エルピーダのMSCB,下限転換価額509円について

質問

MSCBについて教えて下さい。
IR情報を読んでみたのですが、理解できません。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120081017074915.pdf
下限転換価額が509円とありますが、10月28日時点で509円を割り込んでいます。
野村は最低でも509円で転換しなければならないと言う事でしょうか？

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120081014069945.pdf
14ページの（6） 転換価額の修正の項目について。
省略して書きますが、
「決定日までの5連続取引日の株式会社東京証券取引所における当社普通株式の普通取引の毎日の終値の平均値の93％に相当する金額に修正される。」
と言う事は、509円以下でも転換されると理解して良いのでしょうか？

MSCBは悪だとネットで良く見ますが、全てのMSCBについて当てはまるんでしょうか？

回答No.1

rassi · ベストアンサー

私も勉強中で恐縮なのですが、

http://moneyzine.jp/article/detail/104670
>下限価格を20営業日連続で下回ると残存する全額をエルピーダが繰り上げ償還
ので、509円以上でないと転換しないどころか、取引がなしになるのではと思います。

http://www.risingsunsnext.jp/invest/kabudevil01.html

＞株式会社である以上、企業は株主のものであり、
＞会社は株主の利益を最大化するように勤めなければなりません。
＞しかし、このMSCBは企業に莫大な資金を与える代わりに、
＞既存株主に対して株価の暴落とEPSの希薄化をもたらす行為です。
資金を調達することで、長期的に会社が成長していけば良いのですが、
社債を株に転換さればら撒かれることで、短期的に１株の価値を下げ、
１株利益を下げることが、会社は株主の利益を最大化することに反し、
悪なのではと思います。

あとはこのあたりが詳しいのではないかと。
http://www15.ocn.ne.jp/~hiro-hmx/mscb.htm
http://hiro-hmx.seesaa.net/article/108307547.html

お礼

ご回答ありがとうございます。

http://www.risingsunsnext.jp/invest/kabudevil01.html
に”社債を株に転換し、ひたすら市場で売り叩く！”とありますが、これは間違っていそうですね。
転換する前の段階で株を借り、売りあびせる事によって株価を下げ、転換価額を下げ、取得できる株式数を増加させるという認識の方が正しい気がします。

http://www.elpida.com/ja/ir/message.html
上記に「下限転換価額509円、それを下回る水準で新株が発行されることはありません。」とあります。
エルピーダのIRを読み、下限転換価格が509円なのに、市場価格がそれ以下なのはどういう事？？という単純な疑問を持ちました。

この時期にMSCBを発行出来るエルピーダはどうなんだろう？
企業として強いのか？など色々素人ながら考えております。