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犬も食わない夫婦喧嘩を息子に食わせる母親(長文)
閲覧していただきまして、ありがとうございます。 当方、20代半ばの男です。 離れて暮らす母親について悩みがあります。 たまに実家に帰省すると、ほぼ毎回母が私を捕まえては自分の夫(つまり私の父)の愚痴を延々と喋ります。 例えば、 1.脱いだものは脱ぎっぱなしで脱衣カゴに入れなくてムカつく とか、 2.休みの日は何をするにも『母さん、母さん』と呼ばれて自分の事が出来ない とか、 3.呼んでからすぐ対応しないと怒り出して手がつけられない などなど。 正直3番の怒りっぽいのは私も問題だとは思いますが、 他はまぁ、どこの夫婦にも似たような事はあるんじゃないかなぁと思います。 (手がつけられないとは申せ、父は母に一度も手を挙げた事はないです。) そして、どんな対応をしても結局私が割りを食う結果になって困っているのです。 例えば、私から父親に文句の一つも言おうとすると、 「そんなことしたら、お父さんの機嫌が悪くなるし、私がたきつけたのがバレる。(私が)帰った後が怖い。」 と尻込みします。 だからといって話を聞き流していると、 「ちょっと!ちゃんと聞いてるの!?」 と母がイライラして機嫌が悪くなります。 また、建設的な提案(家族会議で父親に穏便にお願いをする。等)をした場合、 「そこまでするつもりはない、ただ愚痴を聞いて欲しいだけ。」 といわれてしまいます。 正直な話、いつ終わるともない悪口をただ延々と聞かされるのは気持ちが良いものではありません。 たまに帰省したときくらい笑顔で会って笑顔で別れたいのです。 しかし母はたまに私が来ると、ここぞとばかりに溜め込んだ鬱憤を吐き出しているように感じます。 私には他にも兄弟がおり、弟はまだ実家に暮らしているのですが、 母は弟にはあまり愚痴をこぼさないようです。 なんでも、「親身になって聞いてくれないから」との事。 (暗に私をストレスのはけ口役にしたがっているのかも知れません。) 似たような境遇にある方はいらっしゃいますでしょうか? また、こういう困った方の対処法を教えていただけると幸いです。
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建設的な意見を必要としない愚痴は、キツイですね。 20代半ばの息子さんがいる母親と言えば、若くて40代後半、ともすれば50代という所ですよね。 残念だけど、その年齢の夫婦の習慣化した日常を変えることは難しい。 お母様はその現実をよくご存知のはずです。 かと言って、この状況が悪化するのは避けたい。 現状維持のままでいたい、いなければならない、だからこそのアドバイス不要の姿勢。 実は質問者様とわたしは同じ立場です。 わたしだけ、いつも愚痴られていました。 兄弟いますが、そこまでアケスケには話さないようです。 弟さんは避けてらっしゃるようですが、母親が愚痴を言ってくれるわたしを兄弟は羨ましいと思っているようです。 かなり前ですが、車を運転中に、 「アンタはうんうんって聞いてればいいのよっ!」って言われました。 本人は振り返って、病気のせいにしていますが、密室で愚痴られる状況は苦痛でしかありません。 アドバイス不要なのに言い続ける愚痴は、本人があえて現状にとどまらなければならないと解っているからです。 この状態は嫌だけど、どこか他に行くことも逃げることもできない。 仕方なしに、そこにいるのです。 矛盾してますよね。 相手は変わろうとしていない。 愚痴さえ聞いてもらえばいい。 質問者様は悩んでいる。 ならば、質問者様自身が変わればいいのです。 何度か解答欄に書き込ませて頂いていますが、相手の言動は自分が引き出しているのです。 愚痴を聞きたくないと言いつつ、 "たまに実家に帰省すると、ほぼ毎回母が私を捕まえては自分の夫(つまり私の父)の愚痴を延々と喋ります。" なぜ延々と聞くのですか? わたしの場合は、自分の話しを母に聞いて欲しくて買い物に付き合ったり、家に訪問していたのですが、それ以上に母が愚痴るので、自分が話せるまで相手をしていました。 