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プロ野球の選手会長はなぜセリーグばかりなのか
今回、新たにプロ野球選手会会長に阪神の新井選手が決定しました。それはそれで適任であれば構わないのですが、なぜ歴代の選手会長がセリーグからしか選出されないのか疑問に感じます。常識的にはセ・パ交代で選ばれるのが、組織的には最も問題ない選出方法だと思うのです。人気があると言えども常にセリーグ偏重とも言える選出は、プロ野球界及び選手会の公正な発展に寄与しないと思うのです。 以前の近鉄問題で揺れた球界もセリーグ偏重から修正し、メジャーリーグのようなMLB全体の繁栄を目指す発想と現実を学んだはずですが、小さなこととはいえ、また近鉄問題以前の日本プロ野球に揺り戻しが来た感さえします。また、パリーグ側からも何も問題提起しないことも問題だと思うのです。あまりにもセリーグの発言権が大きいのでしょうか。依然としてマスコミを意識してのことでしょうか。
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選手会会長がセになる理由は大変複雑で歴史 球団経営 NPB などとの関連より決まるようですが 私の主観を書くと 1選手会労働組合なので交渉相手の経営側のオーナー会議に発言の強い 選手を会長に選びます 2交渉事項は試合数 最低賃金 年金 FAなど選手の待遇で年棒以外のことになります (年棒は球団と個人) 2会長はその選手の資質 所属球団 等により決まります、 3球団とNPBの関係では、黒字球団(セリーグ)が発言力が強い http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83%E9%81%B8%E6%89%8B%E4%BC%9A 4選手の年金等の厚生費用は、さまざまな収入より出されますが 黒字球団からの収入、放映権料(セが多い)が多くしたがって(セ) の発言力が強くなる 5球団NPBの経営収支はブラックボックスですが、黒字は(セ)赤字 は(パ)というのが定説となっています、選手の福利厚生は(セ)の 恩恵で成り 立っているのが、現状です つまり、黒字球団の選手ほど発言力があり、(パ)の選手は(セ)の 人気におんぶにだっこのため発言力が弱いのが、会長選出に微妙に 影響しているものと思われます、今後、経営的にセパがきっこうしてくれば、会長は交互になるでしょう、今がこの過渡期なのでしょう 次期会長は(パ)になるでしょう
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- mackid
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楽天・ライブドアの参加問題、ダイエーの身売りや幹部の不祥事とそれにまつわる小久保や井口の移籍問題、西武の身売りの噂など、近年パリーグの選手の身分に関する問題が多かった事と、セリーグよりもパリーグからFAなどで移籍する選手が多いため、パリーグから会長を出し辛かったのかも知れませんね。 それに機構の事務局は東京にありますが、パリーグには東京に本拠地を置く球団がなく(千葉はあるものの所沢は遠い)、一方でセリーグは巨人とヤクルトが東京にあって横浜もあるため、阪神、中日、広島の選手なども遠征の際に機構に立ち寄って打ち合わせがしやすいという事もあるのかも知れません。
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回答ありがとうございました。 プロ野球界も東京に一極集中なのですね。東京に事務局があるというのは利便性からいってやりやすいことは確かです。しかし西武、ロッテにしても東京圏ですのでそんなに不便とは思われないのですが。新井新会長にしても関西圏ですから、所属する球団の所在地はそれほどハンディキャップにはならないような気がします。プロ野球コミッショナーがもっと権限と使命感、公平観があれば、パリーグからも選手会長出すことに意見を出してよさそうなものですが、ややお飾り的な存在ではそこまで発言しないでしょうね。 問題を先送りしてきた過去のコミッショナーの責任と、ひいては日本プロ野球機構の安逸をむさぼってきた責任も重いと思います。
たまたま、だと思います! 現会長の宮本慎也会長は、早くから模索して新井に打診していたらしいです! 副会長の中では、阪神の新井と巨人の高橋由が候補だったようです! 常に会長が、時期の新会長を副会長の中から選んでるので、 いずれはパシフィックの人も選ばれると思いますよ!
お礼
回答ありがとうございました。 私は、選手会が発足以来、セリーグからでしか選ばれていない現実をみた場合、けっしてたまたまではないと思うのです。経営者側と選手の待遇や厚生問題を扱うのですから、パーリーグの選手は最初から腰が引けているような気がしてなりません。何か人に言えぬコンプレックスがあって、セリーグより人気がなく球団が赤字経営で、セリーグにおんぶにだっこ状態が続いていれば、自ら選手会長を名乗り出るパリーグの選手はいないのじゃないかと思えてきました。セリーグ側もそんなパリーグ側の状況や選手心理を配慮して、あえて選出しないのかも知れません。 仮にそうだとすれば、球団経営の苦しいパリーグの選手を基準にすることこそ、選手会全体の底上げが図られ、プロ野球全体の発展に貢献し、問題点が浮き彫りされ、より現実的な交渉が可能になると考えてほしいものです。経営者側は交渉のプロが揃っているはずです。へたすると経営者側に丸め込まれ、まともな反論ができていないのではないかと思うようになりました。正攻法が通じるのか、交渉の戦略はどうすればよいのか等々を考えると、選手だけで対抗できるものではありませんが、会長資質こそ最大の武器だと思うのですが…。
- zorro
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改選時に人望の厚い人の所属チームがたまたまセリーグ・・・ということです。輪番制にしたとしても人材がなければ意味のないことです。
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回答ありがとうございました。 人望の厚い人がセリーグに固まっていたとは考えにくいですね。確かに会長となる以上、人望はもちろんのこと人格、識見、経験、選手としての能力などトータルで選考され、これらの要素が選出基準になっていれば問題はないのですが、何かパーリーグから選んではいけない不文律があるような気がしてなりません。それは思う以上に高い壁になっているかも知れませんね。 年金を含めて選手の待遇を改善していくためには、人気、球団経営ともセリーグに拮抗しなければ、たとえ会長にふさわしいパリーグの選手がいても、セリーグ側からの圧力と抵抗があり会長として認めてはならないという了解事項になっている気がします。私はこうゆう不条理が続いている以上、社会を揺るがした近鉄問題から何を学習したのか疑問に思わざるを得ません。ただし、ヤクルトの古田選手はまさに会長にふさわしい活躍でした。社会性があり、いわゆる野球バカから遠い存在でした。
お礼
回答ありがとうございました。 選手会長が選手間で黒字球団から出そうとするのは、黒字が背景にあるだけに発言権が強くなるのは、よく理解できます。黒字や人気が先行し会長たる資質が二の次で、資質が特段なくとも選ばれてしまうというのは、たとえ現実がそうであれ、何か虚しいですね。しかも、以前、広島カープの正田選手が会長に選ばれた過去の経緯がありますが、広島は依然として確か赤字球団のはずです。パリーグがセリーグの人気におんぶにだっこのみならず、セの赤字球団もセの人気に依存しているとも言えます。 仮にパリーグから選手会長が選ばれたと仮定した場合、会長としての人格、能力が長けていても経営側を相手に交渉の席に臨んでも、赤字球団のくせにという何か人をバカにしたような態度をとられ、当初から交渉がうまくいかない結果さえ想定されます。そんな大人気ない島国根性が幅を利かせているかと思うと、プロ野球の健全な発展は程遠いなあと思うのです。思い過ごしであればよいのですが…。