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NEWSWEEK11月12日号の記事で分からない表現があったのですが
NEWSWEEK11月12日号の記事で分からない表現があったのですがどなたかお答えできる方が居ましたらよろしくお願いします。 ※以下記事内容一部抜粋-当該箇所・28p 題「ヨーロッパが夢から覚める日」 “金星からやってきたヨーロッパ人にとって、マケインは軍隊では解決不可能な地政学的問題を理解できない典型的な火星人、いやアメリカ人にみえる。” この部分の『金星』と『火星人』の言い回しが分からないのです。 以下、前後の文脈を記載しておきます。 What If McCain Wins? ヨーロッパが夢から覚める日 欧州のすべての希望を背負ったオバマは、その期待に応えられるのか 記者:デニス・マクシェーン(英労働党下院議員、元欧州担当相) もし共和党のジョン・マケイン上院議員が米大統領になったら絶望の波がヨーロッパ全土を襲うだろう。そう、民主党のバラク・オバマ上院議員はヨーロッパ選出の候補者でもある。 ジョージ・W・ブッシュ大統領と喜んで休暇を過ごしたニコラ・サルコジ仏大統領は、オバマが今夏にパリを訪れた際には盛んに2人で写真に納まり、大いに宣伝に利用したものだ。 英保守党の議員たちは、昨年の党大会でマケインを基調演説に招いたことなど忘れてしまったかのように、「オバマバッジ」をつけて噂話に花を咲かせている。アンゲラ・メルケル独首相率いるキリスト教民主同盟の党員たちは7月、ベルリンに20万人強の聴衆を集めた小浜の演説に詰めかけた。 ヨーロッパの左派にとって、オバマは救世主。一方のマケインは見当違いの候補者だ。インテル層は早い段階でマケインは不適格という合意に達し、政治週刊誌は表紙にオバマの写真を掲げてきた。もしオバマが負ければ、それが僅差であれ大差であれ、アメリカは正気を失ったとされるだろう。 マケインがアラスカ州のサラ・ペイリン知事を副大統領候補に選んだときから、ヨーロッパはマケインの大統領としての資質をあざ笑ってきた。欧州にもシルビオ・ベルルスコーニ伊首相など、知性より庶民的スローガンを売りにする大衆的な政治家があふれていることはまるで棚に上げている。 金星からやってきたヨーロッパ人にとって、マケインは軍隊では解決不可能な地政学的問題を理解できない典型的な火星人、いやアメリカ人にみえる。 その一方でヨーロッパは、幸福な未来へのすべての希望をオバマに託してきた。自らEU(欧州連合)の統合を推し進め、安全保障を強化したり、単一市場の障壁を除く努力をせずに、だ。
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- wiz0621
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金星は日没時に輝く一番星として知られており、古代よりほとんどの宗教や 占星学などで「美と平和の象徴」として知られています。 女性神であるヴィーナスやイシュタルの名前で呼ばれますよね。 一方火星は「軍神」として扱われています。古代宗教ではマルス(マーズ)や ネルガルといった、軍事力を象徴する神です。 つまり、ヨーロッパは平和を愛する。 アメリカは軍事力で解決すると言いたいんでしょう。 ・・・いろんな意味でどぎついジョークですね。
お礼
回答ありがとうございます。 西欧人にはこういう認識が身についているのでしょうか。この機会に今一度勉強して置きたいと思います。 >つまり、ヨーロッパは平和を愛する。 アメリカは軍事力で解決すると言いたいんでしょう。 >・・・いろんな意味でどぎついジョークですね。 (今回記事を書かれたイギリス(労働党)は“?”が付くにしても) やはりEU諸国の人々には今回もイラク戦争に巻き込まれたという意識があるのでしょうか(笑)