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読みやすい文章ってどうすれば作れるのでしょうか?
最近自分の文章の構成が凄く変だと思えてならないのですが、正しい文章の構成の基本的な知識もありませんし、実際読みやすい文章に構成って関係あるのかな?と思ったりもします。 ただ、ネットを見ていると読みやすい文章を作っている人は、文章の構成に違和感がないというか、うまいというか、そんな感じも受けます。 実際読みやすい文章を作る人は、なにか一定の基本的な知識が備わっているのでしょうか? 自分は学歴も高くありませんし、そういう知識に覚えがないので逆になにかの欠如?という感じで不安です。 正直句読点のつけ方 『、』 さえも意味がわかりません。なにかの感覚で『、』を使っていますし、ネットにおいては『。』までの文章の真ん中辺りに『、』を付けるのが自然かなという風な理屈を意識しているのですが。 ちょっと自分でもなんて言えばいいのかわかりませんが、基本的な文章の構成の仕方というのがあれば知りたいです。
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- Ishiwara
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#6です。 思い出したことがあったので、付け加えます。 質問者さんの文章は、とても良いと思いますが、もっと上を目指したいのですね。世に「文章読本」のようなものは無数にあり、私が熟読したものだけでも20を超えます。それぞれが、みんな異なる切り口で書いてあるので、どれが「良い」という比較ができません。 ただし、印象に残っている、とう点では、谷崎潤一郎(文章読本)、丸谷才一(たくさんあり)、木下是雄(理科系の作文技術)、本多勝一(日本語の作文技術)などでしょう。#8さんが挙げられた、本多さんの「修飾語と被修飾語の距離の理論」も、読んだ当時、とても新鮮に感じたものです。 また、読んだからといって、その日から良い文章、悪い文章が分かるものでもありません。 思うに、学歴は関係ないでしょう。一流の学校を出た人ほど、非常に難解な悪文を書くのが好きなようです。法律や、裁判の文章がひどいのは、彼らが高学歴だからです。 私が経験で覚えた一つの法則といえば「一晩寝かせるまで他人に見せるな」ということです。ふしぎなことに、一晩過ぎてから読み直してみると、いろいろなアラが目立ってきます。それでも何も感じないようであれば、その人は「かなり鈍感」と言わざるをえません。 (すみません。上記の文は、寝かせてありません。生煮え直送便です。)
- emeny
- ベストアンサー率39% (79/202)
まず、本間勝一氏の考え方に触れます。日本語を分かりやすくするには、語句を変えることをいっている。例えば、次の通りです。 (例1)加藤は前田が浅井を殺したのだと感じている。 (例2)加藤は浅井を殺したのは前田だと感じている。 どちらが分かりやすいのか考えて下さい。主語と述語の関係で近いものが分かりやすいです。つまり、(例2)の方がはっきり分かります。 次に、本間氏の句点(、)を打つ考え方です。 (例3)私は缶コーヒを飲み新聞を広げて読んだ。 (例4)私は缶コーヒを飲み、新聞を広げて読んだ。 つまり、句点があれば読みやすいです。 さて、句点はどのように打っているのか説明します。句点が全くない文章や句点が多すぎる文章は分かりにくいです。そのため、適度に打ちましょう。句点は意味のまとまりごとに切るために入れます。 次に、文章理論に入ります。文章には、序論本論結論や起承転結という型を述べるノウハウ本があります。しかし、実際には自分に合った書き方が重要です。窮屈な定型の構成では、自分も疲れますし相手も読みにくいです。そこで、専門以外の人が読んでも8割の人が分かる文章を目指すべきです。何かを提案する時も理由をつけて納得してもらう。時間的に構成し過去から現在そして未来という順番で書く事が必要。小論文は(問いと論証)ですが実際には、テキストの要約をし、自分の意見を述べ、自分の意見の理由を自分の体験や偉人の言葉などで書く事です。つまり、小論文は雑文なのです。 私たちは、論理的文章というものを目指しますが、倫理学の教科書のような難解な文章を書いてしまいます。真の意味で論理的とは、細かい論理よりも、大きな枠組みの論理を意識して書く事です。つまり、学者のみではなく、一般の人にもわかる文章を書くのと同じで、専門家しか分からない文章は書くべきではありません。誰でも分かりやすい文章が必要なのです。
