を建築所有できます。土地に保証金返還請求の抵当権が設定される場合が多いです。50年後は解体し更地にして返さなければなりません。地主に更新義務はありません。保証金は無利息にて返還されます。いづれにしても売買時には地主の承諾が必要であり勝手に売買しても当然に使用収益出来るとは限りません。 所有権はその名の通り、自分で所有するわけですから、権利上何ら制約を受けるものではありません。融資ですが銀行では定期借地権の物件の中古には融資しないところの方が多いと思います。地価が高い地域やある程度の御年齢になった方など総額が安く済むというメリットはあります。但し50年間支払う地代をローンに換算すると以外と買えてしまうのも現実です。新築時はまだ良いのですが中古になると流通性はかなり落ち価格的にも安くないと処分できません。私からすればマンションも50年後に建物が老朽化して土地のみが残っても、敷地権となり自己の持分だけを処分するのはむずかしい・・・あまり変わらないと思いますがね

commecadumode
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。 大変参考になりました。

関連するQ&A