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米大統領 当選するのはどちら?
単にアンケートを取るためのものではありません。どのように皆さんが考えるかを知りたいのです。 つい半年ぐらい前までは、民主党はヒラリー、共和党はジュリアーニで決まりと言われていました。日本のプロ野球だってセリーグは阪神で決まりと、9月までは言われていました。どうしてこんなに見通しと結果が違ってしまうのか。今までの経験からこうであればこうだろうとかなりの確率で言えていたものが、そうでなくなったのはなぜか、そういった視点を織り込んで、理由があるように思えるのです。 1.民主党オバマが勝つとして、その理由。 2.共和党マケインが勝つとして、その理由。 お願いします。
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既に三人の方々が書かれている通り、オバマ氏が圧倒的に有利と言われています。 しかし、現実に投票になってみると、結果は全く違うと言うこともある。 これがアメリカの摩訶不思議なところです。 事前のアンケ-トで10ポイント程度、オバマ氏がリードしていて、丁度互角かも知れません。 これは白人と黒人(非白人)の両方に言えることです。 (1) 白人の側からの裏切り いざ、投票となった時、素直に自分がこれまで思っていた通りに投票出来るか。 建前では皮膚の色なんか関係ない。 そう思って来た。 それはあくまでも《建前論》に過ぎません。 アメリカはこういう国であるべきであるという国是に個人として従って行けるかは別の問題。 多くの白人有権者にとって、今回が始めての黒人の立候補者です。 現在、オバマ支持を表明している人の中にかなりマケイン氏か棄権に回る人が出て来る。 (2) 非白人の側の有権者の裏切り 同じことは非白人系の有権者にも言える。 表には出て来なくても、裏側では買収は現実にあるはず。 (3) 投票所でのいろいろなプラスアルファー 現在は共和党の政権下にある。 いろいろな投票の妨害は起りうる。 一見合法的に扱っているように見えて、ちゃんと妨害。 こういう巧妙なことも起りうる。 ここ、アメリカには合法的な手段ではなく移民して来た人たちが実に多い。 殆どがメキシコ系。 彼らがスムースに投票出来るか、はなはだ疑問が多い。 (4) 結論 勝負は水物。 それと当日の天候も大きく左右する。 個人的にはオバマ氏が選ばれることを祈っている。 何故なら、アメリカは今変わらなければいけないからである。 日本と同じように。
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>つい半年ぐらい前までは、民主党はヒラリー、共和党はジュリアーニで決まりと言われていました。 多分勘違いだと思うのですが、それを言うなら「約1年前くらいまでは」でしょう。 それはともかく、 A. なぜ民主党大統領候補は、ヒラリー氏ではなくオバマ氏になったのか。 B. なぜ民主党大統領候補は、ジュリアーニ氏ではなくマケイン氏になったのか。 次いで、 C. オバマ氏、マケイン氏のどちらが勝つと予想するか を書いてみます。 A. ヒラリー氏は、女性初の大統領候補となる力は持っていたと思います。私見ですが、彼女の夫がビル・クリントン元大統領ではなかったら、大統領候補に、より近づいていたのではないでしょうか。というのは、ヒラリー氏支持者の女性はたくさんいましたが、逆に「ヒラリー嫌い」の有権者も多かったのです。その大きな理由は、大統領になるために「自分の夫の力を利用している」と見えてしまったことが挙げられると私は考えています。 民主党予備選における戦略としては、評論家が様々に評価していますがこれが参考になります。 http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080510-01.html 上記評論に少し付け加えますと、ヒラリー陣営は、 「大票田で大勝すれば、中小州を落としてもカバーできる」と考えたのでしょうが、実際には、大票田では勝ちはしたものの、大勝とまではいきませんでした。 