- IXTYS
- ベストアンサー率30% (965/3197)
>読みやすい文章ってどうすれば作れるのでしょうか? こんにちは。 私は英語を使う仕事をして来ました。 英語で二万通以上の手紙/報告書を書いて来ました。 英語で文章を作る時、心掛けていることがあります。 これは日本語の文章にもそのまま使えます。 何かの参考になれば幸いです。 (1) 良い文章には、三つのCがある。 3Cとは、● Clear-cut, ● Concise ● Constructiveの頭文字を取っています。 ● Clear-cut (わかりやすい文章) 先ず、読む人に理解しやすい文章です。 出来るだけ平易な文章にしましょう。 易しい単語を使って文章を作ります。 気をつけるのは、出来るだけ結論を先に言う。 特に日本人は条件文を最初に持って来る。 そして、最後に結論を言う。 これは正直わかりにくい。 例えば 日本における戦後の産業の発展は、朝鮮動乱の勃発により、軍需産業を初めとする重工業が最初に復興し、発展した。 そして、急速に経済復興を遂げて行った。 これを、 日本の戦後における経済復興は実に目ざましかった。 これは1950年に勃発した朝鮮動乱に支えられている。 武器弾薬を作る軍需産業が発達する。 これを支えるため、次に重工業が急速な復興発展を遂げたのである。 このようにして、戦後僅かニ十年弱で世界有数の経済大国にのし上がって行ったのである。 最初に結論を書く。 次にその条件となる要素を記述する。 そして、その結果がどうなったのかを書いて纏める。 ● Concise (短い文章はわかりやすい) 短い文章を書くように心掛ける。 そして、これを繋ぐ接頭語を上手に使い分ける。 何でも《そして》ばかりでは文章が味気ない。 良い文章に出会ったら、そこで使われている接頭語を抜き取ってノートに纏めておく。 こうすると、いつでも使えて便利である。 ● Constructive (建設的で、他人を励ますような文章を書く) いくら上手な文章でも他人を批判したり、自分の愚痴ばかり並べた文章ではつまらない。 良い文章は他人を励まし、建設的な意見の表明でなければならない。 他人の悪口ではなく、積極的に社会に貢献出来るような意見を書くように心掛けよう。 自分の文章で社会が明るくなるように心掛けて行きましょう。
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
文章というものは1列に書きますが、実際は「樹木構造」になっています。達人と言われる人は、頭の中で、この樹木構造をキチンと把握しています。 私は、---------↓ 偏差値が高いと言われる→A校に入りたいと思う。 という構造のときに「、」を打たないと、一瞬「私は偏差値が高い」という感じになって、読者を迷わせます。「読点」は「論理の整理」の役をするもので、決して「単なる外観のバランス」で打つものではありません。 できれば、たくさんある「文章読本」の中から、自分に合ったものを通読してみると良いでしょう。
おはようございます。 私も似たような悩みを持っています。文章の書き方のクセも似ているので、人事とは思えません。 ネットで書くようになって自分の文章に違和感を覚えたというところも同じです。 推察ですが、質問者様は携帯メールはあまり使わないんじゃないですか? でも紙の本の小説は結構読むのでは? 無駄な接続詞や副詞が目立つのは、そういうところで文章を覚えたからじゃないですか? ネットで簡潔な文章を書く人は、携帯で打ち込んでいて短く書かざるを得なくてそうなっていると聞きますよ。 残念ながら、ネット用の簡潔な文章の書き方の本は出回ってないと思います。(将来は分かりませんが。) 論文の書き方や小説家が書いた文章読本ならたくさんありますが、古い人ばかりなのでネットでは通用しないと思いますよ。私などは昔、山田詠美の文章を模倣していて、ネットで通りすがりの人に「句読点を打ちまくるのは頭がおかしい」とキチガイ呼ばわりされたことがあります。 斯様に文章というのはその場その場に向いたスタイルがあって、それぞれ書き分けていくものですね。人によって受け取り方が違ったりもするので、もう感性の問題としか言えないですね~。 三島由紀夫は小説家としての文章力の評価が高いですが、官僚時代は文章がヘタクソだと言われていたそうですよ。 