でも自分が話しを聞いてもらってスッキリするより、母の愚痴のほうが多かった。 これでは割りに合いません。 だからストレスに感じた。 母親以外にも友人や同僚に同じようなキツイ応対をされたのですが、外見が穏やかそうに見えるので、何を言っても怒らないと思われていたようです。 ひどい応対をする人には、ご自分がいかに傷ついているかを気づかせる必要があるのです。 子供だから母親に愛して欲しい。 愚痴を聞くのは、聞くことで相手に自分を必要としてくれる状況を作り出している、とも言えます。 弟さんよりは、自分を必要としてくれることで、ご自分の存在価値を高める材料にしていませんか? しかしアドバイス不要の愚痴はエネルギーを使う。 対処の方法は ●長い時間一緒にいない。 ●自分が聞ける状態の時だけ聞く。 1カ月に1回1時間あって疲れるなら、2ヵ月に1回の頻度、3ヵ月に一回の頻度に変える。 ●愚痴は聞きたくないと言う。 「聞きたくない」とキッパリ言うとシャッターを閉めた店のようになるので、「お父さんの話しを聞いていると、すごく疲れる。」「父親の愚痴は自分の悪口言われている気がする。」など逃げ口実を考える。 ●母親に期待しない。 確かに笑顔で迎えて欲しい、笑顔で送り出して欲しい、そのお気持ちはわかります。 でも、それは質問者様の勝手な思いでしかありませんね。 誰かに期待をして、その期待通りの言動を得られないとショックを受けてしまいます。 それなら最初から期待しないほうがいい。 逆に自らがお母様を喜ばせるように気遣ったほうがいい。 同居している弟さんには現実を見られていて、結構愚痴りながらも仲良くやっているから、現状を知らない質問者様に全面的に味方して欲しくて愚痴っているかもしれません。 お母様が笑顔になる話題は何ですか? 愚痴を言い始めたら、話題を変えてしまいましょう。
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- nono4021
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私も母の愚痴を聞かされていました。 あるとき、母にとって父の行動に許せない事があり、それが浮気なのではないかと悩み離婚寸前まで行ってしまったことがあります。その時に気分転換に、と母を誘い温泉へ一泊しましたが、今でも行ったことを後悔しています。 寝かせない勢いで、父親の悪口でした。 私はいい歳をしてるので、どちらへもある程度客観的に見ていたので、余計に母の愚痴に閉口してしまいました。 この温泉の時以来、母への気持ちは一線引いた感じになってしまいました。 この夫婦喧嘩、誤解を解くのに、数ヶ月の間、長女の私はとっても利用され(頼っていると書けばキレイですが、私は利用された感があります)非常に疲れました。妊娠、出産、新生児の育児をしていたのに心穏やかに過ごせなかった事が今でも少々悔しいです。 なので、必要以上に両親(母)を頼らない、話をしない、目を合わさない、一緒の時間を過ごさない、事にしました。 愚痴は今は殆ど聞きません。 まぁ、母も誤解だって事が分かり、父を許容することを覚えたのだと思いますが。 かといって、私は母が嫌いな訳じゃありません。 唯一の母親ですし、感謝もありますし、肉親の愛情はあります。 ただ、感情的にべったりした母子の関係はもう終わりにしたのです。 質問者様も、お母様に「ちょっと聞いてるの??」と言われたら、「う~ん、あんまり…」でいいのではないですか?優しさにおんぶされると、いくら子であってもうんざりですよ。 逆に言えば、お母様はお父様に感謝することを忘れるほど、幸せなのかもしれませんね。ありがたみをもっと気付かさせるような返答はどうでしょうか。 そんな事を言う暇を与えてくれるオヤジに感謝しなよ、と。 仮に借金亭主だったら、その歳でフルタイムで肉体労働かもしれないぜ?と…。
お礼
ご回答ありがとうございます。 回答者様の仰るとおり、母は随分恵まれていると思います。 私としてもちょっと母親に嫌気が差し始めていますので、 自分のためにも母に恵まれている事を気づかせる努力をしてみます。
- lemon567
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こんにちは。 解決策をいえない、グチは、本当につかれますよね。 そこで、このサイトを教えてあげたらいかがでしょうか。 そういう不満が、そこらじゅうにあって、みんな同じ悩みをもっているということがわかると、お母様も悩みが少し薄れると思います。 他の人の似たような悩みをみて、一緒に笑い飛ばしてしまうとか。 「うちと一緒~!」とか、あって、笑えると思います。 実は、私も、母にこのサイトを紹介しました。 今まで、パソコンのローマ字入力もままならなかったのですが、いろんな悩みをみると、回答してあげたくなるようで、すごくはまっていました。 パソコンの使い方を教えてあげて、新たな楽しみにもなると思いますし。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >そこで、このサイトを教えてあげたらいかがでしょうか。 うーん…、母の場合自分と同じ人を見つけて苦労を分かち合う事より、 自分だけがかわいそうで特別なんだと思いたいところがあるので…。 他の誰かがどんな苦労をしてても案外、 『あっそう』 で終わらせそうな気がします(汗
40代女性です。 私もそういう母親を持っています。 連日、母親問題で回答してるんですが・・・(笑) お気付きの通り、あなたはストレス発散の相手にされてます。 どうすればいいのか。 答えは簡単です。 「オレだって仕事してるし、ストレスを癒しに実家に帰ってるんだから。グチばっかりじゃ嫌になるよ・・・」 とぼやきましょう。 つまり、「このままじゃお母さんのこと嫌いになるかも・・」ということをチラつかせればいいのです。 「実家に帰れなくなるなあ・・・」 なんて言ったら驚くと思いますよ。 女ってね、「自分が強気で出られる相手に対してストレスをぶちまけて」生きてるもんなんですよ。 私も女なんですが、主婦同士でも、友達関係でも基本はそれです。 気の弱い者が、強い者のグチを聞かされるんです。 「この人はグチを聞かせても自分を突き放したりしない」 と思うから遠慮せずに言える。 つまり 「自分はこの人に好かれている、頼りにされている」という確信があるんですよ。 グチを言うとすっきりしますからね。 あれだけ悪く言った相手ともうまく付き合えます。 お母さんの場合は「お父さんと離婚問題に発展するような大喧嘩をせずに暮らしていける」というわけです。 ちなみに「その場にいない相手の悪口を言ってストレスを発散する」のが女なんで。 余計なことかもしれませんが、あなたに対する不満はお父さんに愚痴ってると思いますよ。(笑)
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにたまには私が愚痴って母にわからせる必要がありますね。 >女ってね、「自分が強気で出られる相手に対してストレスをぶちまけて」生きてるもんなんですよ。 だから父本人には何も言わないのか、と納得しました。 私の居ない所で父に愚痴られようとも、 ちょっとだけ強気に反抗してみようと思います(苦笑
まずタイトルからして てっきりお嫁さんかと思いました 貴方は20代半ばの男性ですね お母さんが甘えて貴方に 頼っているんだね しっかりした息子さんだね 優しいんだね 母のストレスが愚痴になるんだね お母様は趣味や友達が いないの? 1 発散の場を与えるか 2 聞いてもスルーするか 3 そんなに嫌なら別居しろとか いずれ お母さんが自分で解決 する問題でしょう 息子に心配かけてどうする? 貴方は反面教師にすること
お礼
ご回答ありがとうございます。 他の回答者様のお礼にも書きましたが、 なんだかんだ言っても母が一番興味があるのは、 どうやら父の動向のようです。 他に趣味がないわけでも、友達が居ないわけでもないのですが。 察するに母は友達の中では夫婦や家族の問題を秘匿にしているようです。 で、外では友達の愚痴を聞く、と。 うまいことスルーする様に心がけます。
- mintmiko
- ベストアンサー率21% (128/605)
当方20代半ばです。 私の場合は、祖母が愚痴を言う感じです。 そして、祖母に、 とりあえず素直に『今は忙しいからまた後で。』と言ったり。 『そうなんだ、大変なんだね。まぁ、お母さんも忙しい人だから、 気にしないであげてよ。』と言ったり。 私が最近読んだ本には、あえて言ってることを大げさに肯定してみるといいと書いてありました。 たとえば『靴下脱ぎっぱなしとか、だらしない。どうしようもない父親だね。』とか。 『お母さんがいないと、何にも出来ないんだね。』とか。 お父さんは、酷い人と、大げさに表現すると、お母さんはお父さんをかばうようになるかもしれません。 「いいところもあるわ!」というかもしれませんし、「でも、仕事して働いてくれてるから!」というかもしれません。 以外と、肯定してもらえるだけで、鬱憤は晴らしてもらえるみたいです。 まさしく、聞いてわかって欲しいだけ。 でも、それが質問者さんにとって苦痛だったら。 素直に「帰ってくるたび父親の文句聞かされても、気持ちが滅入るから、なんか別の楽しい話しようよ。」と話を振ってみる。とか。 とにかく、お母さんのストレスを上手く発散できればいいのですが。 貴方が心のよりどころになっていることは確かです。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに大げさに肯定してあげられれば良いのですが、 自分も仕事をもち、稼ぐようになり、 父の苦労がわかるようになったので一概に父を悪者に出来ない自分が居ます。 私という人身御供のお陰か、 今のところ母のストレスは上手く発散できているようです。 他に興味のある何かが見つかれば良いのですが、 なんだかんだといって母にとって一番興味があるのは自分の夫の一挙手一投足のようです…。
- genki-mama
- ベストアンサー率26% (334/1267)
ご苦労がよくわかります。 母親も『娘に甘えるほど歳をとった』ということでしょうね。・・ ふうん、そうなの。父さんって昔からそうだったっけ?などと、上手に言葉を合わせてあげて、『ボランティア』だと思って付き合って差し上げては?それだけ、『あなたになら、分かってもらえる』と『信頼』されている証拠なのですから・・。ただ、アナタにとっては父親の悪口を聞かされるのですから、どうしても聞きたくないとお思いになることもあるでしょう。だったら・・ 例えば、子供でもそうですよね。クラスでいじめにあっている、と家で打ち明けた途端、何ですって!?と顔色を変えて学校の教諭に怒鳴り込むような親なら、こどもだって困ります。いじめがひどくなるかもしれないのに・・。などという子供の事情はそっちのけなのですから。 それと同様に、あなたも有無を言わさず、『ちょっとお父さん!どういうこと!?母さん困ってるじゃないの』と速攻で娘として父に説教してやりなさい。それを繰り返すと、母さんも『この人に言うのはちょっと要注意だぞ。こちらの都合も配慮せず、サッサと行動してしまうからなあ・・』となるはずです。 もちろん、『帰った後が怖いから父さんには言わないでって言ったじゃない』などとお母さんと険悪になるかもしれません。でも『だってそれじゃあ母さんがかわいそう過ぎる。父さんひどすぎるもの。』とか、『帰った後が怖いなんて言ってないで、母さんも父さんとちゃんと話し合ったいいと思うわよ。母さんが我慢しすぎるから、父さんが増長するのよきっと』って、娘としての『大義名分』をかざしてやりなさい。いじめを教師に怒鳴り込み『アナタのためよ』と振りかざす親のように。 どんな人付き合いにも言えることかもしれませんが、困った相手にまで『八方美人』で居るのは辛いですよ。時には発火までいかずとも、火花を散らしてでも、上手に距離を置くのがベストかと。 愚痴を聞かされるのが嫌だから行かない。とかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は娘ではなく息子なのですが、 甘えられているという事実に変わりないです。 語気を荒げて父を詰問する事が出来れば楽なのですが、 お互い『対男』の会話になると口より先に手が出てしまうタチなので、 どちらも無傷で終わる事はなさそうです。 回答者様のアドバイスを踏まえ、 距離を置き始めるが吉かなと思いました。