例えば、 California(370)は、Clinton 52%(204)、Obama 43% (166) New York(232)は、Clinton 57%(139)、Obama 40% (93) この2州で得られた代議員数リードは、38+46=84にとどまったのです。(民主党の予備選を勝ち抜くためには、2,118人必要でした) 上記コラムに引用されている、「ヒラリー・クリントン氏が犯した5つのミス」のうち4、5をまとめて言えば、 「オバマ氏は強敵かもしれないが、最後に勝つのは自分だ」という驕りがあったため、細かな作戦を検討せずに予備選に突入した、ということになると思います。 B. なぜ民主党大統領候補は、ジュリアーニ氏ではなくマケイン氏になったのか。 こちらは簡単に。 ジュリアーニ氏の中絶容認の姿勢が宗教右派の反発を招いたからです。 選挙戦略としても、ジュリアーニ氏は大票田フロリダを取ることを優先して、予備選序盤の中小州に力を入れませんでした。そこでまったく代議員を獲得できず(共和党予備選は、民主党予備選の比例配分方式と違って勝者総取り方式です)、フロリダ予備選でもあっさり敗北。そこで撤退を余儀なくされました。 マケイン氏は、不人気のブッシュ大統領と距離を置いてきた「一匹狼」というのが最大の売りでした。イラク増派を強く主張していたのもマケイン氏。昨年と比較してイラク情勢が安定してきたのが増派の効果と受け止められてきたのも、彼にとっては追い風でした。 C. 「オバマ氏、マケイン氏のどちらが勝つか?」 ある、あると言われていたOctober Surpriseもどうやらないようですから、このままでいくとオバマ氏が勝つでしょう。 金融危機は、経済オンチを自認していたマケイン氏には逆風となりました。オバマ氏も経済にことさら強いというわけではなかったはずですが、救済法案をまとめるに際して右往左往していたマケイン氏と比較するとどっしりと構え、国民に対してパニックに陥らないように呼びかけるなど、大統領を任せても大丈夫、という印象を与えることに成功したと思います。 副大統領候補の人選については、もはや指摘するまでもありません。 これら、オバマ氏から見ると「敵失」ばかり挙げられますが、私はたとえそれらがなくてもオバマ氏はかなり優勢だったと思います。 ブッシュ不人気もさることながら、オバマ陣営が組織した草の根ネットワークは空前の規模と言われます。そしてインターネットを利用した小口献金の手段も非常に効果的でした。 最後に一言付け加えます。 オバマ氏は、初の黒人大統領候補として注目されていますが、私は黒人ということよりも、「ケニア人の父と米国人の母を持つ、いわば移民二世」が、大統領の座にまさに就こうとしていることに、アメリカ合衆国という国の懐の深さを感じます。これこそがアメリカン・ドリームではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 >多分勘違いだと思うのですが、それを言うなら「約1年前くらいまでは」でしょう。 そうでしたね。 >大統領になるために「自分の夫の力を利用している」と見えてしまったこと そうなんでしょうか?元々、クリントン自身が、ヒラリーの誘導によって大統領になれたという要素がかなりあったと言われていたと思います。自分の印象としては、ヒラリー自身の「相手を操作する能力の高さ」のようなものを多くの人が敬遠したということでは無いかと感じているのですが? >ジュリアーニ氏は大票田フロリダを取ることを優先して、予備選序盤の中小州に力を入れませんでした。、、、フロリダ予備選でもあっさり敗北。そこで撤退を余儀なくされました。 これ、自分も大変にびっくりしました。なぜなら、大統領選は、ある意味研究し尽くされ、このような戦略の誤りはありえないはずだからです。自分の印象は、マケインに当選させ、任期途中で健康上の不安により、ジュリアーニが副大統領として政権を支配するというものです。どう思われますか? >ブッシュ不人気もさることながら、オバマ陣営が組織した草の根ネットワークは空前の規模と言われます。そしてインターネットを利用した小口献金の手段も非常に効果的でした。 これ、すごいですね。非常に有効に働いている様子です。