ネットの人はライトノベル好きが多いようですから、ラノベ作家の文章を真似したらネットの人には好感を持たれるかもですね。 最後に・・・ 私は文章の悩みをある人に打ち明けたら、そう感じるのは文章に対する感性が鋭いからだと言われました。 今ではそう思うことにしてます^^ 学校で学べる文章の基本的な書き方は、小学校で教わるのですべてです。 大学へ行けば誰かが手取り足取り教えてくれる、なんてことはありません。 後はすべて自分の力で磨くのみです。 試行錯誤しながら読んで書いて良くしていくしかないです。 上手だと思う文章を真似するのは有効な方法です(ただしTPOをわきまえて)。 私も読みにくい文章ですみません。 お互いがんばりましょう。
お礼
共感して頂き、とても嬉しく感じています。かなり安心しました。 >推察ですが、質問者様は携帯メールはあまり使わないんじゃないですか? でも紙の本の小説は結構読むのでは? 無駄な接続詞や副詞が目立つのは、そういうところで文章を覚えたからじゃないですか? そうなんです。ズバリです。凄いですね・・・ 高校生の時は本はほとんど読まなかったのですが、携帯はよく使っていました。その時は文章のことついてあまり気にならなかったのですが、携帯でメールをすることも極端に減り、本もたくさん読み始めたぐらいから、薄々なぜ読みやすいのだろう?と。そこからですね。自分の文章に対してかなり気になりはじめたのは。今思うと、逆に昔は自信あったり、なにも知らないからこその自信だったのでしょうね^^;
補足
>ネットで簡潔な文章を書く人は、携帯で打ち込んでいて短く書かざるを得なくてそうなっていると聞きますよ。 >論文の書き方や小説家が書いた文章読本ならたくさんありますが、古い人ばかりなのでネットでは通用しないと思いますよ。私などは昔、山田詠美の文章を模倣していて、ネットで通りすがりの人に「句読点を打ちまくるのは頭がおかしい」とキチガイ呼ばわりされたことがあります。 自分もほとんど同じです。よく本を読むようになって、普通に句読点を付けていたのです。そしたら、『あなたのような読みにくい文章は読めません』的な、皮肉な言い方を何度もされました。元はといえばそこから、『自分の文章はおかしいかもしれない』と思いはじめ、人と比べるようになって、『どうも自分は句読点が凄く多い・・・言われてみると他の人は句読点が少ない・・・そういえば、そもそも句読点はどう付けものなんだっけ?』と、いろいろな疑問のはじまりです。 あれから何年か経ちましたが、未だに句読点のことは理解できていないままで、人の真似をして句読点を付け、句読点を減らしてから、文章のことについて嫌な体験はなくなったような気がしますが、未だになぜか不安なので、もうこれは句読点を理解するしかないなと思っています。 ただ、いつもこうやって文章を作るときに、なぜかスラスラ打ち込めないのです。書いては消しての繰り返しで、普通に書いてると必ず文章の構成が変になるというか、見えるというか、そうなってしまうので、『これもどうにかしないと・・・と思うのですが、なにが問題なのか?と言われると文章の構成が変・・・としか言葉が思いつかなく、あえて説明すると、ある言葉を後ろに持っていくと読みやすいはずなのに、はじめにその言葉を持ってきて、文章が変になったりする感じとしか言えません(すいません、かなり長文に^^;これでもかなり時間かかっちゃうんですよね。普通に一発で書くと数倍読みにくいことに・・・><) >上手だと思う文章を真似するのは有効な方法です(ただしTPOをわきまえて)。 TPO・・・いい意味ですね。忘れがちでしたので、参考になります。 いろいろとありがとうございます。本当に嬉しい限りです。
- 896966
- ベストアンサー率27% (93/343)
まず、自分が何を言いたい(書きたい)かをしっかり把握しておくこと。 長文の場合は、出来れば、「序破急」や「起承転結」といった構成を考えた方がよいでしょうが、 シンプルイズベストで出来るだけ簡潔にわかりやすい表現を使う。 句読点は、書き終えたあと、自分で読み返して読みやすいように打てばよいと思いますよ。 余白をうまく使うと読みやすい文章になると思います。 読む人の気持ちになって書くことを心掛けるべきでしょうね。
お礼