世の中、いずこも似たようなもんですね。 長男で、母親に可愛がられた私は、父母が不仲という背景もあってか 物心ついて「から、よく母の愚痴をきかされて育ったものです。 もちろん、子供心に父母の不仲を言い募る内容の母の言説に耳を 傾けるのは嫌でした。 とはいえ、母は、語っているうちに私の相槌が途絶えると、今度は 「聞いてないなら、いい。」とふてくされるものだから、気の弱い私は いつでも母の機嫌をとってばかりいました。 親不孝といわれるのが、なぜか後ろ暗く意に染まなくても私が聞いて やらないとはけ口はどこにもないとわかっていたので、仕方なしに聞いて いたのが習慣化したのですね。 それに対して母は「お前は本当にやさしい子だねぇ」といつも満足そうな 口ぶりでつぶやくのですが、それが実は息子に対して深い部分で心を 歪める拘束になっていたとは本人も気がつかなかったようです。 思春期の頃には、どうもオカシイのではないかと思い始めました。 母の愚痴を聞くのは自分でなく、父であるべきだ。 そういう思いがつよくなってきたのです。もちろん愚痴の内容が父自身に むけられていれば尚のことです。 なぜ、正面きってむきあえないのか・・・というか、いくども正面きって 向き合うたびに、大喧嘩になって父はモノを投げ、母は怯えて泣き叫び 影で父を呪うようにいつ終わるともなく長い呪詛のような愚痴を連ねる。 いつも、喧嘩の原因は、お金の話。 それも、きまって母は入り婿を向かえ実家を継いだ母の姉の家計と 自分のそれとを見比べ、「姉ちゃんはいい。それに引き換えうちは何も ない。」そういうことを言い募るわけです。 普通の男なら自分の稼ぎのなさをストレートに批判されているようで面白く ない。けれど、母には早くに亡くした父の遺産を相続放棄させられた恨みが あって、それをいつまでも恨みがましく言っているにすぎないのだが 父にしてみれば、その昔、司法試験をうけるつもりだといって結婚した 父が一向に弁護士になろうとしない約束の反故を責めているかのように 聞こえて面白くない。 とにかく、父と母は性格も家庭環境も価値観も金銭感覚も根本のところで 食い違っていて、なんでこの二人が夫婦になったのか・・・子供心にも 不思議でした。 とにかく、夫婦というのは、性格があわなくて当然。 しかし、結婚した以上はムリしてでも仲良くすべきだ・・・そういうふうに 考えてきました。 夫婦は、義務として仲良くくらすべき・・・それが私の親から得た結婚観でした。 ですから、父も母も「努力怠って、子供に甘えているんだ」と思い込んできました。 しかし、そういう考え方が実に浅はかなものであったということに、自分自身が 結婚して夫婦の不和に悩む段階ではじめて気がつくのです。 私は、確かに母の愚痴を聞きながら育った。だから、自分ばかりは決して 父のように「妻に愚痴をいわせるような男」にだけはなるまい。 そう決めていました。 母の愚痴は主に「経済面金銭面の不満」だったから、私はサラリーマンとして 出世して給料を増やして経済的に不安のない状況にしよう。同時に父は 勉強してはいたもののそれを収入につなげられなかったから、私は仕事に 役立つ勉強を思い切りやって自己投資もしてきた。 けれど、知らない間に、妻は私に不満ばかりをぶつけるようになり、私も 自分の努力を一向に評価してくれない妻から心が離れ、むしろ仕事仲間の 女性から「あなたは、普通のサラリーマンとは思えないほどさまざまなことを 学んでいるのね」などとおだてらると、いい気になっていました。 質問者さまに、今ここで申し上げたいことは、 お母様がいう愚痴は、失礼ながら質問者さまのご両親の結婚の失敗の結果 であるということです。 実は、世の中には、相性のいい夫婦、仲のいい夫婦というものがいるのです。 