自分のサイトも、このようにきちんと有効に働けばいいのにと、改めて思っています。 >オバマ氏は、初の黒人大統領候補として注目されていますが、私は黒人ということよりも、「ケニア人の父と米国人の母を持つ、いわば移民二世」が、大統領の座にまさに就こうとしていることに、アメリカ合衆国という国の懐の深さを感じます。これこそがアメリカン・ドリームではないでしょうか。 そうですね。次期大統領を考える時、いつも思うのは、ブッシュが初当選した時です。日本重視をする共和党であり、「思いやりのある保守主義」と言う触れ込みだったように記憶しています。それが、911以来、最悪の大統領になってしまいました。そして、そうなる下地は、既に、レーガン時代から、クリントン時代を通じて、敷かれていたように考えます。今回の結果がどうなろうと、今までの経過を見て、ある意味、慎重に考えないといけないのだろうなと思っています。
- myrtille56
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AFPの調査でもオバマ氏が優勢のようです。
お礼
ありがとう。
- mat983
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1.民主党オバマが勝つとして、その理由。 今後3年間は金融危機が続きます。 マケイン氏の経済に対する認識は甘く信頼できません。 また副大統領候補のペイリンさんはとても危なく、プロの政治家とは言えないレベルです。 高齢のマケイン氏万が一の時、大統領になった場合に大変です。 一方オバマ氏は経済に対する感覚は鋭く安心できます。 2.共和党マケインが勝つとして、その理由 アメリカには根強い保守層が存在します。特に南部はそうです。 堕胎、同性愛などに対し強い拒否反応があります。 また、黒人大統領に拒否反応を示す層が相当います。 今の所オバマ氏優位ですが、前回の大統領選は接戦といわれながらブッシュ氏が圧勝しました。共和党は強いです。 予想は予想でしかなく、どうなるか分かりません。
お礼
ありがとうございます。 非常にオーソドックスな見方ですね。 結果は、来週明らかになります。楽しみですね。
お礼
ありがとうございます。 買収ですか。結構ありそうですね。マケインは、オバマ同様にゴールデンタイムの30分番組をテレビ局から勧められたのにそれを辞退したそうです。4億円ほどの出費ということですから、マケイン陣営でも十分に支払える金額だったはずなのに、どうしたのかと不思議だったのですが、そう言うことに関連があるのかも知れません。 >アメリカは今変わらなければいけないからである。 日本と同じように。 確かにそのとおりですね。最近は、何が正しくて何が悪かという判断に、ある意味、迷いがあり、自信をなくしています。現状では良くない、しかし、どうすればいいのか、自分自身ではなかなか判断がつきません。オバマさんも、どの程度のことが出来るのか、ある意味疑問です。でも、アフリカ諸国やアフリカ系の人たちに与える影響は大きいでしょうね。彼が、大統領になった時、どう、アフリカ諸国との外交をやっていくのか、とても興味深いと思っています。そして、アメリカ国内の黒人たちに対して、どんな政策をとっていくのか、とても難しいのだろうなと感じています。
補足
幾つか気にかかっていることがあります。 1.オバマさんはまだ国会議員一期目であり、その人が、4年前の民主党大会で演説をし、政治家としての演説のうまさに注目されたと言います。ただ、一年生議員がそう言った演説の機会を持ったと言うこと自体に、多少不自然さを感じます。 2.もし、4年前から、意識して、オバマさんを大統領候補として作っていくということが予定されていたのなら、大統領選本番で、彼を落選させると言う戦略も当時から練られていたはずです。それは、大統領選直前に、オバマさんに投票するなと言うサブリミナル効果を持ったテレビCMを多量に流す、または、単にそう言った効果のあるテレビ番組を多量に流すと言うことではないでしょうか?そして、世論調査と選挙結果との食い違いはブラットレー効果であると説明する。そのための、オバマさん担ぎ出しだったと考えることができるように思います。