なるほど、とても大事なポイントだと思います。忘れないようにしないと。 >長文の場合は、出来れば、「序破急」 「序破急」ですか、そういう言葉もあるのですね。勉強してみます。 >シンプルイズベストで出来るだけ簡潔にわかりやすい表現を使う。 日頃から意識して文章を作ろうと思います。 本当にありがとうございました。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
読みやすい文章を書くのはそれほどむずかしくないはずですしp-120s様の文章もそれほど分かりにくい文章になっているとも思えませんから根本的な基礎が無いのではなく長文になったときに構成や起承転結が難しいのだと思います。 わざと読みにくくする為に句読点を省いて書いてみました。次に句読点を入れます。 「読みやすい文章を書くのは、それほどむずかしくないはずですし、p-120s様の文章も、それほど分かりにくい文章になっているとも思えませんから、根本的な基礎が無いのではなく、長文になったときに構成や起承転結が難しいのだと思います。」 「てにおは」の部分で、なおかつ主部になる部分や述部になるところに句読点を挿入することにより、何から何を言いたいのか分かりやすくなります。 しかしこの文では、一文に主題がいくつも入っています。箇条書きにすると ・文章を書くのは難しくない ・p-120s様の文章もおかしくない ・だから根本の問題ではない これが1つの文章になっていて、文章そのものが何を言いたいのか分かり難くなってしまいます。 ですので、文章を分けて書きます。 「読みやすい文章を書くのは、それほどむずかしくないはずです。 p-120s様の文章も、それほど分かりにくい文章になっているとも思えません。ですので、根本的な基礎が無いのではなく、長文になったときに構成や起承転結が難しいのだと思います。」 これが基本になります。 この上で、長文になるような文章を書くときには ・結論を先に書くか、最後に書くか決めて文章全体の構成を決める ・あれ、それなどの代名詞はなるべく使わない ・要件や条件などの内容は箇条書きにする ・同じ言い回し、同じ単語、特に同じ接続詞(しかし・それからなど)は極力使用しない。 ・文章の内容が変わる場合(最後の結論のときなど)は文章の段落を必ず分ける。 良い文章だなとか、よい構成だなと思う文章に出会ったら、プリントアウトして、ここが導入部、ここが主部(一番言いたいこと)、述部(それに対応する理由など)、結論など、赤ペンなどで区分けをしてみてください。また「それ、これ」「しかし・ですから」などの接続詞も抜き出してみてください。 違和感の少ない文章は、このような構成がすっきり分かりやすい作りになっているはずです。 ちなみにこの文章は、最後に結論がある文章になります。
お礼
>長文になったときに構成や起承転結が難しいのだと思います。 なるほどです。詳しいご説明ありがとうございます。とても参考になるので、読み応えがあり、ありがたいです。 >違和感の少ない文章は、このような構成がすっきり分かりやすい作りになっているはずです。 なるほど、確かにおっしゃる通りな気がします。 本当にありがとうございました。
- suunan
- ベストアンサー率14% (224/1569)
あなたの質問の文面は格別おかしくはありませんよ。 構成が変だと思う文章を直接示さないと 問題点がわかりません。 句読点は言葉どうしの意味をより明確に示すために使います。 むやみに使うと意味が薄れるので使いどころを 見極めましょう。
お礼
提示しようと思ったのですが、自分でもよくわからなかったので、そのまま質問してしまいました。 >句読点は言葉どうしの意味をより明確に示すために使います。 むやみに使うと意味が薄れるので使いどころを 見極めましょう。 なるほど。そういうのもあるのですね。参考になります。 ありがとうございました。
- lirakko3g
- ベストアンサー率32% (252/769)
こちらのサイトがわかりやすいと思います。 参考にしてみてはどうでしょうか。 http://www.daily-essay.com/mokuji 新聞や雑誌のエッセイや小論文的なものをたくさん読んだり、ご自分でも(ブログや日記・手紙などで)文章を書く練習をしてみるといいと思います。
お礼
ありがとうございます。URL参考にさせて頂きます。
お礼
>文章というものは1列に書きますが、実際は「樹木構造」になっています。 >「読点」は「論理の整理」の役をするもので、決して「単なる外観のバランス」で打つものではありません。 なるほど・・・文章というのは深いですね。 本当にありがとうございました。