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助動詞の「ようだ」の意味について
助動詞の「ようだ」の意味で、推定は分かるのですが、たとえと例示の区別がよく分かりません。なので、文章で意味を識別する問題では、この二つがあまり違わないような気がして、解けないので、識別の仕方、違い、を教えてください。 お願いします!
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#1 です。 まず補足ですが、 鳥の巣のような頭だ。 というのは、実際に「人の頭が鳥の巣だ」ということはない、という意味です(アラレちゃんの博士以外は)。一方、 彼はアフロのような髪形が… というのは、アフロは実際にある髪型だから、具体例を与えている例示だと言えるわけです。アフロもパンチも角刈りも、実在する髪型です。 そこで、もっとわかりやすくするために、同じ「比況」の用法を持つ「ごとし」で置き換えられるかどうかを考えてみました。ま、ごとしにも例示の用法があるんですけどね。 鳥の巣がごとき頭だ。 彼はアフロがごとき髪形が… と声に出してみると、後者は違和感がありませんか?(そもそも現代ではごとしはあまり使いませんが。) ごとし=・・のようだ。 ・・・みたいだ。 で定着しているからだと思います。(比況、同等、例示、の違いには注意) 例示かどうかを見分けるには、「まるで」を付けられるかどうか(付けられないなら単に例を挙げただけの例示)が目安になるのではないでしょうか。私もそう習った気がします。 参考書・教科書によってはたとえも例示も一つにまとめているみたいで、#2さんも間違っているとは言えません。(2番目の参考URLはごとしの場合ですが)
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- suunan
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たとえと例示は同じです。 或る物を、似ている別のものと並べて描写することです。 彼の腕は丸太のようだ。 猫のすばやさは風のようだ。
- QoooL
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「たとえ」は「比況」(ひきょう)とも言われていますが、 まるで鳥の巣のような頭だ。 のように、実際にないことを例える 用法名です。 これと逆に 彼はアフロのような髪形が好きだ。 のように、実際にあることを例える 用法が「例示」です。 なぜ実際にある・ないで区別しているのか、までは私はわかりませんが、昔、用法の文法の分類を提唱した権威の方が、「一口に、例を挙げる、と言っても、実際あるものを例としてあげるのと、仮に、としてたとえをあげるのは、区別しないと具合が悪い」と思ったからではないでしょうか? 推定と推量、が区別されているように、文法とはもともと「言葉を細かく細かく分けるのが目的」ですから、ある・なしに線引きがしてあるのでしょう。 少なくとも、この区別のしかたには自信があります。
お礼
実際にあるかないかなんですね!納得できました! ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました!