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標本抽出による推定
標本抽出による推定 サンプルを見て推測するときの計算方法についての質問です。 例え話で、 大分県の人口を120万人とします。 2000人(適切に抽出できたとします)に対して「好きなプロ野球球団は?」というアンケートをとったら、 520人が巨人 480人が阪神 1000人がその他 だったとします。 この時、「X%の確率で大分県民には阪神ファンより巨人ファンの方が多い」というときのXの計算方法が知りたいです。 様々なサイトを眺めているのですが、こういう視点で計算しているものを見つけられません。 ピントがずれているのでしょうか? よろしくお願いします。
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>ピントがずれているのでしょうか? ピントではなく、方法が間違っています。そして、統計学では、この問題は出ません。例題としても不適です。「どこが間違いでしょう」なんぞの嫌味なものなら、成立しますが。 この類の問題は、統計学では、推計学を使います。推計学は、確率から推定するのです。が、ご質問のアンケートでは、1回コッキリ。これは、確率ではなく、確定。これだけのデータでは、誰がしても、「巨人が多い」。一人でも多ければ、多い、と断言できます。 しかし、この結論は誤りかもしれません。別の人が調査をすれば、2000人を全く同じにするのは、実際的には不可能。同じ人が対象でなければ、結果は違ってくるかもしれません。 したがって、2000人対象(人数にこだわる必要は無い)のアンケートを少なくとも3回実施し、多重比較(巨人、阪神、その他、の3群なので)をするというのが、妥当です。
お礼
アドバイスありがとうございます。 統計の本を何冊か眺めてみました。 考え方としては逆に、信頼度(通常95%)を設定して、「巨人ファンが多い」という 仮説が成立するかしないかを計算するような流れになるのですね。 もう少し勉強してみます。