ご親戚の中にもすべての夫婦が喧嘩ばかり愚痴ばかりではないはずです。 本来、恋愛というものを幾度も重ねて結婚していたら、夫婦というものは もっと相性のいいもの同士があつまって、許しあって支えあって暮らせるはず なのだと思います。 でも、夫婦仲の芳しくない夫婦の間で育った子は、夫婦の理想形や、あたたかい 家庭というものをTVドラマのつくりごと(最近では不仲のほうがリアルであるかの ように作られている)でしか知りません。 私は、20年妻と諍いを繰り返し、気がつけば父母とそっくりの夫婦関係をつくり だしていました。 母が、自分の青春や人生を父と暮らしたことで二度ととりもどせないと嘆いたように (確かに母は意識してか自分の人生を失敗だったと嘆いていたのですね) 妻は、私を自分の思い通りに変えることばかりを言い続け、結局性格の不一致を 私が性格を矯正することでしか解決しえないと主張しました。 まわりくどい表現になりましたが、お母様の愚痴はある意味でカウンセリング。 もっと言えば心理療法士の治療。お母様は苦悩を語ることで癒されたいのだと 思います。 本当は、経済的事情が許せば、離婚すべきなのかもしれません。 人は我慢するために結婚するわけでもなければ、精神修養の場でもありません。 ひとえに子育ての喜びだけが、不仲の夫婦の緩衝材であったりするのですが 子育ても子供が思春期を過ぎれば、親の心を離れていく。 とはいえ、夫婦が向き合うことをさけてきた場合はいつまでたっても緩衝材で ある子供に依存するわけです。 それは、結果的に息子の夫婦関係を毀損するまでの悪影響を与えます。 質問者さま自身お気づきでしょうが、30歳にもなって母親の愚痴、それも父親に 対する愚痴を聞くこと自体、もう立派なマザコンの一種ですよ。 母子関係がかなり濃密。 親をあるところで断ち切らないと、息子自身が円満な家庭を築けないとおもうのですが いかがでしょう。 弟さんが賢く切り捨てたように早く母親の依存を断ち切らないと、いつまでも質問者 さまがお母様の「夫代わり」をやらされます。 それは、老後二人きりで向き合ってもういちど老後の夫婦の絆をつよめていくべき ご両親にとっても「邪魔」なことなのではないでしょうか。 おっしゃるように、家族は愚痴を言い合う場ではないです。 愚痴をいってばかりでは誰もよりつかなる。そういうことをわからせた ほうがいいかもしれません。 家族は、仲良く明るい話ができたほうがいいのです。そうですよね。 そのためには、根本が「相性がいい」ことが必要なのです。 愚痴は相性の溝を広げるだけです。 根本は、感謝。尊敬。そういうことです。質問者さまは、お母様に 感謝と尊敬の念を抱いているから、お母様にはあなたとの関係が ここちよいのだと思います。 お父様に感謝してお父様を信頼することができれば、息子に愚痴 をいう必要もなくなるのですがねぇ。
お礼
丁寧にご回答してくださいまして、ありがとうございます。 思えば私の父も出世を優先するあまり家庭を省みず、 大事な事を話し合う事も無く今日に至った気がします。 回答者様のコメントを読み、ふと思い出しました。 結果として安定した収入があり、金銭面で苦労した事はないと記憶しております。 (母の内助の功も勿論ありますが…) 私自身マザコンの気はないと思っておりましたが、 世間様からすれば私の感覚は大分ずれているでしょうからアテにはなりませんね。 私が母の夫代わりをしないですむよう、 母には子離れを、父には母と向き合うよう努力させようと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >たまに実家に帰省すると、ほぼ毎回母が私を捕まえては自分の夫(つまり私の父)の愚痴を延々と喋ります。 なぜ延々と聞くのですか? お恥ずかしい話ですが、自分は話下手でついつい聞き手にまわってしまうのです。 母は黙って聞いてくれる私に愚痴を吐くのが好きなのでしょう。 喋りは自分の苦手分野なので、うまいこと話を変える事が出来ないかも知れません。 ですから実家に帰省する頻度を少し下げようと思います。